狂った2月の花々
私の散歩道には今年は冬がない。
タンポポは確かにロゼットの葉を冬の陽光に向けて
いっぱいに広げてはいるけれど
地を這って、黄色の花も咲かせている。
(地に這うタンポポの花)
そして、野路スミレさえ
石ころの駐車場の陽だまりに
薄汚れた淡い紫色の花びらを開いている。
(石ころの地面から、野路スミレが咲く)
そして、夏に咲くイヌホウズキも
冬になっても可憐な白い花を咲かせ続けて、
漆黒の実を次々に実らせる。
(夏に花つけるイヌホウズキ。黒い実もつけたまま冬を越す)
葉緑体が活動を停止して、
葉っぱが赤茶けていることだけが
冬であることを物語る。
さらに、オニノゲシも
(1年中花を咲かせ続けるオニノゲシ)
暖かい道端の陽だまりに、
コンクリートの駐車場の割れ目に
去年の夏も秋も
この冬も
ずーと咲き続けている。
白い綿毛と同居して、黄色い花も咲かせている。
例年なら、3月の終わりごろに咲く
ホトケノザ(仏の座)
(2月の陽だまりで咲くホトケノザ)
暖かな陽だまりでもうこんなに咲いている。
仏の座のように
葉っぱさえ青々と出そろっている。
まだ、冬だというのに。
さらに、ナズナも
(4月の初めごろ咲き始めるナズナの花)
その愛らしい目立たぬ花を春のように心地よい2月の風に揺らす。
ロゼットの葉を地面に広げ
根生葉だけで冬を越すはずのナズナも
冬を越すのをやめて
茎を伸ばし、花を咲かせた。
4月の初めを待たずに咲いた。
まだ寒い早春から咲き始める
可憐な青い花
オオイヌイノフグリ
(早春に真っ先に咲くオオイニイノフグリ:Photo by Danjose)
例年なら、霜柱の立つ枯れた野にひとり
鮮やかな緑の葉っぱを芽吹かせて
花の青を点々とさせ、
春のいのちのざわめきを
一番に告げに来るのに。
今年の2月は、
春を告げる花々が一斉に咲き
イヌイノフグリはその出番を失って
なんだか間が抜けて、
その花びらのブルーもイマイチ冴えない。
2007年の2月は、
もう春。
次にやって来るのは
爛漫に花ひらく春と夏の花々が競い咲く初夏だろうか。
母の日の贈物(赤いアジサイ) 2021.05.09
第70回全国植樹祭 2019.06.01
PR
キーワードサーチ
カテゴリ
フリーページ
コメント新着