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よびりん♪ さんComments
★★★★★むげん・2005★「その3」★
★【世界と日本】その86★時局の原稿(60)★
◎北の六カ国協議脱退は無益で、不必要!
アメリカは北を擁護する裏取引はしない!
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会長様
★北のミサイル発射後の、国際情勢について、
親しいアメリカ人中年から
意見を聞きましたので、お伝えします。
国際ジャーナリスト・T氏より
◎北の六カ国協議脱退は無益で、不必要!
アメリカは北を擁護する裏取引はしない!
★北朝鮮が4月5日、日曜日の午前11時30分過ぎに、
舞水端里の基地から、
三段式ロケットを発射したことについて、
国際連合安全保障理事会は14日、
長距離弾道ミサイル発射を非難する議長声明を採択したが、
北朝鮮は即日、
核をめぐる六カ国協議の脱退を
発表したばかりではなく、
核を監視する国際原子力機関の監視・検証要員、
並びにアメリカの技術者の
即時退去を通告した。
★この対応について、
クリントン国務長官は不必要であり、
無益であると発言、
いずれは米朝直接協議をしなくてはならなくなるだろうが、
北朝鮮は危険な方向に
歩み始めたとの態度を明らかにした。
六カ国協議に復帰するよう議長国中国に働きかけ、
協議のテーブルに戻るよう
辛抱強く待つことが
当面の課題だとの行動指針を明らかにした。
★日本の野党勢力には、
直接の被害がなかったのだから、
アメリカに肩を持つより、
北朝鮮を労わってやれという気持ちもあるが、
日本にたくさんの
駐留基地を持つアメリカの、
日本での兵役経験のある平均的アメリカ人は、
今回のミサイル事件についてどう思っているかを、
聞いてみた。その答えは
Talk is cheap.
Whisky costs money.
Action speaks louder than word.
◎北と日本の野党勢力は「拉致解決の日本」外しの手段に、
米朝二国間協議を期待する!
★「語るは安い。
ウイスキーは高い。
言葉より、行動の方が大声で語る!」
★青年時代には
安保条約批准に反対してきた野党の指導勢力は、
北朝鮮のミサイルが
仮に日本に飛んで来ても、
米軍基地に落下しない限り、
米軍は日本を守らないとか、
米朝二国間協議に変更すれば、
日本の拉致問題は棚上げだとか、
アメリカ人大衆と議論を重ねずに、
アメリカの行動を占う向きが多いが、
5日のミサイル発射では、
もし低空でミサイルが秋田沖に飛んできたら、
日本に着弾する前に、
ミサイルを撃ち落とすのは日本の自衛隊ではなく、
米軍の迎撃ミサイルであり、
米軍ミサイルが
北朝鮮ミサイルを秋田沖で撃墜したその瞬間に、
舞水端里の発射基地、
および関連施設を米軍イージス艦ミサイルが撃破する。
ここがポイントで、
重要なのだ。
日本の自民党若手Y議員などが、
敵地攻撃論などを展開し、
やれ関東軍理論の復活だと騒いでいるが、
日本は米軍に協調体制を見せているだけで、
本当に北朝鮮を撃破するのは米軍である。
したがって北朝鮮が
日本をミサイル攻撃するなどと言う話は、
アメリカから見れば、
foolishな笑い話である、
とアメリカ人は強調する。
★IAEAの監視要員2人は、
舞水端里の発射基地を15日後にした。
河村官房長官も、
米朝二国間協議は「最終段階」でやる
と聞いていると記者会見で述べた。
クリントン大統領は二国間協議で親しくなった。
日本だけが
「除けものにされる馬鹿者」だと
今でも考えている左翼知識人もいるが、
アメリカの立場に立てば、
戦後60年経っても、
未だに空襲の恨みが忘れられず、
安保条約を理解できない日本人は困ったもので、
これもまたfoolishと苦笑しているのだ。(了)