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2010年10月11日
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テーマ: たわごと(27384)
カテゴリ: 音楽の話
今日NHK-FMの特番の中で、


その4枚とは、

  『つづれおり』キャロル・キング
  『ソングス』シュガー・ベイブ
  『ゲッツ/ジルベルト』スタン・ゲッツ&ジョアン・ジルベルト
  『ダニー・ハサウェイ・ライブ』ダニー・ハサウェイ

という、いずれも泣く子も黙る歴史的名盤ばかりだ。
まあそれぞれの内容については今は触れないが、


しかし私たちがまだ10代くらいの頃、つまり30年程前には、
そういう番組がわりとあったように思う。
もっともレコード会社への配慮からか、こっそりと1曲分抜かれていたりもしたが、
それでもなかなかレコードを買うカネの無いティーンエイジャーとしては、
充分に目を瞑れるレベルで、せっせと録音に励んだものだ。


今はもうとっくに死語になってしまっている「エア・チェック」という言葉も存在した。
おそらく現在40歳以下の方には聞きなれない単語かとは思うが、
温度や湿度、気圧に風力などを測ったりするようなこととは、もちろん違う(笑)。

語源はよく分からないが、単にFM放送をカセットテープに録画する行為を、こう呼んでいたのである。
呼んでいた、といっても、実は私たちはあまり使ったことがなく(単に「録音」と言っていた)、
もうちょっとオーディオマニアっぽい方々が愛用していた言葉のようにも思える。


ほとんど無かった頃の話だ、レコードを買う以外に音源の取得手段としてはFM放送しか
なかったわけで、それをカセットテープに録音することがどれほど重要だったか、
というのは推して知るべしだろう。


今はもうまったく無くなってしまった、いわゆる「FM雑誌」を毎号買って、
タイムテーブルをつぶさにチェックし、気になるプログラムにはマーカーで印をつける。

そんなまるで儀式めいたことひとつひとつも、今となっては楽しみのひとつだったのかもしれない。

冷蔵庫のサーモスタットが作動するときにノイズが入るからと、録音時間の前には
冷蔵庫のプラグを抜いていたこともあったが、一度録音後にプラグを差し忘れていたこともあった。
暑い夏の日で、その顛末にはあえて触れるまい(笑)。


そうこうして苦労して録り溜めたカセットテープがごっそりと残っているのだが、
カセットテープを再生する機器のなくなった我が家では、半永久的に眠り続ける
「押入れの肥やし」と化しつつある。





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最終更新日  2010年10月11日 23時54分59秒
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