10年後には若隠居

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2009年06月10日
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カテゴリ: 雑感
麻生首相の「温室効果ガス削減」記者会見を見ていて思ったが、
国内のみでの削減(いわゆる真水)を強調しすぎる内容は
環境省のミスリードなのでないか。

目標数値が間違ってる、ということではなく地球全体での予算配分、
という視点まで踏まえた政策立案ができてない。

この記者会見で、日経の記者だったかが質問していたように、
「日本はすでに省エネ国家なのにさらに絞り出して15%下げる。
 だからあなたたちも目標を厳しくしろ」という議論が、
先進国はさておくとして中国・インドに通用するとは思えない。


それだけの金額を投じて国内でやるよりは、
むしろその何割かの費用を中・印に投じる方が効率が高いと思う。

国内目標はほどほどに設定して、その代りに目的税として
本来削減していたら負担しないといけなかった費用の何割かを徴収する。
これにODA費用のいくつかを足して
BRICsなどの工場改善に費用を投じたほうが、
削減される排出量は増えるだろうし、
さらに工場改善のために国内メーカーの生産がいるから景気対策にもなる。

今の排出権取引のスキームでは、どの程度まで日本の削減量として認められるか、という問題はあるが、前もって予算措置して今後投入する資金を発表するほうが、真水15%削減寄りは世界へのインパクトが高いと思う。






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最終更新日  2009年06月10日 21時26分10秒
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