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えむ5678さんComments
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平成25年は干支では「癸巳」であるが、干支の意味とこれまでの巳年相場を振り返り、本年の相場見通しを述べてみたい。
まず、干支でいう「癸」は陰性の水で寒中や雨露・霜・雪などに例えられ、「巳」は初夏を表し、それ自身ではまさしく蛇を意味する。月は陰暦4月、方位は南南東である。西洋暦では蛇は3月、蛇の登場によりそれまでの陰気が後退して陽気となり、万物が美しく姿を変えていくと言われている。
また、日本では、蛇は水神様とされ、縄文時代においては豊作のシンボルとされている。縄文土器に蛇のとぐろを巻いた紋様はこれを表しており、また、鏡餅もとぐろを巻く蛇を模したもので、本来はお供えではなく祖神の造形物であるとの見方もあり、縁起物とされている。
干支から見た本年の予想は、過去20年間のデフレ経済を支配してきた陰気が、日銀の超金融緩和政策で市場に潤沢な資金が供給されることにより徐々に取り払われて4月頃からは陽気に変わり、年間を通して見れば実りの多い年(豊作)となるというシナリオが描ける。
一方、これまでの巳年相場(東証立会開始以降5回)を振り返ってみよう。
1.1953年・・・3月スターリン暴落、7月朝鮮戦争休戦(年初比較+3.6%)
2.1965年・・・1月証券保有組合発足、5月山一証券他19社に日銀特融、7月国債発行断行、大納会年間高値(同+15.5%)
3.1977年・・・2月円高進行で下落、7月総理デノミ発言で上昇、9月年間高値(同ー2.7%)
4.1989年・・・株価指数先物取引、オプション取引開始、日経平均上昇幅過去最高、大納会年間高値で38,915円を記録(同+28.7%)
5.2001年・・・iITバブル相場崩壊、外国人投資家シェア52%に(同-23.0%)
過去5回のうち大幅下落となったのはITバブル後の2001年のみ、他は年間上下波乱はあるものの総じて大納会にかけては上昇するパターンとなっている。また、直近の2回は経済状況を反映して大きく変動している。
本年は新政権がデフレ脱却を旗印に「2%のインフレーターゲット」を推進するため未曾有の超金融緩和と財政出動を名言しており、「デフレ脱却元年」として1989年型の相場となる公算が高そうな気がする。折から歌会始のお題が「立」であることも何かを暗示しているようである。