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2006.12.21

オフヴィンテージ再考

(8)

テーマ：今日のワイン(6135)

カテゴリ：ワイン

著名生産者のオフＶＴやＧＣのオフＶＴは言わずもがなイメージと違うスケールに安いコストで出会いたく思うのはぶる探しのテーマでもあるところですが、村名やＡＣぶるクラスの古酒のオフＶＴはやはり余韻の短さや足の速さから大事な飲み会に選択が難しいところでしょう。

ブルゴーニュ’８７　セラファン・ペール＆フィス（ジュヴシャンの格落ちか？）
「セラファンは熟成すべき・・・」昔からの言い伝えです（笑）。

（最近思うにオフヴィンテージという言い方もおかしいかなと。）
香りはあのむんむんとした獣香があり、いい熟成と状態が良かったことを物語っている。やはり強靭な酸が印象的。しばらく待ってみることに。当時のＢＢクラスでもがっちり造られているので時間経過に耐えられそうだ。ギャンブルですが。
１時間ぐらいたっただろうか、幾分酸も和らぎ古酒独特の枯れた干草、皮、腐葉土、ブラックベリーの干したもの、プラム。すべて小粒なものだがＣシャンベルタンあたりの古酒のデクラセといった感じ。面白いです。最後にはうめうめしたチャーミーさもあります。酸がしっかりな分、食中酒（和食にいいです）がいいと思いますが今後期待が膨らみます。
８６赤などの難しい年はＧＣあたりでも水っぽさやフィネスに問題ある極端ながっかり感も否めませんが８７はひょっとしてお買い得だったかも知れません。年末にＧＣあたりの８７を試したいと思いますが８７を結構飲まれた方はどうでしょう？インプレお願いしたいところです。

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