2005年03月30日
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カテゴリ: 健康
 サラダなどにもよく登場するニンジン、キュウリ、キャベツ、カボチャなどには、実は破壊酵素アスコルビナーゼというのが含まれています。このアスコルビナーゼという舌を噛みそうな名前の酵素は、長時間、空気に触れたりすると、野菜に含まれているビタミンCを酸化させて、破壊するのです。

 だから、サラダが出たときにはなるべく素早く、これらの野菜をヤッツケてしまう必要がある...なんて、とてもたいへん!

 そこで登場するのがドレッシングです。新鮮な野菜を切って、皿に盛り、ドレッシングを掛けて食べる...生のままだと味気ない野菜を、おいしく食べられる画期的な調味料だが、ドレッシングはご存じ、食酢と食用油に食塩やコショウなどをブレンドしたもの。

 そのドレッシングに含まれているお酢が、なんと!アスコルビナーゼの働きを阻害するのです。つまり、サラダにドレッシングというのは、非常に理にかなった食べ方だったのですね。キュウリの酢の物などという食べ物は、昔の人達はビタミンCが無くなってしまうのを防ぐために、なんとなくそうやって生み出したのかもしれないですね。

 また、このアスコルビナーゼは、熱を加えられると力を失うので、加熱すればビタミンCが破壊されることは防げます。だから、煮たりして、熱を加えるのが当たり前のカボチャなどは心配ありません。

 更にドレッシングに含まれる油が、ビタミンAの吸収を助けるので一石二鳥のようですが、残念ながら油はカロリーが高いのです・・! と、うまくはいかないのが世の常でしょうか。

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最終更新日  2005年03月30日 22時21分15秒
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