へそまがりの読書日記

へそまがりの読書日記

2013年12月02日
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リアル(13)




そんな日がある

今日がその日だ




幼い頃、大好きな父が家を出ていった日。

その日から父への想い、バスケへの熱、本来の自分を小瓶に閉じ込めてきた久信。

とりたてて努力しなくても勉強もスポーツもソツなくこなし、

だからなのか人を見下して、ランク付けして本当にイヤ~~な奴でした。

もう目が死んでたもんね…

久信が事故にあった時、不謹慎だ、鬼のようだと自覚しながらも

「自業自得」と思ったものでした。

加害者になっちゃったトラック運転手さんがお気の毒とすら思ったもんね…

その久信が変わった日。





スコーピオン白鳥の熱狂的なファンで、

妄想に逃げ込んだファンレターをスコーピオンに送り、

日常から目をそらすことで何とか耐えてきました。

(彼が時々はさむ一言が結構好きなんですよ、私・・・)

その花咲が変わった日。



その日がスコーピオン白鳥がすさまじい試合を見せてくれた日です。



全く動かない脚でどうやってリングに立つのか。

どんな試合をするつもりなのか。



白鳥の若手時代の回想シーンが挿入される形で試合が進んでいきます。

対戦相手・松坂マンバは、かつて白鳥がタッグを組んでいた相手です。

松坂と二人「ライジングサンズ」で天下を取った日。





「太陽は1つでいい」

その一言で白鳥はヒールへ。

ヒーローになりたかった、なるはずだった男が、

「闇」の側に立たなければならなくなった日。

それ日からずっと抱えてきた葛藤はどれほどだったか。







自身の苦悩とクソ野郎どもの想いを背負って闘う白鳥の姿は

久信と花咲の魂を揺さぶります。

それぞれが自分の殻を突き破り本来の自分を受け入れて、前へ進み出した瞬間、

ヒールがヒーローになった瞬間です。





久信はドリームスに入部するようです。

戸川とは近い将来好敵手になるでしょう。

以前の死んだような目とは全然違いますね。

今なら素直に「久信、がんばるのよっ!!」(なぜオネェ言葉?)と思えます。



そして12巻でもちょこっと出てきた野宮くん、

劇的変化を遂げていましたが、この巻にもちょこっと登場します。

あんた、こんなところで何してんの?

でもいいキャラしてるよね、なんかほっとする。

本当に優しい人なんだなぁ。



あ、それから大事なことをひとつ。

これは電車、バス、飛行機の中もしくはスタバ、マックなどなど

早い話が公共の場ですね、そんなところで読んではダメです。

(バスの中で読んだら酔っちゃいますよ・・・)

一人になれる場所で読んだ方がいいですね。

うるうるぐしゅぐしゅだったら“風邪”でごまかせますが、

号泣に至ってはアブナイ人になってしまうからです。

くれぐれもご注意下さい。









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最終更新日  2013年12月02日 13時08分02秒


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