Danjose花歳時記:5月の花から
Danjoseが自宅近くの道端で見つけて撮影した
キキョウソウ
(キキョウソウ・花のアップ/Danjoseの自宅近くで撮影・東京近郊)
(キキョウソウ:学名Triodanis perfoliata
キキョウ科の帰化植物。
アメリカでは全土に分布する雑草。花期は初夏。紫いろの小さな花を咲かせる)
日本の秋に咲く桔梗に似た花
でも、この花は北アメリカ原産の雑草で
初夏に咲く花
張った芝草や干草、道端などの
乾いた痩せた土地にはびこる雑草
アメリカ全土にみられる雑草
芝生の間から
ひょろひょろとしつこく芽を出し
伸びる草
日本には
1940年代に東京で確認されたのが最初、
今では本州全地域に分布する
比較的新しい帰化植物
キキョウソウ
(冨士子の散歩道で見つけたキキョウソウ。名古屋近郊。
教会の敷地の植栽の下草として、群れて生えていた。)
私の散歩道にも
目を凝らして、注意深く歩いたら
出会いました
キキョウソウに
ひょろひょろと30cmほどに伸びた茎
まっすぐに伸びる茎
その上部に紫色の小さな花を2つ3つ
直径1cmもあるか無きかの可愛らしさ
(か細い茎を直立して、ひょろひょろと風にゆれる
キキョウソウの群れ)
しかも雑草にまぎれて目を凝らさなければ見えない花
弱々しくか細く見える雑草
(はじける間際のキキョウソウの実・
アスファルトの割れ目にも生えていた)
しかし、
硬いアスファルトの割れ目からも
芽をだし伸びて花咲かせる
茎を包みこむ葉のなかに
実をいっぱいに抱き込んで
はげしく車の行き交う舗装道路の路傍で
キキョウソウは
はじけて、飛び去る時の
風を待っていました。
キキョウソウの裂果
実を拡大鏡で見ると
細長いカプセル状のさく果
その中には
0.5mmほどの極小の赤みを帯びた種子がいっぱい
この植物の英語の呼び名は
ヴィーナスの鏡
(Venus'Looking Glass)
この英語の呼び名は
その種子がぴかぴかと鏡のように輝いているからだと言う。
もちろん肉眼では小さすぎて見えないのだけれど。
(キキョウソウの茎の上部に咲く開放花。)
日本ではこの植物を別名
ダンダンキキョウ
と呼んでいる。
がく片5まいの開放花と
がく片3まいの閉鎖花と
1本の茎に2つの咲き方をする花
上の方は開放花
下の方は閉鎖花で
閉鎖花は自花受粉で花びらは閉じたままである。
きっと余りにも小さくか細いため、
上部の花は小型のハチなどで受粉できるが
下の方は、雑草に埋もれてしまっているから
自力で受粉する能力を長い年月をかけて育んできたのでは、
(と植物には素人であるが考えてみた。)
種を保存しようとする強靭さ
その営みには
ちょっと感動!
路傍では踏み潰され、
張られた芝では雑草として刈り取られ、
人間からは見向きもされないでいる
キキョウソウ
でも
しっかりと大地に根を張る術を
巧みなその形のなかに持っている。
(私自身、すぐ足元にキキョウソウは咲いていたはずなのに、ずーとその存在に気付かないでいました。それほどに小さく目立たない花。姿。)
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