MURDEROUS PLOT

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吾妻シロ

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エグザム【スマイル&ペコ】


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ヒ→ロ←見参 【スマイル視点】


「不良?」【芭夢】


書きかけの地球滅亡への鎮魂歌【オリヂ】


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TRICK【上田&奈緒子】


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【鏡のお城のミミ】を書くにあたり


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ピアノ弾きと宮廷医【バティスト夢】


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蟲と眼球とテディベア…ある意味ドリーム


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私的幸福論


温もりという名の愛情を。


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例えば。


此の世はプラスマイナスゼロだなんて


セピア色の記憶


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「ほたるの星」を読んで


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人の死を扱う小説について。


恋愛について。


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金平糖【不二夢】


ケ・セラ・セラ【続・不二夢】


jealousy【続続不二夢】※R17


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誘蛾灯【芭×無】


―if―仮定形野朗についての見解と認識。


純粋な純愛に身を寄せて【芭×無】


とにかく全てのアーティストに15のお題


1☆ はじまり


2☆ りんご


3☆ ゴメンネ


4☆ 猫


5☆ 声


6☆ 映画


7☆ 頑張れ


8☆ 恋愛


9☆ いつまでも


10☆ もう少し


11☆ 幸せ


12☆ セーラー服


13☆ クリスマス


14☆ 素直


15☆ お仕舞い


10のお題→【青空遊歩】


01.雨上がり


■じれったい二人に15題


01.言えない気持ち


02.触れた指先


頂きモノ


2007.08.23
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カテゴリ: NOVEL
 ゆるゆると、頬を無骨な手が撫ぜる。

 その笑みが、オレの頬に熱をもたらす。

 オレの熟れた頬を、そっと検事の両手が挟み込んだ。
 ひやりと冷たい感触がして、ぞくりと肌が粟立つ。
 快い感覚が、全身を矢のように突き抜けた。
 何によって与えられた感覚なのかと、ふと疑問が頭をもたげた。
 瞳の焦点を、オレの両頬に添えられた検事の手へと定める。
 すぐに答えが出た。オレに冷たい氷を突きつけたのは、彼の両手の人差し指と薬指に嵌められた指輪だった。

「おデコくん」
 いやに熱っぽい声で、検事はオレのあだ名を呼んだ。
 両頬に添えられた手達が、それぞれ別々の意思を持って動き始めたのが分かった。
 オレの右頬に添えられていた手は、頭を支えるかのように背後へと回った。
 反対側の手は、そっとオレを上向かせるように顎へ当てられる。

 何が起こるのだろう。
 ぼんやりする頭で、現状を把握しようと努める。でも、何故だか答えが見つけられなかった。
 そうこうしている内に、誰もいない公園の片隅で、オレと検事の影が一つに重なっていた。
 自分の唇にかぶさる、他者の唇。それは生まれて初めて感じた、他者の熱だった。
 初めての経験だからか、それを拒もうという考えは起こらなかった。生まれたての子供が、親からのキスを拒まないのと同じだ。



 一度繋がった唇を、そっと響也が引き離す。
 王泥喜が拒絶をせず静かに彼を受け入れたことに機嫌を良くしたのか、響也は笑みを深くした。
 それぞれの手の位置を変えることなく、響也は再び王泥喜に顔を近づけた。
 ゆっくりと王泥喜の唇を食む。親鳥が子供の小鳥を啄ばむような、慈しみに溢れるキスを落とす。
 その愛情を余すことなく王泥喜は小さな体で受け止める。


 先程までの静かなキスと打って変わった、獰猛な大人の口付け。 
 ただただ貪欲に、王泥喜を味わいつくそうとする、明確な意図を持った響也の舌が、王泥喜の口内にそろりと侵入を果たす。
「…んっ」
 王泥喜の唇から、艶のある声が漏れる。
 熱い心の昂りをぶつけるように、響也は王泥喜の歯列を荒々しくなぞる。
 成す術もなく、王泥喜は響也の舌に口内を蹂躙される。
 ただ、その丸い瞳を熱に潤ませて、響也の動向をそっと窺い見ることしか彼には出来ない。


 王泥喜に熱の篭もった目で見つめられて、響也は自らの体の中心に熱が集まっていくのを強く感じた。
 どうしようもなく王泥喜に深く溺れている自分を、今更ながらに強く自覚する。
「…まずいな」
 キスを止めてぽつりと呟く。けれど深いキスを長く続けていたために呼吸がままならなかったのか、王泥喜は息が上がったまま茫然自失とした表情を崩さないため、彼が響也の台詞を聞いていたとはどう見ても思えない。
 熱に浮かされた王泥喜は、その存在自体が響也にとっては毒にも薬にもなる。
 …今回の場合は、毒そのものだ。全身をこの存在に蝕まれては、さしもの響也も欲望を抑えきれるか自信が持てない。
 だから、スイッチが入る前にこの行為を止めなくてはいけないと、強く感じている。
 ……感じているのに、この瞳が自分を吸い寄せるのだ、と響也は内心で毒づいた。
「キミが悪いんだからね、おデコくん」
 言い訳じみた自らの言葉に苦笑して、響也は王泥喜の顎にかけていた手を外して己の髪をかきあげる。
 しっとりと汗ばむ程の陽気を見せる晩夏の夕焼け空の下、響也のワックスで固めた髪は、暑さのせいでパラパラと崩れ始めていたのだ。
 それは王泥喜も同様で、いつも元気良くピンと立ち上がっている前髪も、今では少し萎びた菜っ葉のように手前に垂れ下がっている。
 その前髪を、自らの髪をかきあげた手でそっとつまむ。触れた髪は、驚く程柔らかく手の内に収まった。
 飽きるまで握っていようかと思ったけれど、王泥喜がくすぐったそうに両目を細めるので止めにした。
 ぱっと手を放し、再びつい先程まで落ち着けていた場所にその手を戻す。
 こちらをトロンとした目で見上げる彼に妖艶に微笑んで見せた後、狼のように獲物を見据える眼差しをくれてやって、響也は体をかがめた。

 物凄い速度で、全身に甘美な毒が回っていく。
 その毒を解毒出来るのは、毒である王泥喜のみであることを、響也はよく知っていた。

 毒をもって毒を制す。

 毒を食らわば皿までも。


 沢山の毒に関する諺を心中で反芻しながら、響也は王泥喜に大人の口付けを繰り返した。

*************

私には珍しく、色んな人間の視点が入り乱れ。王泥喜とか響也とか、観察者(語り手)とか。いつもはたった一人の視点で物語を見ていくので、たまにはこんなスタイルで。

どうしよう、今物凄くエロが書きたい!でもどう書けばいいのか分からないので、キス止まり。
何故だろう、夏だから!?
オレンジレ●ジが夏にエロい曲を作るのと同じようなモンなんだろうか…。
こんなに書きたいと思ったことは無かったから、自分の欲望にかなりびっくりしてます。
でもエロってホントどうやれば書けるんだろ…。森茉莉みたいな耽美な言葉遣いをすることとか、兎に角、形から入るのが大切なのかなぁ…。

…というか、なんかもう下品で恥ずかしい話をしちゃってごめんなさい><
でも自分でもかなり戸惑っているので、どうか許してやってください;





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Last updated  2007.08.23 22:49:10


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Comments

もっそもりやま @ (  ̄ω ̄)ゞ<ももっ おじゃましまーす。 おもしろくて初めか…
吾妻シロ @ 最後です。 毎日母が祖母の悪口を言いますし、祖母に…
吾妻シロ @ 続きです。 色んなことがここ数年で一気に起こって、…
吾妻シロ @ お返事大変遅れました>< 波搖さん、お久しぶりです。 昨年末、メ…

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