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室戸岬の宿『室戸荘』の若だんなのブログです。
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2010年12月06日
カテゴリ： へのへのもへじ３ ９８話～１６３話
注：大志とは・・ 大きなこころざし。将来に対する遠大な希望
３０分後・・（夕方５時のマイアミビーチでの星無し粛清まで後１時間）
ガレージの中では・・
気絶したレッドスター７・８を見つめる
ビビラの姿が・・
レッドスター７・８ 「ｚｚｚ」
そして・・
裏口のドアの前に・・
ビビラ 「・・・ （ココから・・マイアミビーチまでは直線距離８００メートル・・おそらく・・曲がり角とかで距離が増える事を考えれば・・走って４分～５分程？ マイアミビーチに着いて猶予時間が５０分以上もある・・・・」
ドアを開けようとした・・
その時・・
ビビラはイヤな予感を感じました・・
ビビラ 「順調すぎる・・・（汗）」
ビビラは 己が気絶させた レッドスター７・８を見て・・
ビビラ 「いくら・・仲間のワタシをマークして無かったとしても・・あの二人は・・レッドスター１３～１５名いる中でも・・・ワタシの目から見ても・・特に弱い二人・・・あの二人を治療係りに任せたのはクリスチーヌ・・・」
ビビラは・・
レッドスター全員が集合してあるであろう・・
ガレージの表口をジッと見て・・
ビビラ 「それに・・なぜ「フォーメーションＱ（一箇所集合の隊形）」なの？ まるで・・ワタシに・・・医療係り二人を気絶させ・・・「裏口から逃げなさい」と言ってるようなモノ・・・・」
そして・・
足が離れ・・
ビビラ 「間違いない・・クリスチーヌは・・ワタシが・・隊員を観察していたのに気付き・・・・そして・・・不審を感じ・・・罠を張った・・・」
ビビラは 裏口を見つめ・・
ビビラ 「なら・・裏口は危険・・・・表も当然、無理・・・どうすれば・・（汗）」
ビビラは・・
それから・・
５０分・・
ずっと悩んでいましたが・・
どうしても・・
ガレージから出る事が出来ませんでした・・
・・・マイアミビーチでの星無し処刑まで後１０分・・・
ビビラ 「後１０分で・・・マイアミの星無しが殺されてしまう・・・どうすればいいの・・・星無しを・・・見殺しにするしかないの・・・
その時・・
ビビラの脳裏に・・
・・回想（２５年前の ビビラの部屋）・・
グレゴリー 「お前は・・レンチェン様のマッサージを休めて満足したか？」
ビビラ 「満足なんてしてないよ！ もう御館様（レンチェン）のマッサージは休まない！ ワタシのせいでグレゴリーが傷つくなんてイヤ！」
グレゴリー 「オレが傷つくなら 自分がツライ思いをした方が良いと思ったのか？」
ビビラ 「うん・・」
グレゴリーは 笑顔で・・
グレゴリー「その気持ちを忘れるんじゃないぞ♪」
ビビラ 「うん！忘れない！」
・・・現代・・・
ビビラ 「そう・・確かに・・・あの時のグレゴリーは・・ワタシに教えてくれた・・何ぐずぐずしてるのよ・・ビビラ・・・後７分よ・・・・そんな余裕は無い・・」
ビビラは・・
立ち上がり・・
裏口を見つめながら・・
屈伸運動をし・・
ビビラ 「もう・・これしかない・・」
直後！！
裏口を！ 蹴り開け！！
有無言わず！！ 瞬時に！
マイアミビーチへ！ 疾走！！！
それを見た！！
クリスチーヌは！
クリスチーヌ 「！！！ （速っ！）」
緑のゴミ箱から！
一瞬で！ 飛び出し！！
部下に！
クリスチーヌ（☆☆☆☆） 「急げ！ ビビラを追うぞ！！（汗）」
しかし！ 他の隊員はゴミ箱から瞬時に出る事が出来ず！
レッドスター１０・１１・１２・１３・１４ 「はっ、はい！すぐに追いかけます！（汗）」
それを見た！ クリスチーヌ
クリスチーヌ 「もういい！（怒）」
クリスチーヌは 単独で！
ビビラを追いかけました！！
ゴミ箱から 最初に出た レッドスター１０は
レッドスター１０ 「ボスは１００メートル・・１１秒を切る俊足・・・満身創痍のビビラ様では・・・スピードでは勝ち目は無い・・・行くぞ！オレタチも追うぞ！」
レッドスター隊員達 「ラジャー！」
先行するビビラに・・
すぐ・・
クリスチーヌは追いついてきました！
クリスチーヌ 「待て！ビッチ！ スピードではお前に勝ち目はナッシング！（笑）」
ビビラとクリスチーヌは走りながら！
ビビラ 「相変わらず・・・負けず嫌いね・・・・クリスチン・・」
クリスチーヌ 「なっ？（汗） ワタシの名を？（汗）」
ビビラ 「あなた・・２５年前の世界少女体育大会で・・ワタシに勝って１位になったと自慢してるらしいじゃない？」
クリスチーヌ 「事実だろうが！？（汗）」
ビビラ 「あれ・・・ワザと負けてあげたのよ・・・」
クリスチーヌ 「ウソを言うな！」
ビビラ 「事実・・」
クリスチーヌ 「なら！なぜ！真剣勝負しなかった！？」
その時・・ ビビラの脳裏に・・
２５年前の 決勝レース直前にグレゴリーに言われた言葉が・・
『 星無しが１位になる事は 今の時代では許されない 』
ビビラ 「そう・・・・・あの時・・・星無しが１位になることは許されなかった・・・・・あなたと違ってね・・」
クリスチーヌ 「はぁ・・はぁ・・・（息切れ）」
ビビラ 「だけど・・・もう・・時代は変わる・・・はぁ・・はぁ・・（息切れ）」
クリスチーヌ 「何も変わらない！ クズ（星無し）はクズ（星無し）だ！」
ビビラを追うクリスチーヌは！
あと少しで ビビラの長髪を掴める距離にまで迫りました！
クリスチーヌ 「ほら！ もう追いつくぞ！（笑）」
その時・・・
ビビラ 「クリスチン・・・・・変わるのよ・・・・」
ビビラのスピードが・・
クリスチーヌ 「うっ！（汗）」
徐々に・・
二人の差・・
二人の大志の差が・・
二人の距離を 拡げ始めました・・
クリスチーヌ 「馬鹿な・・・・ビッチのクセに・・・はぁ・・はぁ・・（息切れ） ううおおおぉぉぉ！！」
クリスチーヌは 持てる力の・・全力で走りましたが・・
しかし・・
ビビラとの差は 離れるばかり・・
その時！
クリスチーヌは つまづき！
クリスチーヌ 「うわ！」
コケてしまいました！
離れゆく・・
ビビラの背を見ながら・・
クリスチーヌ 「くっ・・ （このワタシが・・・・ビッチに負けた？ ありえない・・・そうよ・・・転んだからよ・・）」
そして・・
すぐに・・
立ち上がり・・
携帯を取り出し・・
かけながら・・
ビビラを急いで 追いかけ・・
呼び出し音 「プルプル・・プルプル・・プルプル・・プルプル・・」
クリスチーヌ 「早く出ろ！ ジジイ！」
グレゴリー（☆☆☆☆）「プルプル（呼び出し音） ふぉふぉ（笑） 何事じゃ？」
クリスチーヌ 「ビビラ様が逃走！ ソッチ（マイアミビーチ）に向かっています！（汗）」
グレゴリー 「なんじゃと！？（汗）」
クリスチーヌ 「現在、追ってますが・・追いつけそうもありません・・（汗）」
グレゴリー 「来ると言うのか？ビビラが？（汗）」
クリスチーヌ 「目的は分かりませんが・・・確実に・・」
グレゴリー 「星無し一斉清掃まで・・・後３分じゃぞ・・・」
クリスチーヌ 「処刑方は何に決まったのですか？」
グレゴリー 「毒ガスじゃ・・風向きが調度いいからな・・」
クリスチーヌ 「え？（汗）」
クリスチーヌは走るのをピタっと止め・・
クリスチーヌ 「毒ガス？（汗）」
グレゴリー 「おぬしには・・・・しっかりビビラの管理を頼むと念を押したハズじゃが・・・・こうなる可能性があったからな・・・・」
クリスチーヌ 「・・・」
グレゴリー 「・・・」
クリスチーヌ 「なぜ・・ビビラ様は・・・マイアミビーチに？」
グレゴリー 「お前では・・・一生かかっても分からんじゃろう・・・カチャ。」
（続く）
３０分後・・（夕方５時のマイアミビーチでの星無し粛清まで後１時間）
ガレージの中では・・
気絶したレッドスター７・８を見つめる
ビビラの姿が・・
レッドスター７・８ 「ｚｚｚ」
そして・・
裏口のドアの前に・・
ビビラ 「・・・ （ココから・・マイアミビーチまでは直線距離８００メートル・・おそらく・・曲がり角とかで距離が増える事を考えれば・・走って４分～５分程？ マイアミビーチに着いて猶予時間が５０分以上もある・・・・」
ドアを開けようとした・・
その時・・
ビビラはイヤな予感を感じました・・
ビビラ 「順調すぎる・・・（汗）」
ビビラは 己が気絶させた レッドスター７・８を見て・・
ビビラ 「いくら・・仲間のワタシをマークして無かったとしても・・あの二人は・・レッドスター１３～１５名いる中でも・・・ワタシの目から見ても・・特に弱い二人・・・あの二人を治療係りに任せたのはクリスチーヌ・・・」
ビビラは・・
レッドスター全員が集合してあるであろう・・
ガレージの表口をジッと見て・・
ビビラ 「それに・・なぜ「フォーメーションＱ（一箇所集合の隊形）」なの？ まるで・・ワタシに・・・医療係り二人を気絶させ・・・「裏口から逃げなさい」と言ってるようなモノ・・・・」
そして・・
足が離れ・・
ビビラ 「間違いない・・クリスチーヌは・・ワタシが・・隊員を観察していたのに気付き・・・・そして・・・不審を感じ・・・罠を張った・・・」
ビビラは 裏口を見つめ・・
ビビラ 「なら・・裏口は危険・・・・表も当然、無理・・・どうすれば・・（汗）」
ビビラは・・
それから・・
５０分・・
ずっと悩んでいましたが・・
どうしても・・
ガレージから出る事が出来ませんでした・・
・・・マイアミビーチでの星無し処刑まで後１０分・・・
ビビラ 「後１０分で・・・マイアミの星無しが殺されてしまう・・・どうすればいいの・・・星無しを・・・見殺しにするしかないの・・・
その時・・
ビビラの脳裏に・・
・・回想（２５年前の ビビラの部屋）・・
グレゴリー 「お前は・・レンチェン様のマッサージを休めて満足したか？」
ビビラ 「満足なんてしてないよ！ もう御館様（レンチェン）のマッサージは休まない！ ワタシのせいでグレゴリーが傷つくなんてイヤ！」
グレゴリー 「オレが傷つくなら 自分がツライ思いをした方が良いと思ったのか？」
ビビラ 「うん・・」
グレゴリーは 笑顔で・・
グレゴリー「その気持ちを忘れるんじゃないぞ♪」
ビビラ 「うん！忘れない！」
・・・現代・・・
ビビラ 「そう・・確かに・・・あの時のグレゴリーは・・ワタシに教えてくれた・・何ぐずぐずしてるのよ・・ビビラ・・・後７分よ・・・・そんな余裕は無い・・」
ビビラは・・
立ち上がり・・
裏口を見つめながら・・
屈伸運動をし・・
ビビラ 「もう・・これしかない・・」
直後！！
裏口を！ 蹴り開け！！
有無言わず！！ 瞬時に！
マイアミビーチへ！ 疾走！！！
それを見た！！
クリスチーヌは！
クリスチーヌ 「！！！ （速っ！）」
緑のゴミ箱から！
一瞬で！ 飛び出し！！
部下に！
クリスチーヌ（☆☆☆☆） 「急げ！ ビビラを追うぞ！！（汗）」
しかし！ 他の隊員はゴミ箱から瞬時に出る事が出来ず！
レッドスター１０・１１・１２・１３・１４ 「はっ、はい！すぐに追いかけます！（汗）」
それを見た！ クリスチーヌ
クリスチーヌ 「もういい！（怒）」
クリスチーヌは 単独で！
ビビラを追いかけました！！
ゴミ箱から 最初に出た レッドスター１０は
レッドスター１０ 「ボスは１００メートル・・１１秒を切る俊足・・・満身創痍のビビラ様では・・・スピードでは勝ち目は無い・・・行くぞ！オレタチも追うぞ！」
レッドスター隊員達 「ラジャー！」
先行するビビラに・・
すぐ・・
クリスチーヌは追いついてきました！
クリスチーヌ 「待て！ビッチ！ スピードではお前に勝ち目はナッシング！（笑）」
ビビラとクリスチーヌは走りながら！
ビビラ 「相変わらず・・・負けず嫌いね・・・・クリスチン・・」
クリスチーヌ 「なっ？（汗） ワタシの名を？（汗）」
ビビラ 「あなた・・２５年前の世界少女体育大会で・・ワタシに勝って１位になったと自慢してるらしいじゃない？」
クリスチーヌ 「事実だろうが！？（汗）」
ビビラ 「あれ・・・ワザと負けてあげたのよ・・・」
クリスチーヌ 「ウソを言うな！」
ビビラ 「事実・・」
クリスチーヌ 「なら！なぜ！真剣勝負しなかった！？」
その時・・ ビビラの脳裏に・・
２５年前の 決勝レース直前にグレゴリーに言われた言葉が・・
『 星無しが１位になる事は 今の時代では許されない 』
ビビラ 「そう・・・・・あの時・・・星無しが１位になることは許されなかった・・・・・あなたと違ってね・・」
クリスチーヌ 「はぁ・・はぁ・・・（息切れ）」
ビビラ 「だけど・・・もう・・時代は変わる・・・はぁ・・はぁ・・（息切れ）」
クリスチーヌ 「何も変わらない！ クズ（星無し）はクズ（星無し）だ！」
ビビラを追うクリスチーヌは！
あと少しで ビビラの長髪を掴める距離にまで迫りました！
クリスチーヌ 「ほら！ もう追いつくぞ！（笑）」
その時・・・
ビビラ 「クリスチン・・・・・変わるのよ・・・・」
ビビラのスピードが・・
クリスチーヌ 「うっ！（汗）」
徐々に・・
二人の差・・
二人の大志の差が・・
二人の距離を 拡げ始めました・・
クリスチーヌ 「馬鹿な・・・・ビッチのクセに・・・はぁ・・はぁ・・（息切れ） ううおおおぉぉぉ！！」
クリスチーヌは 持てる力の・・全力で走りましたが・・
しかし・・
ビビラとの差は 離れるばかり・・
その時！
クリスチーヌは つまづき！
クリスチーヌ 「うわ！」
コケてしまいました！
離れゆく・・
ビビラの背を見ながら・・
クリスチーヌ 「くっ・・ （このワタシが・・・・ビッチに負けた？ ありえない・・・そうよ・・・転んだからよ・・）」
そして・・
すぐに・・
立ち上がり・・
携帯を取り出し・・
かけながら・・
ビビラを急いで 追いかけ・・
呼び出し音 「プルプル・・プルプル・・プルプル・・プルプル・・」
クリスチーヌ 「早く出ろ！ ジジイ！」
グレゴリー（☆☆☆☆）「プルプル（呼び出し音） ふぉふぉ（笑） 何事じゃ？」
クリスチーヌ 「ビビラ様が逃走！ ソッチ（マイアミビーチ）に向かっています！（汗）」
グレゴリー 「なんじゃと！？（汗）」
クリスチーヌ 「現在、追ってますが・・追いつけそうもありません・・（汗）」
グレゴリー 「来ると言うのか？ビビラが？（汗）」
クリスチーヌ 「目的は分かりませんが・・・確実に・・」
グレゴリー 「星無し一斉清掃まで・・・後３分じゃぞ・・・」
クリスチーヌ 「処刑方は何に決まったのですか？」
グレゴリー 「毒ガスじゃ・・風向きが調度いいからな・・」
クリスチーヌ 「え？（汗）」
クリスチーヌは走るのをピタっと止め・・
クリスチーヌ 「毒ガス？（汗）」
グレゴリー 「おぬしには・・・・しっかりビビラの管理を頼むと念を押したハズじゃが・・・・こうなる可能性があったからな・・・・」
クリスチーヌ 「・・・」
グレゴリー 「・・・」
クリスチーヌ 「なぜ・・ビビラ様は・・・マイアミビーチに？」
グレゴリー 「お前では・・・一生かかっても分からんじゃろう・・・カチャ。」
（続く）
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