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2022年08月20日
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テーマ: 実習(23)
カテゴリ: 病院
今月から社会福祉士の実習生を受け入れるので、先週から受け入れに向けての準備を行いました



社会福祉士の病院実習を受けるに当たり、受け入れ直前にどんな準備が行われるかを紹介しようと思います



0.病院の承諾

まず大前提として、実習を受けるに当たり自分が働く施設に許可を得なくてはいけません



実習を受けることで大学から一人3万円とかのお金が施設に振り込まれたりはしますが、実習を受けるにあたって必要なコスト(実習生を持ちながら仕事することで生じる時間外等の人件費、ネーム、マスク、資料・パンフレット、ユニフォームのクリーニング代 等)を考えるとどう考えても病院からの負担の方が大きくなる設定です



それでも次世代育成は必ず必要なことなので、そこをいかに理解してもらうかが重要です




自施設で実習をして病院へ就職した人が既にいれば、ひとつの実績としてアピールできるでしょうし、大学との関わりを持っていくことで、いざ増員の機会が来た時に学生を確保しやすくなると言うメリットは施設にとっても大きいと言えます



そのあたりのメリットと学生の確保のしづらさなどを言葉巧みに操りながら自施設からの承諾を得ることも、実習を受けるうえでまず初めにクリアしなくてはいけない課題です



ちなみに私の病院では毎年受け入れているので、病院の承諾はさらりとクリアできます(看護師やリハビリ、ME、臨床検査技師等 学生支援も積極的に行っている所ではハードルは低めです)


これから初めて実習を受けると言う施設は是非、この最初の課題と向き合う所から始めてみて下さい


1.大学との事前打ち合わせ


何人の学生を受けるのか、実習期間はいつからいつまでなのか、どのような学生が来るのか などの詳細を養成校側の大学とも打ち合わせを行います



受け入れる側としても何人の実習指導者がいて、自施設ではどのようなことを学べたり、どのようなプログラムを組めるのかという内容を大学側へも情報提供しながらお互いに情報のすり合わせを行います



実習前の事前打ち合わせなどで大学から実習期間中に指導してもらいたい内容や、実習施設から事前に学んできてもらいたい内容なども伝えて置いたりします




2.実習生との事前打ち合わせ


大学との事前打ち合わせが終われば、今度は実習に来る学生本人とも事前の打ち合わせを行います



学生の実習に臨む上での疑問や学んでおいた方が良い内容を質問してもらったり



大学との事前協議も踏まえて実習までの事前学習で学んできてほしい内容を実習施設側からの要望も伝えます



あとは事前に立ててもらった志望理由や 実習課題、達成目標、実習中に体験できる内容の確認 や、より具体性を持った内容に変更が必要か等の確認も行います




実習中のユニフォームや必要な持ち物、実習日誌の提出方法、実習期間中の学生の食事や止まるところの確認等、もこの事前打ち合わせの時に確認します



3.電カル対応のパソコン準備


実習中はカルテを見たり、記録を打ったりする機会も多いので電カルの入ったパソコンを準備します



MSWの実習生にとって カルテから情報を読み取る力



カルテを見るには多くの力を求められます



略語だらけの魔法の文章から必要な文書を読み解く力、プロフィール等から家族構成や職業、保険情報など必要な情報を収集する力、一人の患者に対してどれほど多くの専門職が関わるか、など何かと得られることが多いです



職場では一人一台パソコン支給されていることころがほとんどだと思うので、実習生用にも1台パソコンを用意しておくと空き時間も情報収集等に当ててもうことが出来たり、何かと便利です



4.座席の確保

物理的な面でもそもそも来てもらってどこに座るのか、机や椅子はどこに設置するのか、指導者とコミュニケーションを取りやすい位置はどこか等色々な事を考えて場所を決めます



1か月間長いのでなるべく過ごしやすくコミュニケーションがとりやすい座席を確保してあげることが理想でしょう(実際はすでにある配置を動かせられないので、空いたところに座ってもらうしかないことも多いと思いますが)



5.予定表の作製​




他のSWからの業務説明や定期のカンファレンス、事前に予定が立っている面談、IC、ケア会議、患者会、事例検討会等わかる範囲で書き込んでいきます



後はそれぞれの週ごとの実習目標を記載して、



1週目では所属機関やMSWの業務の理解



2週目ではSW援助技術に関しての理解



3週目ではSW実践



4週目では報告(事例発表会)と評価



という大まかな目標設定で私の施設では行っています



急性期病院であれば面談等はだいたい飛び込みか数日前に決まることがほとんどだと思うので、私の施設では本当にざっくりとした予定だけ



それでも実習生からするとおおまかな流れを最初にわかっておくことで、目標の共有と心の準備をすることが出来ます


6.他のソーシャルワーカーへの協力依頼

業務説明や面談、カンファレンス等への同席を依頼しておきます


1カ月の間に休む日があったり、業務が多忙すぎたり、逆に暇な日があったりで面談同席などの予定を組みづらい日も当然あります



そんな時に職場の同僚たちに協力を仰ぐ場面も絶対に出てくるので、事前に実習生の実習課題やプロフィールに目を通してもらったり、指導者のみならず職場として受け入れをする雰囲気を事前の準備段階で作っておきます



当然所属長へも受け入れのスケジュールや部署としての協力の許可を得ておきます



7.ユニフォーム、ロッカー、セキュリティーカード等の準備 


実習中に着るユニフォームや更衣のロッカー、シューズロッカー等の準備も事前に行っておく必要があります


あとは意外と忘れがちな院内を移動する際に必要なセキュリティーカード、実習先によってはPHSや携帯電話などの連絡ツールが必要になる場面もあるでしょう



*まとめ*

​​社会福祉士の実習生を受け入れるための事前準備の話


所属する病院への説明と実習生を受ける承諾を得る


実習生を送ってくる大学との日程や人数、学ぶべきポイント等に関する事前打ち合わせ


実習生自身との実習の目標や実習中のプログラム、実習前の課題等に関しての打ち合わせ


電カル対応のパソコンや記録システムの準備


実習生が座る座席の確保



実習期間中のプログラムの作成


他のソーシャルワーカーへの実習生への指導や業務内容の説明、面接への同席、実習期間中の自身の業務の協力依頼


ユニフォーム、更衣室のロッカー、カードキー等の実習期間中に実習生が利用する環境の準備



ざっとまとめるだけでもこれだけの事前準備が必要です



実習生を受けるために、現場の実習指導者には自身の日常業務に加えて最低でもこれだけの業務が求められます



実際に実習へ来る実習生も事前学習や慣れない実習に対して不安でいっぱいだと思いますが、受け入れる側としても相応の準備をして皆さんを受け入れてくることは理解したうえで、積極的に実習で学びを得て行ってください



大学側も実習を受けてもらう施設にはそれ相応の負担を強いていることを理解して、是非真剣に学生と共に実習へ臨んでもらえればと思います



次回は実際に実習生が来てから実習指導者が行うことをまとめていこうと思います





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最終更新日  2022年08月20日 17時19分05秒
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