へそまがりの読書日記

へそまがりの読書日記

2012年09月09日
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カテゴリ: 読書記録

心のナイフ(上)


SFテイストYA小説の三部作第一弾。



相手の思っていることがダダ漏れな世界

(もちろん自分の思考も相手にバレバレ)という、あり得ないけど面白い設定、

ワケがわからないままでの逃避行、奇怪な登場人物。

読み始めたら気になって気になって、どんどん読み進んでしまいました。

“YA小説だと侮ってはいけないなぁ”と思った次第です、ハイ。



ここから先ネタバレ炸裂ですので、未読の方はご注意下さい。







入植したある星で、先住生物・スパクルと戦争になった際に

細菌(ノイズ菌)がまき散らされてしまいます。



男性はお互いの思考が“ノイズ”として聞こえるようになります。



新世界でたったひとつの町(といわれている)プレンティスタウンでは

13歳になると成人とみなされます。

主人公・トッドはあとちょっとで13歳、町で最後の子どもです。

そのトッドですが、理由もわからないまま、

プレンティスタウンから逃れなければならなくなります。



逃亡の途中で知り合ったのは、墜落した偵察機から

一人だけ助かったヴァイオラという少女。

彼女と愛犬マンチーとともに、細菌(ノイズ菌)の治療ができる(といわれている)

ヘイヴンという町を目指すことになります。



プレンティスタウンに一番近い町・ファーブランチに着いたトッドたちは、



プレンティスタウンの首長・プレンティス率いる軍隊(!)が侵攻してくるのです。

隙を見て逃げ出した一行は、ブロックリー・フォールズという町まで

あと一歩というところで軍隊に追いつかれてしまい…???



ここから先は下巻に続きます。





物語が終始トッドの視点から語られているので、



新世界にはプレンティスタウン以外にも町はあったし、

もういないはずの女性も生きていたし、

今まで信じていたことが嘘だったことを知ったトッド。

なぜ嘘をつく必要があったのか。

プレンティスタウンから逃げなければならない理由は何か。

気になって仕方ないので下巻へ突入します!







ぼくはトッド・ヒューイット。

あとひと月で十三歳、つまり正式な大人になる。

ぼくが住んでるプレンティスタウンは新世界のたったひとつの町。

この星に入植したぼくらは、土着の生き物と戦争になった。

やつらが撒いた細菌のせいで女は死に絶え、男は互いの考えがすべて

“ノイズ”として聞こえるようになってしまったのだ。

ある日、町はずれの沼地で、ぼくはノイズのないまったき静寂に出会った。

これは何?それとも誰?

異様な迫力、胸が締めつけられるような感動、尽きせぬ謎。

ビッグタイトルを独占した“混沌の叫び”三部作、第一弾。

ガーディアン賞、ジェイムズ・ティプトリー・ジュニア賞、

ブックトラスト・ティーンエイジ賞受賞作。







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最終更新日  2012年09月09日 21時16分02秒


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