無茶な飛行でいつも周囲をはらはらさせている森林火災の消火隊員ピート(リチャード・ドレイファス)を恋人に持つドリンダ(ポリー・ハンター)は、誕生日にピートからドレスとハイヒールをプレゼントされた夜、消火飛行のパイロットになりたい、と言い出した。許さないピートに彼女は、友人のアル(ジョン・グッドマン)から聞かされていたパイロット養成学校の教官になるよう頼む。死と背中合わせの仕事を続けるピートを心配したドリンダの心を察した彼は、それを約束する。
ところが非番の日に起きた山火事の出勤を命じられたピートは、ドリンダの制止も聞かず飛行機に乗り込み、エンジンに火のついたアルの飛行機を鎮火させようとして逆に爆死してしまうのだった。
天国でピーターはハップ(オードリー・ヘップバーン)という天使と出会い、パイロットに彼の霊感を与えるように言われる。
こうしてピートは、アルが所長をすることになった養成学校の生徒テッド・ベイカー(ブラッド・ジョンソン)にアドバイスを与えることになるのだった。
一方、ピートと死別した悲しみから立ち直れないドリンダの姿を見かねたアルは、現実から逃げてはいけないと、養成学校に連れてゆく。ところがテッドは、昔ピートが送ったドレスを着たドリンダの姿を見て、彼女に一目惚れしていたことがあり、一方のドリンダも次第に彼に好意を寄せてゆく。
苦しむピートにハップは愛する人に別れを告げた時、自由になれるのだ、と諭すのだった。
やがてテッドも一人前のパイロットになった頃、山火事発生の知らせが届く。出勤しようとするテッドの姿を見たドリンダは、アルたちが止めるのも振り切って飛行機に乗り込む。そしてピートに見守られたドリンダは、無事使命を遂行するのだった。こうしてピートは、ドリンダから別れることができ、彼女はテッドとの愛を実らせるのだった。
(KINENOTE)
1943
A Guy Named Joe
』のリメイク作品で、1989年の作品です。
スピルズバーグ監督作品というよりも、 オードリー・ヘップバーンの遺作
として有名な作品です。
映画はやや冗長で、前半は途中で見るのをやめようかと思ったほどです。
個別のシーンはスリリングなところもあるのですが、121分はやや退屈かな。
ローマの休日の脚本家 ドルトン・トランボ
が原案とクレジットされていました。
特別出演のオードリーにとっては、最初と最後が同じ脚本家の作品という事ですね。
有名なのはプラターズですが、映画はJDサウザーが歌っていました。
Always, 1989 The Platters - Smoke Get In Your Eyes
(363) Smoke Get In Your Eyes - YouTube
(363) Smoke Gets In Your Eyes / 煙が目にしみる [ 日 本語訳付き] J.D サウザー - YouTube
(363) The Fairest LADY
Audrey Hepburn
オードリー・ヘプバーン -
4
-4 - YouTube
忘れないでください。
年をとったら自分にふたつ手があるということを。
ひとつは自分を助ける手。
そして、もうひとつは他人を助ける手
Audrey Hepburn
ポセイドン・アドベンチャー 2024.05.31 コメント(5)
ビッグ・フィッシュ Big Fish 2024.05.18