へそまがりの読書日記

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2026年06月22日
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カテゴリ: 読書記録



科警研のホームズ [ 喜多喜久 ]

科捜研は聞いたことあるけど(テレビドラマですね)、科警研って?

「科警研(科学警察研究所)」は 警察庁(国の機関)の管轄で全国に一か所・千葉県柏市にあり、科学捜査の研究開発や、新しい鑑定技術の開発を行います。

科捜研の職員に対する研修や技術指導、科捜研では対応が難しい「最高難度の鑑定」も担当します。 

「科捜研(科学捜査研究所)」は全国の都道府県警察(警視庁など)に置かれ、 各地の警察署で発生した事件の現場から採取された証拠物(DNA、指紋、薬物、筆跡など)の鑑定・分析を行い、実際の捜査を支援します。

なるほど! 



舞台は新しく設置された科警研・本郷分室。

室長は、科警研のホームズと呼ばれた土屋。

それと半年間の研修のためにやってきた三人の研修生がメンバーです。

タイトルにホームズとありますが、このホームズ、ちょこっとアドバイスをするくらいで、ほとんど幽霊室長なんですね。



その代わりに三人の研修生が、事件解決のため、自分の得意分野で頑張るのです。



科学捜査ってすごい進歩を遂げているんですね!

作中いろいろな調査方法が出てきて、ほぼ何のことやら状態ですが、それでも「すばらしい」ことはわかります。

4作の短編がおさめられていて、特に印象深かったのは『惜別のロマンチシズム』と『伝播するエクスタシー』でした。

『惜別のロマンチシズム』は、一卵性双生児の片方が殺人事件の容疑者なのです。

被害者の女性は、自分の部屋で殺されますが、よりによって双子の両方と付き合っていたという…

現場となった部屋に残されたDNAが、どちらかのものか判別できたとしても、二人とも部屋に出入りしていたわけで。

さぁ、どんな捜査方法で容疑者を特定するのか…



『伝播するエクスタシー』は、日本刀が凶器になった辻斬り殺人事件。

初めは野良猫やハトを斬って楽しんでいたしょうもない奴が、ついに人を斬り殺すようになってしまいます。

が、狙った獲物に逆襲され、反対に殺されてしまいます。


辻斬りを始めるという衝撃的な展開です。

この事件では、引退した警察犬が活躍しますよ‼

そして眠っていた土屋のやる気が再燃します。

研修期間も半年延長され、シリーズ第二作『科警研のホームズ毒殺のシンフォニア』へと続いていくんですね。





科学警察研究所・本郷分室にやってきた三人の研修生たちは、科警研の仕事に興味を示さない室長・土屋の態度に困惑する。かつての彼は科警研の研究室長を務め、鋭い洞察力と推理の切れ味で、警察関係者から「科警研のホームズ」と称されていたらしいが…。土屋にやる気を取り戻させるため、そして自分たちの成長のため、三人は科警研の所長・出雲から持ち込まれる事件の調査に邁進する。





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最終更新日  2026年06月22日 20時54分08秒


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