20
世紀末、アメリカ。大爆発を起こした惑星から発せられた特殊な光線により、死者が甦り、生者に襲いかかり、大パニック状態が起きていた。
フィラデルフィアのスラム街。虐殺されたプエルトリコ人の死体が置かれている地下室に足を踏み入れたSWAT部隊のロジャー(スコット・H・ラインガー)は、同じく隊員で黒人のピーター(ケン・フォーレ)と共に、甦る死者の頭に弾丸を撃ち込んだ。死者が生者を襲うという異常な光景を目の当たりにしたロジャーとピーターは、テレビ局で働いている友人ステファン(デイヴィッド・エンゲ)とその恋人フラン(ゲイレン・ロス)と共にヘリコプターで、その町から逃れた。
上空から見ると、地上では死者たちが、生者の肉を求めて行進しており、この状況はどこへ行っても続いていた。ひとまず、巨大なショッピングセンターの最上階の小部屋に陣取り、武器と食料を確保した。日がたつにつれ、死者達がふえてきたショッピングセンターの入口を、巨大なトラックでふさぐことにしたが、そのトラックを運転中のロジャーが死者に襲われ、片腕を失い、ついには死んでしまう。
ある日、死者と闘い抜き、狂気の徒と化した一団が、ショッピングセンターを襲った。彼等は死者の首をはね、剣で目を突き、残酷の限りを尽くしたが、死者の群れに抗しきれず、食いちぎられてしまった。ついに、エレベーターの中でステファンが死者に殺された。甦ったステファンは、生者の肉を求めてピーターとフランのいる部屋へ昇ってきた。ステファンに引き金を引いたピーターは、言い知れぬ思いで、フランと共にヘリコプターに乗り込み、死者の群れをあとに飛びたつのであった
。
有名な映画ですが、観たのは初めてです。
今なら、似たようなものが続々と出ているので驚かないでしょうが、当時(1979年)は反響が大きかったことでしょう。
1978年制作ですがゾンビ同様この映画は何度も生き返って、そのたびに手が加えられて現在5ヴァージョンほどあるようです。
音楽や上映時間、オープニングやラストなどが違うようです。
1994年公開の
ディレクターズ・カット
版
は
、
ロメロ監督が
カンヌ国際映画祭
へ出品するためにラフカット版から編集したバージョン。本編 139
分。
ショッピングセンター
内の生活描写や、ボート基地で偽警官たちとの遭遇シーンが長い。
撮影終了から映画祭開催までの期間が短く、粗い編集しかできなかったためか、ロメロは後のインタビューで「不満足な出来だ」と公言している。
(ウィキ)
「20
世紀末、アメリカ。大爆発を起こした惑星から発せられた特殊な光線により、死者が甦り、生者に襲いかかり、大パニック状態が起きていた。」
これは、日本公開で付け足されたもののようで、本作品にはありませんでした。
放送局のシーンからスタートです。
90分の版もあるくらいですから、139分は長く途中から早送りで観ました。
丘陵でゾンビを住民たちがレジャー気分で撃ち殺すシーンは、ベトナム戦争への批判だそうです。
今では日本でも見かける大型ショッピングセンターは、すごいですね。
スケート場もあります。
実際のものを営業終了後に深夜にかけて撮影に使ったそうです。
NHKBSシネマで見ましたが、この後 フランケンシュタインの誘惑~人体蘇生
を放送していました。
この組み合わせに、笑ってしまいました。
「人体蘇生」 -
フランケンシュタインの誘惑 科学史
闇の事件簿 - NHK
人体蘇生 ロバート・コーニッシュ|フランケンシュタインの誘惑 科学史 闇の事件簿 (tvmatome.net)
参考:
(101) 町山智浩の映画塾!「ゾンビ ディレクターズ・カット版」 <予習編> 【WOWOW 】#16 - YouTube
(101) 町山智浩の映画塾!「ゾンビ ディレクターズ・カット版」 <復習編> 【WOWOW 】#16 - YouTube
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