2010
年 4
80
キロの海上に浮かぶ石油採掘施設ディープウォーター・ホライゾンに向かう。安全テストが終わっていないにも関わらず、石油会社の幹部ヴィドリン(ジョン・マルコヴィッチ)はスケジュールの遅れを理由に掘削再開を迫った。
突如警報音が鳴りだし、採掘口につながったバルブから濁った海水と原油が噴出。さらに海底油田から逆流してきた天然ガスが引火爆発し、作業員 126
名がいるディープウォーター・ホライゾンはたちまち炎に包まれてしまう。閉じ込められた作業員たちは被害拡大を食い止めようとするが……。
『 バーニング・オーシャン
[1]
』(原題 : Deepwater Horizon
)は、 マシュー・マイケル・カーナハン
とマシュー・サンドの脚本をもとに ピーター・バーグ
が監督した 2016
年
製作の アメリカ映画
。
デイビッド・バーストウ、デビッド・ローデとステファニー・ソールによって書かれたニューヨーク・タイムズ紙 2010
年 12
月 25
日の記事 "Deepwater Horizon's Final Hours"
を基にしている [7]
。
この映画は 2016
年のトロント国際映画祭でプレミア公開された。
2010
年メキシコ湾原油流出事故
をモチーフとした災害パニック映画。ラストには実際の事故映像が使用されている。
(ウィキ)
原因や責任追及といった視点はあまりなく、事故発生から脱出までを説明なく淡々と描いているドキュメンタリータッチの作品です。
利益優先のBP社VS地元の掘削会社の対立が最初の方に少し描かれ、BP社の高慢さが強調されていました。
ジョン・マルコビッチVSカート・ラッセルです。
最後のテロップでBP社のふたりは故殺罪で起訴されたが、2015年に起訴がとり下げられたと表示されています。
ドラマ部分はあまり描かず、油井事故をメインに描いた107分の緊迫した作品でした。
確認テストの手抜きは大きなしっぺ返しを食らうという教訓で、原発関係者にもぜひ見てもらいたい作品です。
もっとも福島の場合は、事故対応マニュアルさえも理解していなかったようですが。
ポセイドン・アドベンチャー 2024.05.31 コメント(5)
ビッグ・フィッシュ Big Fish 2024.05.18