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東海道線は、熱海から西がJR東海エリアとなり、長大な丹那トンネル(7,804m)をくぐり静岡県をひた走ることになる。丹那トンネルを抜けた、熱海の西隣が「函南」駅である。熱海と三島の間にあるこの函南駅は、この辺の中間駅としては珍しく駅員がホームに立って「ご乗車ありがとうございました。函南、函南です。」と構内放送もしている。中伊豆の畑毛温泉やゴルフ場の玄関口として送迎の車も発着していた。英国風な函南駅の駅舎駅の先に原生林があるようだ。函南駅前からの夕日。この時期、16時半頃といえば日の入りのようだ函南駅待合室に展示してあるNゲージ模型。113系が懐かしい。箱根峠温泉 富士箱根ランド スコーレプラザホテル伊豆畑毛温泉 大仙家高橋別館
2011.12.25
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日本中はまだ冬の気候だけども、南房総では菜の花などの花もちらほら咲き始め、春はすぐそこのような感じだ。【安房鴨川駅】太平洋沿いの外房線と東京湾沿いの内房線の終点で、南房総の拠点となる駅だ。赤い屋根と白い壁とリゾート風の駅名表記の安房鴨川駅房総地区での主流の特急「わかしお」(右)と元京浜東北線の209系普通(左)。いずれも青い海と菜の花の黄色のカラーとしている。【千倉駅】館山と並ぶ内房線の拠点駅で、シーズン時には東京や新宿方面に特急さざなみも出ている。スキーのジャンプ台を思わす屋根の千倉駅。千倉駅入口に咲いている菜の花2月の土曜には、特急型183系を使い、大宮から武蔵野線~京葉線~内房線経由で館山・千倉を結ぶ、全車指定席の快速「花摘み南房総」号が運転され、普段は乗り換えが必要な同区間を直通し、安く快適な旅が楽しめる。全車指定の快速「花摘み南房総」号【館山駅】内房線の拠点で、野島崎灯台や安房白浜方面のバスも出ている。オシャレな邸宅のような館山駅。バルコニーに立ち入ることも出来る(日中のみ)。駅のバルコニーからの眺め駅前にある、花で作った馬【25%OFF】[DVD] ぐるり日本 鉄道の旅 第7巻(内房線)内房線・外房線・京葉線・SLちばDC号/SL南房総号/SL春さきどり号館山サンセットユースホステル館山温泉 ホテル川端癒しめぐりの宿 夢みさき
2011.02.16
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【2019年10月19日】今回はブログにアップしていない出来事の中から2019年10月に川越まつりと同時期に行われた「川越車両センターまつり」の様子をこの時期は翌月の11月よりJR埼京線と神奈川県の相模鉄道(相鉄)の直通運転が予定され、埼京線の車庫である川越車両センターに相鉄の12000系車両がやってきて注目の的になった。埼京線の直通運転といっても実際には、新宿~渋谷~武蔵小杉~羽沢横浜国大~西谷~大和~海老名の区間がメインになり、川越からの直通運転はほとんどない。なので、川越車両センターに相鉄車両が来るのも普段はない(と思われる)更には、元々乗り入れている東京臨海高速鉄道(りんかい線)の70-000形車両も展示され、JRE233系7000番台とあわせて3社の車両が顔を並べた。そして相鉄のマスコットキャラ「そうにゃん」、りんかい線のマスコットキャラ「りんかる」、そしてSuicaペンギンの登場して癒しの場にもなった。相鉄グループのサイト東京臨海高速鉄道・りんかい線のサイト相鉄線羽沢横浜国大駅訪問の記事【2019年12月】ペットボトルの蓋で作ったE233系でお出迎え田んぼの中に川越車両センターはある。イベントらしく、様々な車両が整列している。左奥より相鉄12000系、JRE233系7000番台、りんかい線70-000形。いずれも埼京線を走っているが、顔つきや外見は全然違う。相鉄車両がJRに乗り入れるということは、逆にJR車両も相鉄に乗り入れるようになり、新しい時代の始まりになる。相鉄12000系には「そうにゃん」が表示されるのがユニーク。りんかい線のキャラクター「りんかる」の登場。この日は地面がぬかっていたので足にビニールがまかれていた。Suicaペンギンがお出迎えそうにゃんの登場こちらもSuicaペンギンがお出迎えりんかる、Suicaペンギン、そうにゃんのそろい踏み。今後、新宿方面から相鉄線やりんかい線(お台場、新木場方面)に乗る場合は行先に注意しないと全線違う方向に行かされるので要注意。「オトクなきっぷ」「おすすめの列車」などをまとめたサイトを作成しました。鉄道旅行の参考になれば幸いです^^
2020.06.06
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3月14日にJRのダイヤ改正が行われ、東京発九州方面の寝台特急「富士・はやぶさ」の廃止などが主な話題だが、埼玉県内では、川越線の日進~指扇(さしおうぎ)間に新駅「西大宮駅」が開業した。西大宮駅も交換可能駅で、実際に上下列車の交換も行われる現代風な感じのガラス張りの駅舎その名の通り、大宮の西側に位置し、さいたま市の西区役所がすぐ近くにある。この日(3月14日)と15日は、駅開業のイベントとして西区役所前の特設広場で、「西大宮まちびらきフェスタ」が開催される。韓国やアフリカなどの料理の屋台や、農産物の販売、アマチュアバンドのライブもあった。僕が行った時は、kookieというグループが出ており、明日へ向かうような内容の曲が多く、好感が持てるグループだった。アマチュアバンド「kookie」。観客もみんな手を振っていた。Kookie web区役所内では、「西くらしっく展」が行われ、川越線やその沿線の写真の展示がされていた。川越線は昭和60年9月までは電化されておらず、大宮~川越~高麗川・東飯能間でディーゼルカーが走っており、電化された今でも、僕にとってはそのイメージがある。それが今では10両編成の通勤電車が池袋や新宿・渋谷、更にはりんかい線を経由して、お台場などの臨海副都心を通り新木場まで行けるのだから、時代は変わったものだ。駅近くには埼玉栄高校や国道16号線もある。さいたま市の西の拠点として機能すると思うが、これからが楽しみだ♪川越東武ホテルカプセルイン川越Jリーグサインボール 大宮アルディージャ[AMS21OA]JR全線読みつぶし・乗りつぶし
2009.03.14
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【11月19日の旅行】 今回の鉄分補給は横浜方面にふらりと行ってきました^^使った切符は京浜急行で売られている「横浜1DAYきっぷ」。京浜急行の横浜~上大岡及び横浜市営地下鉄の横浜~上大岡(下車可能は横浜~伊勢佐木長者町及び上大岡)、更には横浜高速鉄道みなとみらい線の横浜~元町・中華街、そして横浜周辺の一部の横浜市営バスが1日乗り放題で、京浜急行の各駅(泉岳寺を除く)からフリーエリアの往復がセットになっています。みなとみらいや山下公園、中華街など横浜の街を散策するのに鉄道が足代わりに利用でき便利です。京急電鉄オフィシャルサイト品川発は1,110円で、京浜急行の券売機でも発売している。横浜まではもちろん京浜急行を利用する。赤い車体がメインで、快速特急の一部には転換クロス2ドアの2100形(右)も使われていいて快適だ。快速特急は時速120キロほどで飛ばすので久しぶりにその快感を味わった。一部の車両には京浜急行のマスコット「けいきゅん」も描かれていて、走りっぷりとは対照的にかわいらしいデザインだ。製造から35年以上経ている800形も普通列車で活躍している。前面スタイルや川崎大師にちなんで「ダルマ」と呼ばれている。こちらも30年以上活躍している2000形めんのほh。京浜急行では、品川~羽田空港、横浜、三浦半島方面の他に、羽田空港~京急蒲田~京急川崎~横浜~新逗子を結ぶエアポート急行も運転されている。羽田空港~横浜方面に便利だ。京浜急行の車両等の紹介に関してはブログ仲間の東郷Pさんのページでも行っています。^^横浜市営地下鉄の一部区間にも利用可能です。路線名は○○線ではなく「グリーンライン」(日吉~中山)及び「ブルーライン」(湘南台~戸塚~上大岡~桜木町~横浜~新横浜~あざみ野)と呼んでいるのが珍しい。横浜駅は現在工事中。いつでも工事を行っていることで横浜駅は有名になってしまったようだ。^^;元町・中華街駅に停車中のみなとみらい線Y500系。みなとみらい線は東急東横線に乗り入れ、更に渋谷からは地下鉄副都心線を経由して東武東上線や西武池袋線にも直通運転している。なので渋谷や新宿三丁目、池袋、川越や所沢にも直通で行ける。横浜~元町・中華街までほぼJR根岸線に沿うように走るが、こちらは海や港に近いエリアを走っている。元町・中華街駅は天井が高く、海外の駅の様な雰囲気だ。その名の通り中華街はすぐ近く。中華街に数ある門が異国情緒がある。中華料理屋も多く、食べ放題の店も目につく。せっかくなので上海料理四五六菜館(シゴロクサイカン)で「四五六特製そば」(864円税込)を賞味。タンメンの上にピリ辛の具材がのっかり、辛いのがまるっきりダメな人は食べられないが、辛いのが好きな人には良いかもしれない。四五六菜館のウェブサイトみなとみらい線の馬車道駅は赤レンガ倉庫最寄り駅なので駅もレンガ造りになっている。東京メトロ7000系もやってくる。「オトクなきっぷ」「おすすめの列車」などをまとめたサイトを作成しました。鉄道旅行の参考になれば幸いです^^※当ブログを「にほんブログ村」に登録しました。ポチよろしくお願いしますにほんブログ村にほんブログ村にほんブログ村
2017.11.23
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8月になり、浜松町駅の小便小僧はどんな装いなのか楽しみになってくる今回は、ライフジャケットを身につけ、海の安全を呼びかけるノボリを背負っていた。これからの時期、暑くなって海水浴や水遊びをしたいところだが、くれぐれも救助のお世話にならないようにしたいものだ今回は海の安全に関する呼びかけの衣装であった。海の緊急時には118番、海の救助ボランティア支援のための「青い羽根募金」の案内もあった。小便小僧の右肩にもしっかりと青い羽根があった。山手線E231系モノレール1000形東海道線E231系N700系東海道新幹線 東京行き特急踊り子110号。前より(付属編成)は東海道塗装だが…、後より(基本編成)は大宮地区(特急草津・あかぎ)の塗装だった※当ブログを「にほんブログ村」に登録しました。ポチよろしくお願いしますにほんブログ村にほんブログ村にほんブログ村
2013.08.03
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「川越まつり」は、期間中、昼から夜にかけても行われている。夜も山車が街中を練り歩いているが、提灯も灯され、昼間とは違った雰囲気が味わえる。10月20日より、西武新宿線の終点「本川越」駅に、副駅名「時の鐘と蔵のまち」が加わった。都心から川越のアプローチにはJR川越線や東武東上線の「川越駅」もあるが、「古い町並み」へ歩いていくには西武新宿線の本川越駅が近い。JR,東武川越駅と西武の本川越駅とは歩いて10~15分ほど。両駅間をバスだと約5分で100円。都心から旅行気分を味わうなら西武のニューレッドアロー「小江戸」が便利。西武新宿(JR新宿駅から歩いて約10分)から約45分、高田馬場から約42分。運賃480円、特急料金(指定席)410円。ニューレッドアローの座席。ユッタリ足を伸ばせる広さだ。菅原道真の山車菅原道真の山車の頭上を飛んでいる飛行船。徳川家光の山車。昼間とは趣が異なる。天鈿女命(あまのうずめのみこと)の山車道で山車がすれ違うときに、互いに向かい合い、同時に囃子を共演する「曳っつかわせ」もしばしば行われる。狭い道が多く、約5トン、高さ8メートルの山車を操りながらすれ違っていくさまは、まさに職人芸といえる技だ2台の山車が道で出会う左の獅子舞と右の「ひょっとこ」で囃子を共演する「曳っつかわせ」が行われる。狭い道での山車の行き違い。まさにスリリングだ2日間の祭りが終え、山車は保管庫に納められる。来年もゼヒ行ってみたい川越まつり公式サイト※当ブログを「にほんブログ村」に登録しました。ポチよろしくお願いしますにほんブログ村にほんブログ村にほんブログ村
2012.10.22
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【2月13日】特急ひたち3号で仙台に到着し、仙台で昼食をとったのち「仙石東北ライン」で次なる目的地に向かった。向かった先は仙石線の「野蒜(のびる)駅」。石巻湾にも近く、東日本大震災では津波の被害が大きかった地域の一つで、仙石線復旧の際は内陸の高台に線路や駅を移設した。従来海近くにあった野蒜駅とは歩いて15分程のところだが、旧野蒜駅ホームも被災した状態で保存しており、建物は「東松島市震災復興伝承館」として震災に関する資料など展示してある。乗り鉄お役立ちガイドでの「週末パス」の案内仙石線高城町~石巻には、ハイブリッド気動車を使い、仙台から東北線を通り塩釜から短絡線を通り仙石線と合流して快速運転で石巻へ向かう「仙石東北ライン」(上)と、あおば通、仙台から仙石線を各駅に停車して石巻に向かう205系通勤電車の普通(下)の2種類が存在する。高台に移転した野蒜駅は、新築の住宅のような雰囲気。駅周辺は住宅が分譲中のようだ。駅前にある赤レンガの建物は、地平の旧駅舎や復興祈念公園への地下道につなぐ入り口になっている。地下道を出ると展望スペースになって旧野蒜駅や石巻湾などが望める。下に降りて旧野蒜駅に向かう途中に児童公園もある。子供が楽しそうに遊んでいるが、この子供たちの中には震災を知らない子も多いことだろう。旧野蒜駅近くには慰霊碑のモニュメントもある。旧野蒜駅周辺には震災に関する様々な施設がある。現野蒜駅から歩いて約15分で旧野蒜駅に到着する。旧野蒜駅の駅舎跡は「東松島市震災復興伝承館」になっていて、震災に関する展示がされている。また、映像で実際に被災された方の体験談もあった。津波が押し寄せる恐怖や、医療関係の方は他の人の治療等に追われて自分の身内の安否がわからなく不安だったこと、津波で亡くなると顔などのもとの姿がわからず、それまでの体の傷などで身元を判明したことなど、想像を絶するような体験を聞くことが出来た。今までも震災に関する場所を訪問したが、実際の体験したことを聞くのも必要なのかなと実感した。駅のホームはヒビが割れて線路も曲がっていて、改めて自然の脅威を感じた。奥松島の玄関口として普段は穏やかな海が、この日は遠くからここまで押し寄せて海の恐ろしさを痛感した。これらの施設を訪問して、当時はかなり大変だったんだろうなとか、もうこんな災害はご免だと思って場所を後にして家に帰った矢先に大きな地震があり、本当にどうなるのか不安になった。地震そのものをなくすことは難しくとも、過去の教訓から命や町を守る知恵をつくり、後世に残していきたいと思う。「オトクなきっぷ」「おすすめの列車」などをまとめたサイトを作成しました。鉄道旅行の参考になれば幸いです^^
2021.03.05
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秋本番を迎え行楽にちょうど良い時期になり、コロナ感染もひと段落したようで人の動きも多くなったように思えますね。東京近郊で代表的な行楽地の一つ、神奈川県の鎌倉へ向かう臨時列車が「ホリデー快速鎌倉」。これがなかなか個性的な列車で、全車座席指定の快速なので特急型のE257系5500番台が使用されている。他に変わった点といえば、運転区間が「吉川美南(よしかわみなみ)~鎌倉」である。初めて知る人がこの区間を聞いて、一発で経路をイメージする人は少ないであろう。そんな列車で鎌倉方面に出かけてきた。吉川美南というのは埼玉県の武蔵野線で、埼玉県の中でも東に位置して千葉県にも近い。2012年3月開業と、武蔵野線駅の中では新しい。そんなわけでPRポスターが同駅に多く飾られている。吉川美南を出ると武蔵野線内はこまめに停車して、埼玉県各地からの客を拾う感じ。中央線乗換駅である西国分寺を出ると次は横浜になる。果たしてどうやって通るか想像つくでしょうか?吉川の南にあるとこことでこの駅名にしたのだろうが、南吉川や吉川南ではなく「美南」としたのがひねっている。高架駅がほとんどの武蔵野線だが、吉川美南は地平で駅前とほぼ同じ位置に線路がある。但し踏切はない。吉川はナマズの生息地としても有名らしく、「なまりん」というキャラクターもいる。手書きの乗り場案内もある。スキードームやラグビーボールを思わす吉川美南の駅舎。西口にはイオンタウン吉川美南があり、日中は賑わいを見せそう。東口はまだ工事中のようで、今後どうなるか気になる。ホリデー快速鎌倉に使われるE257系。元々は房総特急用だったE257系を緑ラインにした波動用になったようだ。東京地区の波動用は165系⇒183系⇒185系⇒E257系と変化しつつある。吉川美南駅は2面3線の構造で平日朝の西船橋方面に始発列車が存在する。この様な臨時列車や異常時の折り返し運転にも対応できる駅になっている。正面にはLEDだが愛称表示もある。武蔵野線のE231系と顔を合わす。武蔵野線の駅に鎌倉の行先表示が新鮮。快速とあるが指定席券は必要。知らない人が見たら間違えて乗ってしまいそう。シートカバーはないが当然特急の座席を使っている。但しコンセントはない。吉川美南を出ると次は越谷レイクタウンに停車する。こちらにもイオンレイクタウンがある。武蔵野線沿線はショッピングモールが目立つようになった。武蔵野線内をこまめに停車し、西国分寺を出ると次は横浜に停車する。時刻表上の地図だと南武線か横浜線でも通るのかなと思いがちだが、実際の経路は以下の通り(JR時刻表の東京近郊路線図コピー)以上の通り、通常は貨物列車しか通らない武蔵野貨物線を通り、新鶴見(横須賀線新川崎)を通り、鶴見から東海道線と合流する形をとる。府中本町を出ると多摩川を渡る。この後貨物線は大部分がトンネルで、まるで新幹線や地下鉄並みの割合になる。なので、景色はあまり楽しめない。新鶴見では新鶴見機関区を通り、様々な機関車を見ることが出来る。東海道線と合流する鶴見では、ホームがないのにもかかわらず運転停車をする。乗務員交代の他に、同じE257系の特急踊り子を先に通す。吉川美南から約2時間で終着の鎌倉に到着。こまめに客を拾い、結構乗車率は良かったようだ。これから12月にも運転されるようなので鎌倉に行くときは要チェック。鎌倉駅は右側の江ノ電と左側のJRの駅舎が隣り合っている。江ノ電の方が堂々とした建物のようだ。「オトクなきっぷ」「おすすめの列車」などをまとめたサイトを作成しました。鉄道旅行の参考になれば幸いです^^
2021.10.29
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群馬県の高崎から東方向に進み、世界遺産の富岡製糸場がある上州富岡などを通りコンニャクで有名な下仁田に至る上信電鉄には、自社のオリジナル車両や元西武の車両など様々な車両が走っているが、その中でも元JR107系の700形も活躍している。JR107系は昭和63年から平成にかけて製造された通勤車両で、高崎地区の上越線、吾妻線、信越線、両毛線などで2017年までJR線で走っていた。その後、同じ高崎地区の上信電鉄に一部編成が渡り、様々な塗装を施して活躍していた。 上信電鉄のサイト車体は107系と変わらず、塗装は往年のオレンジ系のカラーに塗り替えている。(705編成)どことなくJR西日本の105系やJR東海の飯田線で走った119系にも雰囲気が似ている。107系は急行型電車の165系の廃車部品を流用しており、天井のクーラーも国鉄特急や急行で見られるような箱型になっている。元々トイレがあったが、上信電鉄になってからは閉鎖されて使えない。行き先表示はLEDになっている。カラフルなロングシートが並ぶ。下仁田駅で先輩の6000形と並ぶ。上信電鉄の高崎駅は行き止まり式で先端には同社の鉄道むすめ「富岡しるく」のパネルもある。JR高崎駅ホームと上信電鉄ホームは少し離れているので要注意。アイボリーと緑のツートン塗装の701編成。こちらは行き先表示は幕式でJRと変わらない「高崎」となっている。704編成はJR107系時代と同じ塗装になっている(別の日に撮影)上信電鉄は高崎の郊外といった感じの平坦な場所を走るが、下仁田付近では急に山の中に入る。下仁田駅も山に囲まれている。昼食は下仁田駅前のレストラン「ヒロ」で下仁田カツ丼を賞味。歯ごたえもありなかなか美味だった。下仁田駅周辺は下仁田ジオパークと呼ばれ、ごつごつした感じの山や川が目立ち、自然散策も楽しそう。「オトクなきっぷ」「おすすめの列車」などをまとめたサイトを作成しました。鉄道旅行の参考になれば幸いです^^
2022.02.04
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【4月9日】この日は浅草から出る東武特急「リバティ会津」にて会津方面に出かけた。リバティ会津は、浅草から東武伊勢崎線・日光線で北千住、春日部、栃木、鬼怒川温泉などを通り、更に野岩鉄道(やがんてつどう)で川治温泉や湯西川温泉などを通って会津高原尾瀬口、そして会津鉄道に乗り入れて会津田島まで行く特急である。所要時間は約3時間10分で、東京地区から南会津地区まで直通で行ける希少な列車で、かつ全国的に見ても乗車時間の長い分野の特急といえる。使用した切符は、上記の東武鉄道で発行している「ゆったり東武会津フリーパス」。東京近郊の東武伊勢崎線などの駅から日光の入り口である下今市までの往復乗車券と下今市~東武日光及び、下今市~鬼怒川温泉~新藤原~会津高原尾瀬口~会津田島~会津若松~JR~喜多方までのフリー区間がセットの便利なきっぷ。詳細は東武鉄道サイトのおとくなきっぷの案内か、下記の自作サイト「乗り鉄お役立ちガイド」を参考に^^「オトクなきっぷ」「おすすめの列車」などをまとめたサイトを作成しました。鉄道旅行の参考になれば幸いです^^浅草6時30分発のリバティ会津は、下今市までは東武日光行きリバティけごんと併結。(どちらも3両編成)鬼怒川温泉~会津高原尾瀬口は男鹿高原(おじかこうげん)以外は各駅に停まるので停車駅が多い。ロボットの様な顔つきの特急リバティ。今回の会津の他に、きぬ、けごん、りょうもうなど多岐に使われる。東武の浅草駅はカーブでホームに隙間があるのが特徴。特急では渡し板が設置される。座席は和風の刺繡があり、コンセントも設置されている。浅草を出ると隅田川を渡る。この頃はまだ桜も咲いていた。前方にはスカイツリーも見える。日光地区に入ると杉の木が多くなる。下今市ではSL大樹用の展望室付き客車も待機中。下今市では後ろに連結していた東武日光行きのリバティけごんを切り離す。切離しが済むと貫通幌は中に収納される。下今市を出ると男体山や大谷(だいや)川が眺められる。新高徳付近では鬼怒川を渡り、しばらく並走する。鬼怒川温泉では日光詣色のスペーシアと顔を合わす。スペーシアは会津田島まではいかない。鬼怒川温泉付近では多くのホテルや旅館が建ち並び、温泉街の風情が漂う。但し、このうちの何軒かは廃業になって廃墟となったままだろう。特急リバティで鬼怒川温泉~会津田島のみの利用の場合は特急料金不要で乗車券のみで利用できる。(但し座席の指定はできない)但し、座席の指定を受ける場合や、範囲から外れた鬼怒川温泉~浅草方面にまたぐ場合は、乗車した全区間の特急料金が必要になる。鬼怒川温泉の先の新藤原からは野岩鉄道に入る。リバティの客室出入口には次駅などの案内表示があるが、会社のマークも表示されているのが細かい。川治温泉では会津若松発鬼怒川温泉行の会津鉄道AIZUマウントエクスプレスと行違う。野岩鉄道の終点会津高原尾瀬口では同社の6050系と顔を合わす。6050系はかつては東武鉄道や会津鉄道にも所属していて、このリバティ会津と同じく浅草~東武日光・会津田島の快速として運転していた。今は野岩鉄道内の新藤原~会津高原尾瀬口が主な活躍の場となっている。会津高原尾瀬口を出ると会津鉄道に入り次終点の会津田島。終点の会津田島に到着。ここからは会津鉄道の快速会津若松行きに接続し、会津若松には10時46分に到着する。浅草~会津若松は4時間16分で結ぶことになり、在来線としては割と速い。会津田島駅ホームではまだ雪が残っていて、かなりの豪雪地帯と想像できる。パシナコレクション 紅葉の野岩鉄道 [DVD]パシナコレクション 紅葉の会津鉄道 会津浪漫風号 [DVD]
2022.04.15
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【5月4日】この日はせっかくのゴールデンウィークなので、デビュー間もないHC85系特急ひだの試乗を兼ねて富山方面に行ってきました。顔つきはシンプルで愛称表示などはない。JR東海らしくオレンジの帯があるが、どことなく近鉄特急にも雰囲気が似ている。【参考】この3月まで特急ひだで活躍したキハ85系通称ワイドビュー(写真は特急南紀)行先表示等はフルカラーLEDになっている。名古屋から飛騨高山と通って富山まで行く。特急しらさぎが名古屋~金沢の運転になった今、貴重な名古屋~富山の特急である。HC85系の特徴はハイブリッド車であり、そのロゴもある。普通車の座席はオレンジ色で、肘掛にコンセントもある。デッキは木目調で落ち着いた感じ。ちょっとしたギャラリーもある。ハウブリッドに関しては詳しくはわからないが、エンジンにより発電し、モーターの力により車両を動かすようだ。客室にもその辺の様子が表示される。気動車なので列車番号の末尾には「D」が付けられるが、車内の形式は電車に準じて「モハ」(モーター付きの普通車)と表記される。高山線に入り美濃太田を過ぎると山あいの景色になり、飛騨川が寄り添い、様々な川の姿が見られる。時折ダムも見える。こうしてみると水をためている様子がわかる。下呂付近は温泉街の風情が漂う。水入れ後の田んぼと鯉のぼりの組み合わせが5月を実感する。先頭車デッキから前面展望ができるが視界はそんなに良くない。高山に到着。もちろん降車客も多かったが乗車客もそれなりにいて、外国人の姿も多かった。後ろ4両は高山で切り離し。今回乗車したひだ3号は、通常は後ろ4両が高山どまり、前2両が富山行きの計6両編成。ただし、この日は富山行きも4両で、計8両編成の運転だった。自由席は高山行き富山行き各1両なので要注意。高山線の各気動車に見送られて高山発車。高山の2駅先の飛騨国府で上りひだと行き違い。飛騨古川は白壁土蔵の街並みが有名らしく、ホームもそのようなイメージになっている。高山付近から先は宮川が寄り添い、流れは日本海側に向かう。富山県に入って最初の駅である猪谷はJR東海とJR西日本の境界駅なので乗務員交代も行われる。かつては神岡鉄道(国鉄神岡線)も出ていて構内は広い。猪谷~富山のJR高山線は全て富山市を通る。富山に近づくと立山連峰もそびえ立ち、富山らしい光景が繰り広げられる。高架の富山駅に到着。かつては様々な特急が発着した富山駅も、今は在来線特急はひだのみ。東京地区から北陸新幹線・富山経由で高山方面へのルートも楽しいが、富山では新幹線と在来線特急の乗り継ぎ割引(在来線の特急料金が半額になる特例)が適用されないので要注意。「オトクなきっぷ」「おすすめの列車」などをまとめたサイトを作成しました。鉄道旅行の参考になれば幸いです^^
2023.05.12
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【7月16日】7月15日より、東武鉄道の日光、鬼怒川方面に新しい特急車両「スペーシアX」がデビューした。現行の特急スペーシアをグレードアップした形で、普通車に相当するスタンダードシートの他にグリーン車に相当する「プレミアムシート」があるのが特徴だ。更に、コンパートメントシートやコクピットラウンジ、コクピットスィートなど格が上の車両もあり、新婚旅行など特別なイベントでも楽しめそうだ。東武鉄道スペーシアX特設サイトスペーシアXの特急料金【別途乗車券などの運賃が必要】浅草~東武日光スタンダードシート:1940円プレミアムシート:2520円従来のスペーシア・リバティ普通車:1650円欧風の品のある浅草駅が東武特急の旅のスタート。日中の東武浅草駅には、日光、鬼怒川、両毛方面の特急の他は、浅草~北千住の普通列車がメインになる。今回乗るのは13:00発のスペーシアX5号。他の特急にように「きぬ」「けごん」など方面別の愛称はなく、全てスペーシアXと呼んでいるようだ。浅草駅の改札やスペーシアXが発着する5番ホームも和風になって明るく落ち着いた感じになっている。白い車体がまぶしいスペーシアXが到着。デビュー間もないので駅は見物客でにぎわっていた。丸みを帯びた先頭部分も特徴。どことなく北陸の681系特急車両を思わす。【参考】金沢駅での681系特急サンダーバード・しらさぎ。両端の車両の窓も特徴的で、Xをイメージしているようだ。行先表示も、停車駅の他に車両の紹介画像も映し出されて、今までにないパターンだ。スペーシアXの中で最高レベルのコクピットスィートは、6号車運転台直後にあり、最大7人収容で展望を独占できる。6号車の半室はコンパートメントになっている。浅草駅先端ではカーブが急なので、車両とホームの隙間が広い。なので、特急乗車の際は渡り板を使用する。スペーシアXのプレミアムシートは2列+1列の配置なので、一人でも楽しめる。絨毯の上に並んだ黄金色のシートが高級感を出している。バックシェルもあるので、後ろの人に気兼ねなくリクライニングが出来る。もちろんカップホルダーやコンセントもある。電動リクライニングを備えているので、ゆったり倒せる。デッキにはチェーン式の荷物置き場があり、手持ちの交通系ICカードが鍵代わりになる(料金はかからない)浅草を出発し、隅田川と、生ビールをイメージしたアサヒビール本社ビルを眺める。テーブルもあるので、浅草駅で買った今半の牛肉重を賞味。スペーシアXをはじめとする東武特急にはワゴンの様な車内販売は無く、また、東武浅草駅の改札内に売店はないので要注意。スタンダードシートも明るい雰囲気で悪くない。春日部にも停まるので、気軽にスペーシアXの体験乗車が出来そう。終点の東武日光の手前でJR日光駅を通り過ぎる。JRの駅でもスペーシアXのデビューを祝う張り紙があった。JRと東武では東京~日光のライバルにも思えたが、今はJRは宇都宮~日光などの地域輸送に特化し、あまり争わないように思える。それどころか、スペーシアXの開発にあたり、JRや近鉄ひのとりなど参考にしたようで、個々ではなく鉄道全体が一丸となる姿が素晴らしい。浅草から約1時間48分で終着東武日光に到着。清掃スタッフに出迎えながらの到着になるが、きれいな列車で旅ができるのもこの方々のおかげというのも忘れてはならない。浅草駅では落ち着いて撮れなかったが、東武日光では編成全体を収められた。折り返し準備中の行先表示は「X」が表示されなかなか格好いい。最近Twitterのマークも青い鳥から「X」に変わったようで、どうしてもスペーシアXに見えてしまう。1号車はコクピットラウンジで、こちらもゆったりくつろげそう。長時間だと疲れそうだが1時間50分くらいならちょうどいいだろう。コクピットラウンジ利用者はカフェも利用でき、飲物や菓子類などが販売される。他の車両ではアプリによる予約制になるがこの日はシステム不具合で利用できなかった><どっちにしろしばらくは込み合いそうなので、落ち着いた時期にでも利用したい。ホームギリギリだが、従来のスペーシア日光詣色とのツーショットが実現した。スペーシアもデビューしてから33年たつが、それほど古さは感じられず、しばらくは一緒に活躍できると期待したい。「オトクなきっぷ」「おすすめの列車」などをまとめたサイトを作成しました。鉄道旅行の参考になれば幸いです^^
2023.07.28
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