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2006年09月28日
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カテゴリ: スポーツの話
八重山商工の大嶺投手が、先日のドラフト会議でソフトバンクとくじで競合した結果、
予想外の千葉ロッテが選択権を獲得したことで、ちょっとした騒動になっている。
野球部の監督は千葉ロッテとの一切の面会を拒否する構えだし、このまま交渉が進むとは
今の段階では思いにくい。
まあ本人というよりは、周りにいる関係者たちの「オトナの事情」が相当絡んでることは
おそらく疑いようも無いことだろうが、そこに立ち入るのはまたの機会にしよう。

で、本人の本当の希望というのはどうなのかというと、記者会見のときのあの落胆した表情を見る限りでは、
やはり彼自身もソフトバンクに行きたかったんだろう。
ほとんどソフトバンクの1本釣りと思われていただけに、「かわいそう」という声も聞かれるようだが、


そもそも「ドラフト」という制度自体、それが創設されたときには、「戦力の均衡化」と「契約金高騰の抑制」
という大きな目的があったわけだが、残念ながら今では有名無実化してしまっていると言わざるを得ない。
ただあくまでも本来のその理念を重視しようとするならば、個々の選手の希望などが入り込む余地は全く無いはずだし、
いわんやそこに利権が絡んだりすることは到底許されないことだ。

だから私は、大学生・社会人ドラフトにおける「逆指名」だの「自由獲得枠」だのというのにも大反対だ。
いくら実績のある選手だからといっても、あくまでもアマチュアでの実績であって、
プロの世界ではそんなもの全く参考にならない。
実際今までに、鳴り物入りで入団した大物ルーキーが、いざフタを開けてみたら鳴かず飛ばずで、
いつの間にか消えて行った、などという例は枚挙に暇がないではないか。

だいたいプロの側が有望選手を採りたいばかりに、そういう「高評価」というのをまるで
「エサ」のようにちらつかせるものだから、選手の方でも天狗になってしまうのだろう。

などというラブコールを送る球団があるが、プロで何の実績も無い選手にそんな待遇を用意するなど、
選手を甘やかすだけのことで、言語道断だ。

また本来なら指名してくれたことについて、選手の方としても感謝の気持ちがあって然るべきなのに、
想定外の球団に決まったからといって嫌な顔をするなんてのは、その球団の他の選手やファンに対して
失礼ではないだろうか?

プロとしての実績もまだ無いのに。

基本的にプロ入りしようという選手に関しては、好きな球団、行きたい球団、憧れの球団など
そういうものを考慮する必要は全く無い。
指名されたらどこの球団でも文句言わずに行け、と言いたい。
何なら指名された球団を拒否した選手は、その後10年間はどこの球団とも契約できない、
という制度にしてもいいだろう。
ちょっと意地悪いと思われるかもしれないが、そうでもしないと大学や社会人を経て、
3~4年後に意中の球団に入るというお決まりのパターンになってしまうからだ。

しかしその一方で、純粋に選手の希望を叶えてやるのがそんなに悪いことなのか、という批判もあるかも知れない。
実際にかつてドラフト制度が、憲法で保障された「職業選択の自由」に抵触するのではないか、
ということが国会で論じられたことがあった。
しかしこれに関しては、どの球団かはともかく「プロ野球選手」という職業に就くことに何の支障も無いわけだから、
全く問題は無い。

普通の人が企業に就職することになぞらえて考えてみると、「プロ野球選手になる」ということ自体が
いわゆる「入社」で、「どの球団に行く」ということは即ち、「どの部署に配属されるか」というのと同じことだ。
学校を出て就職するときに、自分に合った会社を選ぼうといろんな会社を受けたりするのはその人の勝手だが、
一旦就職したらどこの部署に配属されようと、一切のワガママは通らないではないか。
意中の球団に行けるかどうかが、あたかもその選手の野球人生を左右するかのように思っている選手もいるみたいだが、
意中の球団でないから力が出せないというなら、ソイツは所詮その程度の器でしかないということだ。

大嶺君よ、キミが真に実力ある選手なら、四の五の言わずに千葉ロッテに入団するべきだ。
そしてそれなりの実績を上げて、時期が来たら大手を振ってソフトバンクへ行けばいい。

もちろん私はFAについても、現在の規定の「在籍9年」を「5年」程度にするべきだと思っている。
その代わり、ドラフトは完全ウェーバー制にしなければいけない。そうしないと意味が無い。





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最終更新日  2006年09月28日 17時20分17秒
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