From クルンテープ

From クルンテープ

2005年06月24日
XML
カテゴリ: タイ便り
タイに来て、歩行者が道路を横断するための信号というものをほとんど

交差点には設置されているところが結構あるけれど(でも「歩行者専用」
ではないかも)、歩行者が大通りを横断するための信号機は、皆無とは
言わないまでも、かなり少ないのではないかと思う。

じゃあ、通りを横断したいときはどうするか。
1つは歩道橋。でも、歩道橋もそんなにいくつもあるわけではない。
それに、近くにあったとしても炎天下でヒーヒー言いながら階段を
のぼりたくなーい! という人は、適当なところで道路を横断してしまう。


かつて、初めてバンコクに出張(カバン持ちとも言う)に来た頃、
ごはんを食べに行くたびに宿の目の前の大通り(片側3車線×2)を
横断しなければならなかった。

だけど、慣れない私にとってはそれが至難の技。
車通りが多いときはもちろんのこと、車が少なめでも、かなりのスピードで
飛ばしてくるので、やってくる車を見ていると怖くて一歩も踏み出せない。

他の人と一緒の時は「行くぞ!」と声をかけてもらって渡ることができた
のだけど、、一人の時はなかなか横断できず、かなりの時間を無駄にした。
結局、渡ることができずにぐるっと遠回りして歩道橋へ。。。
なんてこともよくあった。

でもタイに住むようになって、不慣れで小心者の私でも


そのコツとは、、、、

コツその1)一人ではなく何人かで渡る。一人だと目立ちにくいが、
大勢で渡っていれば車を運転している側からも見つけやすい。
特にタイ人が渡りはじめたら、
「げっ?今渡るの? 車が接近していて怖いよー」 


コツその2)車のほうを見ながら(睨みながら)ゆっくり歩く。
こちらの動きがゆっくりだと、車側もよけやすい。

コツその1は、「コツ」というほど特別のことはないのだけれど、
その2のほうは、私にとっては発見だった。
だって、車が接近する前にいそいで渡るんだから、走ったほうがいいに
決まってるでしょ! と思っていた。

でもそれは、ある一定以上の交通量がある道路では当てはまらない
ということが分かった。

ベトナムのホーチミンを訪れたとき、、道路を文字通り埋め尽くすバイク
の流れを突っ切って、通りを横断しなければならなかった。
ベトナム人の友人に言われる通り、一緒にいた何人かが一直線に並び、
普通に歩くよりも10倍くらいのスピードでゆーっくり、ずりずりと進んだ。
顔を、やってくるバイクの方向に向けて「今、渡ってるから、勝手によけてねー」
と必死にアピールしながら。

「早く進むと、よけようとするバイクの動きがついていかなくて、
かえって危ないよ」と言われ、なるほどと思った。
なるほど、タイでも、車がどんどん接近しているにも関わらず、みんな
堂々とした渡りっぷりだ。
焦って走ってる人なんていない。
最初は「なんてマイペースな。さすがタイ人。」と思っていたけど、
それなりの理由があってのことだったのか。。。

ウチから比較的近場で買い物を済ませようとするとき、私がよく行く店は、
いずれも大通りの向こう側。
道路横断のコツが分かったとはいえ、まだまだ達人には程遠い私。
たかが横断、されど横断。
買い物に行くのがとても億劫な今日この頃。

歩道橋をさくっと渡ればいい話なのだけど、かつての自慢の健脚も
今は見る影もなし。。。(涙)


thanon
↑ちょっと小さくてわかりにくいのですが、大通りってこういう感じ。
ここは片側3車線×2。中央分離帯のところにスペースがあるので、
2回に分けて6車線を横断します。






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2005年06月25日 11時28分11秒
コメント(6) | コメントを書く
[タイ便り] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

Comments

Phung @ Tui☆さん >なんと!タイにこんな本格的な温泉施設…
Phung @ TH333さん >お魚につんつん、されたいけどこわいけ…
Tui☆ @ Re:温泉へ! ~自然満喫カンチャナブリの旅(その2)(07/19) なんと!タイにこんな本格的な温泉施設が…
TH333 @ フィッシュスパ! お魚につんつん、されたいけどこわいけど…

Profile

Phung

Phung

Keyword Search

▼キーワード検索


© Rakuten Group, Inc.
X

Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: