へそまがりの読書日記

へそまがりの読書日記

2010年03月25日
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しゃにむにGO(第32巻)

私は 羅川真里茂さんに 盛大な拍手を送りたいっっ  ぱちぱちぱち・・・

作品が未完なのに、そのまま放置してみたり、

休載につぐ休載で、何年かぶりにコミックス出してみたり、

長く連載しているものの、同じようなエピソードを繰り返し、

完璧 ”永久ループ” に突入している な~~んちゃってマンガ家がいるなか、

長年高いテンションと質を維持しつつ、

「文句なし!!」 という、鮮やかなフィニッシュを決めてくれた羅川さん。

ずっとファンでいて良かった、しみじみ思います。

幕ノ鎌高校に入学して、テニスを始めた井出延久。

運動神経バツグン、足はめっぽう速く、スタミナ十分。 

でも言動がおこちゃま・・・  常にポジティブ。

ジュニア時代は佐世古俊のライバルだった天才プレーヤー、滝田留宇衣(ルウイ)。

精神的に脆く、プレッシャーに弱い。

一度はテニスをやめたものの諦めきれず、幕ノ鎌高校に入学後、テニス部に入部する。

延久とは正反対クールな性格。

テニスド素人の延久と、留宇衣くんがダブルスでペアを組むことになっちゃった。

持ち前の運動神経で、延久はめきめきと上達していきます。

(佐世古俊くん曰く、延久は天才だそうです。)

延久に嫉妬しながらも、影響を受けつつ、

自分の弱点(メンタルの弱さ)を克服していく留宇衣。

さいごの最後には、2人でインターハイシングルス決勝を戦うまでになるのです。

奇妙奇天烈な技が出てくるわけではなし、ハデさはありませんが、

主人公たちが投身大で、恋愛や家族のことで悩んだりしている、どこかにいそうな高校生。 

とても好感が持てます。

最後の2巻(31・32巻)にまたがる延久と留宇衣の決勝戦は、

これまでのいろいろな想いが凝縮された、最高の熱戦となりました。

読んでいると息するの忘れそうなくらい・・・ スゴイ緊張感ですよ・・・

完璧だと思ったのは、決勝戦ばかりじゃあないっ

”あり? あの人どうなっちゃったの?” ということがなく、

延久とひなこちゃん、 留宇衣と本条さんのラブ進展、

留宇衣のお母さんで元テニス選手だったマリー・ビノシュのことから、

感情表現ド下手なお父さんとの心の通じ合い、

佐世古くんの家庭内問題、 池田先生とサンゴちゃんの結婚などなど、

主だった登場人物の、「その後どうなったの」 問題が すべて描き尽くされていること。

完全消化、はぁ~、すっきりってなもんです。 おみごとっ






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最終更新日  2013年11月08日 13時57分54秒
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