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2006年04月16日
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カテゴリ: スポーツの話
昨日の「ソフトバンクVS北海道日本ハム戦」は、考えさせられる試合だった。

日本ハムの先発・ルーキーの八木投手は相手に1本もヒットを許さずに9回を終えた。
9回までに日本ハムが1点でも取っていれば文句なしに「ノーヒットノーラン」の称号が
与えられるところだったが、あいにく日本ハムも無得点。

0対0のまま延長戦に入って、10回裏も八木投手はノーヒットに抑えたものの、
11回裏の守りに入るとき、日本ハムのヒルマン監督はなんとピッチャーの交代を告げたのだ。
ノーヒットノーランの可能性を残した投手を交代させるというのも、前代未聞のハナシだ。

結果的には11回の裏を2番手投手が、12回裏を3番手投手が、何れもノーヒットで抑え、
逆に打線は12回表に1点を挙げて日本ハムの勝利に終わった。


ただ11回のピッチャー交代はどう考えればいいのだろう?
この交代によって八木投手は、まだ十分に残されていた大記録の可能性を、奇しくも
自軍の監督によって摘み取られてしまったことになる。
たぶん八木投手も心の中では監督を憎んでいるんじゃないだろうか?

もしこれが日本人監督だったら、八木投手がヒットを打たれるまでは絶対に交代はさせなかっただろう。
ただ彼の球数も相当多くなっていたことから、このまま続投させたら打ち込まれる可能性が
強いという判断を、おそらく監督としては下したのだろう。
あるいは150球という球数を投げた八木投手の肩を気遣って、これ以上は危険という判断を
下したのかもしれない。

もうこうなると、どちらが正しいというレベルの問題ではなくなってくる。
チームよりも個人の記録優先という考えの日本人と、あくまでチームの勝利優先という

勝利のためには腕も折れよと無理をする日本人と、あくまでも自分の身を第一に考え、
球数の上限を決めてそれを厳格に守るアメリカ人。
いろんな考え方の構図が浮かび上がってくるが、どれをとっても日本とアメリカの野球観の違いが
浮き彫りにされているようだ。
今ほど日米間で野球に関して人的な交流が盛んになっている時代でさえ、まだまだこれほどまでに


ただひとつ残念なのは、昨日のスポーツニュースや今朝の新聞、どれを取っても
「八木投手がノーヒットノーランを逃した」という事実のみの報道に終始していて、
私が今書いているようなことについての問いかけをしているところがほとんど無かったことだ。
どうしてみんなもっと突っ込まないんだろう?(これが巨人や阪神だったら扱いも違ってただろうが)









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最終更新日  2006年04月16日 21時33分54秒
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Re:幻の大記録(04/16)  
かめとも さん
やはりルーキーであることが大きかったような気がしますね。


まあ、それ以前に打線がもっとがんばってあげないと。
かつて、同じように延長戦に入ってもノーヒットノーランを続け、自らのサヨナラホームランで記録を達成した、江夏豊という男もいましたが。 (2006年04月16日 21時47分42秒)

Re[1]:幻の大記録(04/16)  
かめともさん、こんばんは。

>やはりルーキーであることが大きかったような気がしますね。
>ここまでノーヒットに抑えていても、一発を浴びて即座に敗戦投手になるかもしれない、もしそのような結果になったら、彼にとってこの試合はただの悪夢になりかねない、とかなんとか、いろんな配慮があったのかもしれません。

う~ん、でも個人的には投げさせてやりたかった気もしますね。

そういえばかつて星野氏が中日の監督だったとき、サイクルヒットまであと1本と迫っていた福留選手(だったと思いますが、違ってたらごめんなさい)を、守備固めの選手と交代させたことを思い出しました。

星野監督は後にそのことについて、「彼はこれから先何度でもそういうチャンスのある選手だから、今回は敢えてチームの勝ちを優先した」というような発言をした記憶があります。

ただ星野仙一という人は、見えないところで人に気を遣う人だということもよく知られていますし、このケースでも福留選手に対して、後で相当フォローがあったのではないかと思われます。

ヒルマン監督にそういう気配りが出来たかどうか、というのもひとつカギになるかもしれませんね。

(2006年04月17日 00時37分04秒)

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