主役の2人ではなく、オ・ジョンセ演じるギョンセから作品が始まるのがポイントのような気がする。
「これ」が主人公なのかぁ、って少し戸惑うんだけど、気づいたらなぜか主人公に共感してる。めちゃくちゃなのに。現実にこんな人がいたら、8人会のメンバー以上に冷たく接してしまうかもしれないのに。
ファン・ドンマンっていう名前も良い。
あんな迷惑行為はしないけど、夢があるのにいつまでも叶えられなくて、諦めることもできなくて、自分を棚に上げて人の悪口を言って、でも本人はいたって純粋に映画が好きでっていう姿が他人事でなく、胸が痛かった…
ちゃんと寄り添ってくれる人がいるのも良い。8人会のメンバーにも常に後ろめたさが漂っていて、ちゃんとドンマンを友人だと思ってるんだなーと。
主演は『ウ・ヨンウ』におならプー役で出てたク・ギョファン!不思議な愛嬌があって印象に残る俳優さんですよね。ウナといると急に可愛くなるのも笑えます。
コ・ユンジョンもムービング観てから大好きです。
心に残る台詞がすでにたくさん登場してる。
「話す相手がいない時は自分の名前を叫びます
声が届いたら俺のもの」
「声が届けば 自分と無関係ではなくなるような
そんな感じかな」
「黙れませんよ 恐怖に震えてるのに」
"黙ってたら存在すら消え失せそうなのに
黙れるわけない"
「無能って何です?
"人間味のない人間"が一番無能では?」
「ご期待あれ 俺はもっとすごくなる とてつもなくもっと無価値になる」
「それから俺は 無価値さの果てで 輝く真実をすくい上げる」←大好き
ギョンセの妻のセリフが痛烈。
ギョンセは何をそんなに恐れてるんだっていうくらい、ドンマンを毛嫌いしてるけど、やっぱり自分の作品にも自分自身にもどこか自信がないんでしょうね。
「もっと懐の深い人になってよ」って、私が夫に思ってることと同じで、こういう台詞が登場する韓ドラがやっぱり好きだと思った。
「ポン・ジュノ監督ならドンマンに絡まれても笑い飛ばすわ」
爆笑しているポン・ジュノ監督が目に浮かぶよう😂
ウナの先輩とか、すごいリアリティある感じで嫌なやつですよねぇ。
韓ドラって、悪いヤツは悪!ってわかりやすいものも結構多いけど、このドラマは違いそう。
8人会のメンバーがドンマンに圧倒されてるのも感じるし。
ドンマンが成功してハッピーエンドみたいな話じゃないだろうけど、ドンマンが作ったものがギョンセを感動させたらアツいな。
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