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2012年05月08日
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カテゴリ: 映画・テレビの話
先日、アカデミー賞受賞で一躍話題作となった『アーティスト』を観てきた。


まず、ごくシンプルなストーリー。
いまどきの映画で、これほどシンプルで仕掛けの無いストーリーのモノを作れば、
きっと「面白くない」の大合唱を浴びることだろう。
しかし不思議と素直にそれを受け入れてしまう。
そして(詳しくは書けないが)その結末も含め、
これぞ「旧き良き時代の映画の王道」というくらいの、徹底したアナクロニズム。

しかし観賞後の、この満たされた感覚は何なんだろう?

見つめ直さないといけないよ、という「神の啓示」のようなものなのかもしれない。



最近の映画は、やれ3Dだの、やれCGだのと、ゴテゴテと作っていくうちに、
映像や音声の「情報量」が脳の許容量を超えかかっているのかもしれない。
だから見終わった後は放心状態のようになっても、後になってみると
「何だったんだろう、アレ?」という気分になることも少なくない。

また昨今は特に、テレビのバラエティなどでも必要以上に字幕が溢れ、
ただでさえ「情報過多」の世界に身を置いている私達である。
それだけに、このような「情報過少」な世界で、五感を研ぎ澄ませながら
「行間」ならぬ「表情を読む」という行為が、かえって楽しくて良い。

ハリウッドは時々はこんな映画を作り、世に問うて欲しい。
そういう意味でも、今回のアカデミー賞受賞はタイムリーだったと思う。





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最終更新日  2012年05月08日 18時04分23秒
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