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現役MSW12年目
全国規模の某病院で働く現役のMSW（メディカルソーシャルワーカー）です。 病気になった時や入院が必要になった時に、皆さんの不安を少しでも軽減させられるような情報を発信していこうと思います。 またこれからＭＳＷを目指したいと言う人にとっても、業務や給料のこと等をリアルな視点で伝えます。 病院の相談員から見た生命保険の選び方や、MSWの仕事、残業しない働き方、資産運用、おすすめの本紹介 等のテーマがメイン。 朝の更新が多いです。
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2023年10月13日
テーマ： 不満の祭り(494)
カテゴリ： 病院
先週は臓器提供の院内でのシミュレーション準備があったり、同僚のSWの休みや出張が重なったりで人員も少ない中でシミュレーション準備を進めなくてはいけなかったりで大変な1週間でした
結果的にある程度経験年数も積んで休んだ人のカバーも出来る立場にある私に業務が降りかかり、臓器提供のシミュレーション準備は基本的に私でないと出来ないのでそちらもやりつつで帰宅時間も遅くなっていました
さらに帰宅が遅くなることで夕飯の時間も遅くなり、睡眠前の１、2時間に夕飯を取るので睡眠の質は落ちる
ご飯も遅れて当然寝る時間も遅くなることで睡眠時間も削れる
それによって疲れてこともに対しても嫁に対してもイライラする
イライラしたり寝不足で仕事の効率もまた落ちて、夕方以降もぼーっとしながら仕事する
みたいな状態で完全に負のスパイラルに陥っていました
シミュレーションも終わり、金曜からは一人休み明けで戻ってきて一先ずは落ち着いたのですが、そもそも業務の標準化を目標にしているにもかかわらず臓器提供の業務はSWに中では私の単独業務になっており、私が臓器提供やがん相談のAYA世代（15~39歳の若年のがん患者さん）への支援も私と上司と実質二人しか対応できず
その上他のみなと同じように自身に割り振られた一般病棟の業務も同時並行でこなしながらとなると、どうにも不公平感と言うか求められる標準化に逆行しているとしか思えずものすごい不満を抱えて仕事していました
それを上司の一人へ相談したところ、「でもそれを言ったところで改善はしないと思うから、話は聞くけどみんなの前では言わない方が良い」と諭されました
当然私の中で飲み込んで、自分自身で仕事を振られてもみずから セーブかけたりやりようはいくらでもあるのですが
「自ら言わないことにはこの状況を誰も理解してもらえないし、何より自分一人で抱えて不満を隠しながら働くのは自分自身が納得いかない」と思い部署の全体会議で話はしました
言ってその場で何かが変わるわけではまったくなかったのですが、それでも「がん相談の分野は二人に任せきりになっていたから、自分もやらなくてはいけないと思った」と言ってくれてさっそく相談に取り組もうとしてくれる人が出てきたり（皆一通りがん相談の研修だけは受けている）本当に小さな意識の変化は感じ取ってくれる人もいたのでアクションをしたことはきっと良かったとは思います
SWの職業病なのか何かと場の雰囲気を重視して、自分の意見を飲み込んででも協調性と言う「空気感」を大事にしようとする風潮がうちの職場では強いのですが
それが良いのかよくわからなくなることがとても多いです
私自身はその空気感を壊す「空気の読めない異端な存在」であるという視線は強く実感しながらも、それでも何も言わずに不満だけを抱える自分自身の方が許せないので勇気を出してそんな視線を感じながらも毎回必ず不満に思ったことは全体に対して発信するのですが
この「不満がっても言わずに自分の中でぐっとこらえるのが良いことである」という風潮にどうしてもなじめません
全体に対して思っていることを言うくらいなら、自分の中だけにしまっておいた方が波風も立てず良いと言う考え方も理解できなくはないのですが、、、
きっと私が今の職場では普通とは違う事はわかるのですが、ここで折れることも私自身出来ないので生きづらさを抱えたまま今後も自分自身のわがままは通すべきところは通していこうと思います
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