その意味では、高速路線バスも高速ツアーバスも、平場の路線バスも、まぎれもないB to C(一般消費者向け事業)である割にはホスピタリティという点で心もとない。最終的には、現場を預かる一人ひとりの乗務員が、一人ひとりの乗客に対し、上記「友人を自宅に招くつもりで」接することこそゴールである。私も、高速バスターミナルでのバイト時代に接客に目覚め(その頃の思い出話は「中央高速バス~ふたつの路線~」、「秋田行きのお客様」の項を参照)、それを機にホスピタリティ産業に進んだ身。詳しくは書けないが、今後いろいろな立場からバスという産業のホスピタリティ強化のお手伝いにもまた、たずさわっていきたい。今のところ、年齢的に「マニュアル言葉」に慣れた層が多い高速ツアーバスのセンディングのアルバイトたちが最も無難にこなしているというのは言い過ぎか。それくらい厳しい状況だと認識するしかない。