家庭菜園・狩れ! 枯れ! アレ? 物語

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ミレディ @ Re:わぁ、私も同じ!(12/19) moonさん 芸能人が管理されているのはあ…
moon@ わぁ、私も同じ! 私も先週末、まったく同じのが届きました…
ミレディ @ Re:私も(12/19) あったさん Greeなどでも増えているそう…
あった@ 私も きてました。しかも全く同じです。 私の…
ミレディ @ Re:同じことありました(12/19) えいこさん mixi側がIDを閉鎖したのでし…

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December 4, 2006
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カテゴリ: 私の24
 私の数少ない趣味の一つにパン教室通いがある。

 もう四年以上通っている。家族は「パン」よりも「料理」の上達を願い、料理教室へ通うよういってくるが、料理に興味は無いので行く気は無い。言葉を選びつつ旦那が私にこう呟く。

「パン教室に行ってはいかんと言っているんじゃないよ。もし良かったら、パン教室に行く三回の内の一回を料理教室に行くようにしたら家族皆が幸せになるんじゃないかなと思うだけ……」
「興味が無いところに通うつもりはありません」

 勢いに乗り、現在はパン教室の先生の資格まで取得したが、特にそれを使うあてはない。アメリカでもパン作成の技を披露したいと思ったが、残念ながらそのような時間も道具も足りなかった。次回は是非持参し、自慢の「技」を披露したいと思う。

「そういえばさ、この間お姉さんが野菜を洗剤で洗ってたんだけど、あれって変だよね。日本では絶対に洗剤で野菜を洗わないよね」
「そ、そうだねえ」

 適当に笑顔で笑って会話を流したが、これは「知らないから」ではなく「真実を知ると辛くなるだろう」からという判断からである。実は中国では「野菜を洗剤で洗う」のは普通であり、きちんと「野菜専用の洗剤」が売られている。

 洗う理由はいくつかあり、一つはまず人間の糞尿をそのまま肥料として使用しているため洗わずに使うと「寄生虫の問題」があるからである。上海などは外国人が出入りする場所は殆ど水洗になったというが、私が居た北京ではトイレットペーパーはそのまま流さず、前に置かれた箱に捨てるよう指示されていた。理由を聞くとそれは「肥料に使うから」であった。日本でも牛糞などは肥料として使うこともあるが、これは一度一箇所に集め発酵させてから使うため、寄生虫はその熱で死亡しまず問題などは起こらない。



 中国などではどうしても「農薬を多く使う」傾向があり、一時は香港で野菜のことを「毒菜」などと書いていた。まずこうした野菜も綺麗に洗い火を通せば問題無いのだけれど、日本人の一般的な感覚からすると、これは少しかけ離れているのかもしれない。

 特に意識して見なければ、気がつくことはないが、アメリカでも「野菜専用」の洗剤が売られていることがある。これはリンゴなどに塗られた「ワックス」を取り除くためのものである。日本にいてもアメリカ製の「レモン」がいつまでも腐らないことに違和感を感じたことがあるが、つまりはこれ「ワックス」を塗ってあるおかげであるようだ。

 アメリカでは皮のままリンゴを齧るのが普通であるというが、話を聞く限り生で何かを食べるのはやめた方が良さそうだ。スーパーなどを回ると売られているリンゴの大きさは日本よりは小さく、見た目すっぱそうであった。以前中国では一瞬油断し生のトマトを一切れ食べ、腹痛を起こして倒れたことがある。

 後で聞くとトマトは特に農薬を多く必要な野菜であるそうだ……海外に行ったら体調保持のため野菜はたくさん食べるけれど、生では絶対に食べない。必ず火を通してから。ちなみにトマトは「シーホンシー」という卵と一緒に炒めて良く食べた。これが安くてとてもおいしい。空港で同席した男性に「中国料理で一番おいしいのは何だ?」と聞かれて「シーホンシー」と答えて大笑いされたことがあるが、これは馬鹿にされたと思われたのかもしれない。

 アメリカに来たのに中国料理ばかり食べているのも問題である。やはり私はパンの専門家! ということで突如としてピザを買いに行くことにした。中国人の両親は慌て始めた。ピザなどは到底食べられないというのだ。

「絶対私達の分は買って来ないで」
「どうしよっかなー」

 両手をパタパタと振り悪魔をイメージして部屋をぐるぐると回る。意味は分からなくても私のいじわるをしたい気持ちは伝わったらしい。背後からは何度も「買って来ないでー」「食べないからやめてね」という言葉が聞こえてきた。

「ここが安いのよ。ペパロニ・ピザ・ワンホール 五ドルなのね」
「それは安い」



 ホカホカのピザはトマトソースにサラミ、チーズがのったシンプルなものである。日本と違い「注文を受けてから焼く」のではなく、既にピザは焼かれておりお金を払えば後ろに置かれたピザをはいどうぞ、とばかりに渡される。途中で一個一ドルのチュロスを買い帰路につく。このチュロスは日本のものとは違い、長さは日本のものの一.五倍ほどちょっと生地が噛みごこち良く、幾分ふんわりとしており本当に「ドーナッツ」といったイメージのものであった。全体には砂糖に混じってシナモンがかかっている。香りはきつくなく日本人でも食べられる味である。

「ごちそうさまでした」

 勢い込んで出かけたのにも関わらず、私が食べたのはチュロス一本にピザ一切れ。何とか妹の顔を立てもう一切れピザを食べようと思ったが、しっかりとした厚手のパン生地は殊のほか腹に張り、思いはあっても身体が許してくれなかった。

「全然食べないんだったら……買わないでよね……」
「いや。明日食べるよ。うん。味はおいしい。アメリカといえばやっぱりピザだねえ~」



「うーん。これでドーナッツも食べに行きたいと言ったら多分怒られるんだろうなあ……」

 未練を残しつつ、旅はまだ続く。


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Last updated  December 4, 2006 12:03:45 PM
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