ホンヤガヤマダ（読んだ本の記録）

Profile

ホンヤガヤマダ

フォローする

わ行-作家

(10)

Favorite Blog

箱根でアート三昧の… 見栄子♪さん

最近作った曲俵のねずみさん

ballの部屋 ball-ballさん
すみれさくメモ オレンジ３７さん
本の足跡 おさめんぬさん

Calendar

出版社: 徳間書店 (2005/04)
★★★★★

　いやー面白かった！

　「陰の季節」に登場した七尾友子と平野瑞穂。D県警シリーズ短編。
　陰の季節の中の「黒い線」が面白かっただけに、すごく嬉しい一冊でした。
　すべて瑞穂が登場します、主役です。
　ドラマ化されていて主役は仲間由紀恵ですが、なんかイメージ違う。
　踊る大捜査線に出てくるかわいい婦警さんって感じかなー、むふ。
　七尾友子は松下由樹さんがいい感じ。

　平野瑞穂は幼い頃から婦警さんになりたかった。
　その夢が現実となった。

「魔女狩り」
　あの事件がきっかけで半年のブランクの後、今は広報公聴係に配属されている瑞穂。
　新聞記者にネタを提供している人間を追う。

「決別の春」
　季節は春、瑞穂に新しい配属先が決まった。犯罪被害者支援対策室「なんでも相談テレホン」の係だ。
　希望した似顔絵婦警には戻れなかった。
　さっそく相談が入る、それは「焼き殺されるかもしれない」という２０歳の女性からだった・・・。

「疑惑のデッサン」
　瑞穂の後釜の似顔絵婦警が書いた犯人の似顔絵が新聞に公開された。

「共犯者」
　銀行強盗の模擬訓練中、本物の銀行強盗事件が近くで発生した。
　情報漏れだ。
　一方に警察の目が集中している最中に本物が動く。
　いったい誰だ、そして犯人は・・・。

「心の銃口」
　強行犯捜査の紅一点だった女性が産休に入った為に、瑞穂にとっては寝耳に水の配転となった。しばらくは捜査一課の刑事だ。
　事件発生、婦警が拳銃を奪われた！
　瑞穂も拳銃を携帯し捜査に向かった。

.......................