三鷹、聞いたか、吉祥寺、二子玉川 and Shibata

三鷹、聞いたか、吉祥寺、二子玉川 and Shibata

全て | カテゴリ未分類 | 美術 | つぶやき | スポーツクラブ | 時事問題 | 食事 | 富士山 | JAZZ | 植物園 | 家族 | 韓国 | 旅行 | 東南アジア | 吉祥寺 | コンサート | 三鷹 | TV | 病気 | 催事 | 都心散歩 | 映画 | | 家事 | 食品 | 美術展 | マテリアル | 買い物 | 演劇・ミュージカル | お正月 | 郊外散歩 | オリンピック | 自然文化園 | JALカレンダー | 井の頭公園 | スポーツ | 昔語り | 海外旅行 | 私の好きなMusic | 片付け | Shibata | おでかけ | 原発 | 二子玉川 | ネット右翼 | 天声人語 | 新型コロナウィルス | 会社 | 資産運用 | パラリンピック | 英会話 | バス旅行 | フィギアスケート | インターネット | 友人・知人 | 親族 | 住まい | バレエ | Zumba | 戦争 | 天皇・皇室・皇族 | サイクリング
2023.09.17
XML
カテゴリ: 映画



ここはロンドン郊外の病院。そこの精神料医のローレンス(A・パーキンス)は、明け方に運び込まれた、記憶喪失と思われる男(C・ブロンソン)を、自宅まで連れ帰った。名目上は治療ということであったが、その行為の裏には、プライベートな或る企みがあった。

それは妻フランソワーズ(J・アイアランド)のローレンスへの背徳に対する報復であった。彼女には、ポール(H・ガルサン)というジャーナリストの愛人がいたのだった。当然、ローレンスの怨みの殺意は、このポールに向けられた。しかし、自分で手をくだすことはならない、と考えた彼は、記憶喪失の男を利用することを思いついたのだった。

まずローレンスは、その男が記憶している、イースト・クリフ海岸での傷ついた女のイメージを利用して、その男の中に、虚構の記憶を作りあげ、自分の性格の一部を移植していった。男は時折、記憶の混乱にいらだちながらも、フランソワーズを自分の妻だと信じ込み、ポールへの怒りを燃やした。こうして、ローレンスのプライベートな治療は成功し、彼は演技者から観客へと位置を移した。

そして、いよいよ予定通りの工作をほどこして、その男の前にフランソワーズと愛人のポールが現われた。男はローレンスの目論見通り、ポールを射殺し、フランソワーズを抱擁しようとした。その時、彼にとっては思いがけない彼女の抵抗をうけ、男はむりやり彼女を組みしこうとした。暴力をふるう彼の脳裏には、その時、イースト・クリフで若い女を暴行している自分の姿が映っていた。すべては終った。

自分の実験が成功したことを確認したローレンスは、傀儡としての役目を果した男と、放心する妻の前に姿を表わした。自分の治療の成果を満足気にみていた彼は、男が自分の本当の記憶を求めて海岸へ去った後、妻と向かいあった。彼女は彼の企みを見抜き、完全犯罪の成功を、冷笑するように祝った。そこには二人の愛が甦える、何の可能性もなかった。ローレンスは、自分の計画が、愛を完全に破滅させてしまったことを知り、崩折れた。この企みが無に帰したその頃、イースト・クリフの海岸では、ただひとつの記憶に誘われて渚をさまよう、精神病院脱走者のよるべない姿があった。
(KINENOTE)






1971年公開のフランス映画で、97分。

吹替えで観ました。

· 記憶喪失の男: チャールズ・ブロンソン 森山周一郎

· ローレンス・ジェフリーズ: アンソニー・パーキンス 西沢利明

· フランシス・ジェフリーズ: ジル・アイアランド 沢田敏子

· ポール・ダミアン: アンリ・ガルサン 寺島幹夫



どんでん返しのない脚本はいまいちでしたが、それなりに楽しめました。 

英仏間は、ホバークラフトが運行していたのですね。











お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2023.09.17 12:00:10
コメント(2) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: