勝手にドイツ児童文学映画祭その3
これも未読。恐らく大幅翻案。二つに別れていた家族が子供達によって再生する話ですが、パパとママの大人の事情に泣けてしまった。「人生にはブレーキをかけなければいけない時がある。」っていい事言うなぁ、ウルフ。
女の子達はほんとの双子でそっくりだけど、あんまし可愛くない。今見ると10数年前のファッションやメイクが古臭い。
二人は ハンブルグ とベルリンから夏期学校に参加しますが、向こうの ベルリッツ はあんなリアル・ ホグワーツ みたいなスコットランド古城でやるの?ほんとにまだ蒸気機関車も走ってるのか。
チャーリーとルイーズ
ふたりのロッテ
3作品とも父親が失業して貧しかったり、両親が離婚する恵まれない子供達の話なのは、ケストナーの自伝的な要素が含まれているかららしい。
母親思いの健気なマルティンなども彼自身がモデルのようですが、実はユダヤ人医者との間に生まれた不倫の子供だったそうで・・・。
苦学して作家となり成功したものの、ナチスに抵抗して執筆禁止、梵書、逮捕と弾圧され、その後の東西分断で母親とも離れ離れになってしまったり、最後は長年連れ添った内縁の妻に看取られたりと、ほんまに映画みたいな人生や。
そんな気概の人、ケストナーの人生観、教育観が作品中にも散りばめられています。彼が向けるメッセージは、子供だけでなく大人にも伝わるものがあるのでは。
3作品とも、 ババリア・フィルム
社製作で、もう一つケストナー原作の「 点子ちゃんとアントン
」(未見)も合わせて、 ペーター・ツェンク
がプロデュース(ロッテはまたリメイク?)。
カッコつけてもどこかマニアックで、どうしても今一つ垢抜けないドイツ映画らしさがたまりませんが、昔から何度も全世界で映画化されてるらしいから、他のも見てみたいな。
角川エンタテインメント ひばりの子守歌
極めつけはこれ
追記:カテゴリ分けするのに、タイトル名ごとにしました。
「善き人のためのソナタ」 2007.02.10 コメント(6)
「サージェント・ペッパー ぼくの友だち」 2007.01.11
「点子ちゃんとアントン」(1999/ドイツ) 2007.01.09
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