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「あっ!」と驚く事件が起こりました。 経済産業省の20代の官僚が2人、コロナ関連の給付金を詐取して警視庁から逮捕されました。しかも、この給付金は2人が勤める経産省が所管していたものでした。 この事件が発覚する前から、警察には2人の豪華な暮らしぶりを告発する情報が寄せられ、高級車を保有したり、高級タワーマンションで生活する羽振りの良さが知られていたそうです。「やはり、そうだったな」 感の良い警視庁のキャリア管理官は読みが的中して、ご満悦だったに違いありません。 しかし、愚かとしか、言い様がありません。 国家公務員の給料に見合わない派手なことをすれば、不正をやっているか、親に負担をかけているかの何れかを周囲に疑われ、真相がどちらにしても、キャリア官僚としてマイナスになることが分からなかったのでしょうか。 たまたま、この2人は高校大学の同級生でしたが、1人はその大学を中退、東大に行き、司法試験にも合格していました。(出身高校は灘や開成、筑駒ではありません) だから、経産省内部の主流派は今回の逮捕劇に溜飲を下げただろうと言う人がいますが、僕は、「灘、開成、筑駒から東大組」も同様の事件を起こしかねないと危惧しています。 ここ数年、20代30代で退職するキャリア官僚が増えていること、「灘、開成、筑駒から東大組」の優秀層がはなっから国家公務員試験を受験せず、非公務員を目指す風潮が著しいそうです。 つまり、昔と比べると、全体的にキャリア官僚のレベルが落ちているのです。 学力だけではありません。倫理観も同時に落ちているのです。 世の中の価値観は金銭だけではなく、名誉もあることから、かつては富豪の子弟などの中にも、「名誉のために頑張る。単なる金持ちのボンボンでないことを証明する」と言って、灘、開成、筑駒などに行き、ストレートで東大文Ⅰ(法学部)に合格し、卒業後、キャリア官僚になるケースもありました。 富豪の子弟だからと言って、贅沢をするのではなく、粛々と公務員生活を送っていました。 そうして、社会的地位を極め、名誉を獲得したのでした。
2021.06.27
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今、僕が被害を受けている「嫌がらせ行為」の案件(実質は長崎地方裁判所依頼の案件)を担当しながら、なかなか解決できないでいる長崎県警の某所轄署は、僕のこの件以外でも、この数十年の間、解決に手間取り、多くの被害者達に辛酸を舐めさせて来ました。 僕自身、10代の頃、連続放火事件の「ホシ(犯人)だ」と言われて、誤認逮捕されかかったことは、本ブログ、2020年5月22日分「個人的な話で恐縮ですが、10代の頃の警察の恐怖譚をお話します。 」で詳述しました。 それは、所轄署の刑事課長が、誤った捜査指揮を行い、なかなか間違いに気付かず、捜査員に適正な指示を出さなかったため、捜査員数名が僕に張り付いて、その間、放火事件が連続発生。捜査員数名が僕から離れて、人海戦術でようやく犯人を逮捕できたというものでした。 数年前は、2年がかりで、ようやく連続窃盗事件の犯人を逮捕したということもありました。 その連続窃盗事件は、所有者が病院や老人施設に入るなどして不在の住居に、深夜侵入した犯人が、置物や掛け軸などの古美術品を盗み出した後、それ程時間が経たないうちに、その方面の業者に売り捌くことを繰り返すという犯行態様でした。 犯人は最初の犯行から、約2年間、狭い犯行エリアの中で同様の行為を続けましたが、なかなか逮捕されませんでした。 所轄署はそれなりに動いてはいました。 夜の8時台という早い時間から、被害が集中しているエリアを重点的にパトロール。多くの市民に職質をかけていました。 実は、この事件のパトロールで、僕も2度程、夜、職質を受けました。 1度目は、冬場の夜8時半頃、自宅周辺を防寒着をまとってウォーキングしていたら、すれ違った歩行中の警察官から「怪しい」と言われました。 そして、2度目は、その約1年後、自宅のトイレに支障があって、深夜11時頃、やむをえず、自宅近くの公園のトイレを使用した際、「何をやっているの?」と訊かれました。 以降は、その2度目の職質の際の話です。この時、僕に質問してきたのはパトカーに乗っていた2人の警察官でした。 まず、2人とも、僕がトイレから出てきた所を視認しているわけだから、「何をやっているの?」と訊ねるのは可笑しいし、そう訊ねられても、僕は「小便(大便)です」としか答えようがなかったわけですよ。 この時、誤解を解くために、2人の警察官と話していたら、まだ、この連続窃盗事件が解決していないことを知りました。 その際、僕はつい、自然にこう言ってしまったのです。「えっ! 最初の窃盗から2年経つのに、まだ、犯人が捕まっていないのですか!」(何もこれは僕1人だけの感想ではありません。普通の市民の率直な意見なのです。僕以外に多くの市民が、同様の事を言っていたのです) すると、2人のうち1人の警察官が驚くべきことを言ったのです。「犯人は1人だけとは限りません。複数の犯人が別々に窃盗事件を起こしているかも知れません。だから簡単に解決できません」 ??????????????????????????????????? 半径1キロにも満たない狭いエリアで、古美術品に限定した同様の手口の犯行が繰り返されているのに、それらの窃盗事件は複数の犯人が別々に起こしている? ちょっと賢い小学生だって、こんな理屈は可笑しいと言うだろう。 どう考えたって、同一犯による犯行じゃないか。 こういうところなんですよ。単純な事件なのに、解決まで相当な時間がかかる理由は。 こんな風だから、犯人に起こさせなくてもよい事件をどんどん起こさせてしまうのです。 僕が10代の頃、犯人と間違われた連続放火事件もそうです。 どうして、警察は、普通の市民の感覚に寄って立つことが出来ないのでしょうか。 もっとも、このような、変な感覚を有する警察官は、上述の刑事課長を含め、警察組織全体からすると、ほんの一部に過ぎません。 こんな一部警察官が居た所で、多数の良識ある警察官の存在によって、警察活動の瑕疵が修正されることに期待はできますが、こんな一部警察官がいるために事件解決が遅れ、警察組織の平均点が下がっていることを謙虚に受け止める必要があると思うのです。
2021.06.14
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読者の皆様方。 また、皆様方が驚かれる話をさせていただく事態になりました。 長期間、僕が受け続けている「嫌がらせ行為」について、一昨日、所轄署の警察官が呆れることを放言したのです。 な、なんと!「弁護士に頼んで、民事で解決したら、いいじゃないですか」と無責任な事を投げやり気味に言い放ったのです。 驚き呆れました。 皆様方には、この「嫌がらせ行為」については、再三、お伝えして参りました。 一時的にその行為の頻度と程度が減ることはあっても、警察が完全に解決することができないために、飛ばっちりを受けた僕の老父が硬膜下血腫を罹患したことも申し上げました。 僕が、今、受けている「嫌がらせ行為」の案件は、最初に僕の相談を受けた長崎地方裁判所の担当書記官が「裁判員を務めたことによるトラブルの可能性がある。そうでなかったとしても、これは警察が解決すべき問題です」と判断した事案です。 最初に相談を受けた所轄署警務課相談係長(警部補)も「受けます。警察として解決します」と約束し、後日、その上司の警務課長(警部)も「時間はかかっていますが、解決すべき案件です」と公言した警察処理案件です。 裁判所と警察だけではありません。長崎地検、最高裁メンタルヘルスサポートのカウンセラーと精神科医、新聞記者、法学者、弁護士なども異口同音に「警察が解決すべき問題だ」と言われるのです。 それなのに、所轄署の末端の警察官は、解決を投げて、弁護士に頼んで民事で解決するように言ったのです。 実は、一昨日のこの警察官の他にも、この所轄署には、数か月前、同様の事を言う警察官がいました。 その時も、僕は言ったのです。「最初に約束した通りの事をやって下さい」と。「あなた方の上司の警務課長が公言した通りの事をやって下さい」と。 成る程、刑事法違反や条例違反など警察が解決すべき事案の加害者の行為は、民事上でも不法行為責任を問われる行為であるわけです。 僕に「嫌がらせ行為」を続ける加害者の行為もそうです。 だから、その行為によって生じた損害の賠償を求めることも、その行為を差し止めることの判断を民事裁判官に仰ぐことも可能なのです。 しかし、それじゃ、警察の存在意義は? ということになりませんかね。 また、民事裁判に負けた加害者が、その判決ないし決定に従うとは到底考えられないわけですよ。 否、それ以前に、相手が100%悪いからと言って、僕が民事裁判の法廷で完全勝訴するとは限らないわけですよ。 第一、僕が完全に勝つためには、警察の協力が必要です。 加害者の「嫌がらせ行為」の実態に関する情報は、僕と警察が共有している部分もありますが、僕が持たず、警察だけが持っているものもあるのです。 民事裁判になった場合、警察が僕のために、その情報を民事法廷に出して、僕に肩入れするのでしょうか? 警察は民事不介入だから、民事法廷に関与できっこないのです。 裁判所と所轄署の幹部が、警察が解決すべき問題だと認めた案件について、「弁護士に依頼して民事裁判で解決したら」と言っていることは笑止。 でも、仮に百歩譲って、それを認めるとしても、完全解決のためには、またまた、警察が関係しなければならなくなる。 後先の事を考えず、その場、その場で思いついたことを口外する。 よく考えれば、無責任な事を言っていることが分かるのに。 豊田真由子元衆議院議員だったら、こう言うと思いますよ。 「この、馬鹿ァ~」 それに、民事裁判で、どのくらいの費用が必要になるのか、分かっているのか。 こう言うんだったら、僕も納得するわけだ。「民事の請求に関する費用は私が出します。また、最悪、私は警察を辞めて、民事法廷で貴方を勝たせるために証言します」
2021.06.05
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