10koの徒然日記

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2010年05月29日
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カテゴリ: 小説
 鼻が痛くて、午後の授業は散々だった。左側が特に痛くて、鼻の中で血が固まったらしく、

 息がしにくいし、鼻をかむとかさぶたが取れてまた出血をして・・エンドレス。

 「今日は体育でもあったのか?1人すごくなっているのがいるが」

 それこそ体育教師のようなマッチョな体格で、仇名がバイオレンスフラワーと呼ばれる男性

 教師が言った。担当科目は現代国語、趣味・華道の彼はフラワーアレンジ部の顧問だ。

 「なこそ先生、気にしないで授業を進めて下さい」「そうはいわれてもなあ」

 ずび、ずば、だらあ・・・。鼻に詰め物グイグイ。すぐ赤くなるから交換交換。

 おかげで、教室のゴミ箱はいまやあたしの所有物のようなもの。

 赤い血、赤い血、まっかっかー。



 と先生が・・・」言いながら、先生がくらくらしだした。そしてくたっと腰が抜けたように

 座りこんでしまった。

 「先生、しっかりして!」「きゃーだれか保健委員!」逆だっつーの。


 「へえ、そんなことあったの」まねきさんはくすくすと笑いながら聞いていた。

 「1年生も面白い事してるのね」紀香先輩も笑っている。

 「3年になると、見習いシスターコースか神学コースか、他大学コースに分かれるからね」

 「そんな面白い事できないものね」紀香先輩は言いながら、バックから数枚の紙を出した。

 「はあい、みんな、集まって」紀香先輩が声をかけた。視聴覚教室にいるメンバーがわらわ

 らと集まった。

 「今度のハナミズキ祭に揃いで着る衣装のデザインなんだけど。どれがいい?」

 うっわー。ヘビィメタからゴスロリ、それこそシスター風とか姫ロリ、ゴシック、スペース



 「あえて、女子高生らしい制服は作成しなかったの」

 「紀香先輩。演劇部と共演なんですよね。舞台にも同じ立ち位置で立つんですか?」

 「サキの言う通りなのよ。でも同じ立ち位置でエレキかき鳴らすのって、快感そうじゃな

 い?」

 「わかった、紀香先輩、これ全部使いましょう!」「サキ?」「1人1人違うのにしてそれ



 「へ?」1年のあたし達はびびったけど、まねきさんは笑いだした。

 「あははは、紀香、1本とられたね。すごいよ、サキ。それでいこう」

 「まねきぃ」紀香先輩はちょっとひねた表情をした。

 「演劇部の出し物、何やるか、知ってる?」けだるげにまねきさんが聞いた。

 「はーい、ミュージカルピグマリオン」美幸が答えた。

 「あれって、ミュージカルだっけ。ってか、それだれにきいたの?」あたしの問いに、美幸

 は「スター」と答える。

 「オペラって言ってなかったけ?」まねきさんの言葉に「確かにそうは言ってたんですけど

 ね」。「じゃ、演劇部の部長に直接聞いてみるわ」まねきさんが言った。


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最終更新日  2014年11月22日 21時16分26秒
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