へそまがりの読書日記

へそまがりの読書日記

2013年08月18日
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カテゴリ: 読書記録

同期  今野敏



家宅捜索中に逃走した暴力団組員に捜査一課の宇田川が発砲された。

すると突如、同期の公安刑事・蘇我が現れ宇田川を助ける。

だが3日後、蘇我は懲戒免職となり姿を消す。

そして連続殺人の容疑者に。

同期を救おうと宇田川は独自捜査を始めるが、組織の論理が高い壁となるー。

予測不能!怒涛の展開が続く、警察小説の大傑作。





ここから先、ネタばれあります。





同期シリーズ第1弾のこちらから先に読むべきだったのですが、

シリーズものだとは知らず、第2弾の『 欠落 』を先に読んでしまいました。

なので、

“蘇我の命が危ないのでは?”と心配する宇田川には申し訳ないのですが、

“いやいや、蘇我は元気だよ~~”とひとりごちてみたり、

“蘇我の懲戒免職、実は建て前なんだよね~~”とか、

ちょっと緊迫感が薄れてしまいました、残念・・・





それを抜きにした感想ですが、

第2弾の『欠落』と似通ったところが多いです。



今回登場するベテラン刑事・土岐は、

決して上には逆らわず、定年まで無難に毎日を送るタイプ(宇田川視点)。

でも、実際は情熱を内に秘め、必要があれば上司にも意見する刑事です。

そう、『欠落』に出てくる佐倉によく似ています。



連続殺人事件が、安保マフィアと関係しているところもそっくりです。

『欠落』では中国マフィアですけど…

捜査一課、公安が絡む事件となれば、こうなるんでしょうか・・・



32歳の巡査部長・宇田川が、右翼の超大物・八十島秋水と

簡単に会えてしまったばかりか、彼に気に入られるとかあり得ないでしょう。



そのうえ、公安部長、組織犯罪対策部長など警察幹部と直接話すなんて、

現実では考えられません。



でも、私は宇田川のような刑事がキライではないし、

脇を固めるベテラン刑事たちに刺激されて、

成長していく過程がとても楽しみなのです。








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最終更新日  2013年08月18日 21時21分04秒


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