ホンヤガヤマダ(読んだ本の記録)

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November 8, 2007
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テーマ: 最高の一冊(63)
カテゴリ: 海外作品

出版社: 早川書房 (1988/11)
★★★★★

 訳:羽田詩津子

 ひらめくと、口ヒゲがぴくっと引きつる主人公のクィララン記者と相棒?のシャムネコが事件を解決する。
 猫のしぐさや行動の描写が実に素晴らしく、いかにも目の前にシャムネコが居るかのような気がしました。
また、猫が飼いたくなりました。
 このシリーズは「三毛猫ホームズ」が人気が出たので、後追いで翻訳されたのかな?

 1966年(翻訳1988) 本作
 1978年三毛猫ホームズシリーズ誕生


 書店に寄ったら10冊以上棚に並んでいたので、そこそこ売れているシリーズなんでしょうねー。


.........................

 久しぶりに職にありつけた新聞記者のジム・クィラランは新しく芸術家の取材の仕事を任された。
 あまり芸術家から評判の良くない芸術評論家のマウントクレメンズの家に取材に行くと、そこには気品あふれるシャムネコが居た。名前はココ。グレープフルーツジュースと新聞が大好きだ。そして、その評論家の空き部屋にクィラランは居候することになったのである。

 そして、画廊経営者のアール・ランブレスが殺されてしまう。画廊は荒らされ、数枚の絵が破かれ、半分に破かれてしまっている貴重な絵(バレリーナが描かれている)が盗まれていたようだ。破られたもう片方の絵が手に入れば相当な価値が付くとされていたのだ。

 さらに、シャムネコの主人も殺されてしまう。
 美術館から盗まれた高価な短剣、美術学校で開かれた芸術家の集まる催しでの転落事故死、殺されたランブレスの妻の不穏な行動。
 事件の真相は意外な人物な登場によって解決するのであった。

..........................


猫は手がかりを読む








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Last updated  November 8, 2007 01:57:06 PM コメントを書く


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Comments

俵のねずみ @ Re:インビジブルレイン 誉田哲也(12/30) 明けましておめでとうございます。 皆様の…
お久しぶりです@ Re[1]:蒼ざめた馬 アガサ・クリスティー(10/22) 俵のねずみさんへ お、ちゅー吉先生だ!…
俵のねずみ @ Re:蒼ざめた馬 アガサ・クリスティー(10/22) ホンヤガちゃんだ!こんばんは! おひさし…
俵のねずみ @ Re:黄昏に眠る秋 ヨハン・テオリン(01/03) 新年おめでとうございます! お正月はい…
オレンジさんへ@ Re[1]:三世代探偵(01/11) オレンジ37さんへ お!やったね。 早い…
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