土曜日の昼下がり。
たっくんのコンケンでのお友達(というかなんというか)第1号である、裏のお宅の男の子が、トコトコとやってきた。
おわっ! 来た!!
彼の「来襲」はこれで2回目。1回目はこの前バンコクに出かけた前日だった。
夕方早めに帰宅して、たっくんと外で遊んでいたダーが、ウチの裏手にあるお宅の屋外台所で
夕食準備中(屋外)のお母さんとお話しするうちに、そこんちの子が夕食の時間まで
ちょっくらウチまで遊びに来る・・ということになったらしい。
おおー! 念願の「ご近所遊び友達」!
体が大きいので結構年が離れているかと思いきや、実はまだ3歳だそうで、意外に年も近い。
こんなにあっさりとご近所の遊び友達が出来るなんて!!
良かったーーー
と、喜んで、食事の用意をしていると・・・・
目の前の窓のまん前にその男の子が。
「何してるの?」と私。
「ネコ、どこに行ったの?」(近所にいつも数匹のネコがうろついている)
「ああ、たった今、ここを通って裏の方にいったよー」と、答えると・・・
どたどたどた!
「、どっち?」と叫びながら、いきなり戸を開けて家の中に入ってきた!
そして裏口を開けてネコを発見すると、手を差し出して「めえ~お、めえ~お」と呼んでいる。
・・・いきなり入ってきたのでビックリしたけど、ま、子供だしね。
ネコに夢中なんて可愛いもんだ。。。
と、最初は余裕のワタクシ。
ところが、その後、これまたドタドタと居間のほうに突進する3歳児。
「おーーー、すげえ、なんでこんなにいっぱいオモチャがあるの?」と叫ぶと、早速一人で遊び始めた。
そう、確かに、たっくんのおもちゃは結構いっぱいある。
しかもちょうど、散らかしまくって遊んだ後、片付けていなかったから、
よけいに「部屋いっぱい」状態
お願いだから、そっちの部屋は見ないでくれー!っていうか、勝手にそっちの部屋に行くなよ!!
と、内心冷や汗をかきつつも、「おにいちゃんが今度は中で遊んでる~」と、
嬉々として後を追ってやってきたたっくんが、「きゃっ、きゃっ」と歓声をあげながら
一緒に遊んでいるのをみるとね。。。ま、いっかーという気にもなる。子供だしね・・
ところがです・・・
「おばちゃーん、おしっこ出るーー」(足をジタバタ)「ハイハイ、トイレ、そっちね」
あ、もう、出てきたの。
で? また台所に来るワケ? ちょっと勝手に冷蔵庫開けないでよ
「うわー、なんでこんなにいっぱい食べ物入ってんの?!」
あのー、いい加減に・・・
あ、ちょっと待って、そっちの部屋、入っちゃダメだってば!!
パソコンがあるから、絶対いじくりたくなるもん。
ふぅぅぅっ。
・・・やがて、もうひと遊びした後、お父さんが迎えに来て、
「やだー! もっとあそぶんだーーー!!」とジタバタしながら、
チビっ子台風は去っていったのでした・・・・
というのが、前回の「来襲」。
なんだか、それを契機に毎日でも遊びにきそうな勢いだったけれど、その翌日からしばらく
バンコクに行っちゃったり、連休があったりしたせいか、それ以後彼の声が聞こえてくることは
あっても、姿を見ることはなかった。
が、遂に2度目の来襲。
裏のおうちのお母さんが気がついて、何度もあの手この手で「帰っておいで」と、
声をかけているのだけれど、完全無視だ。
「いいんですよ、一緒に楽しく遊んでるみたいだし」と思わず言ってしまう私。
今回も勝手に家の中に入っておもちゃで遊び、(悪気はないんだけど)たっくんを2回泣かせ、「おしっこ出るーー!」といいながら、勝手口の脇で立ちションし・・・と、今回もなかなか激しかった。
ちょうど、出かける予定にしていた時間がきたので、
「ごめん、出かけなきゃいけないから、また今度ねーーー」と、半ば無理やり
(「じゃあ、遊びながら待ってる」とでも言いそうな勢いだった・・)お引取り願った。
ふうっ。
それにしても・・
小さい男の子が遊びに来るってこういうもの?!
それとも、タイの人(特に田舎?)は自分の家と他人の家の境が低いとか?
でも、後で弟に無理やり引っ張ってこられた、この子のお兄ちゃんはちょっと遠慮がちだったし、
文化の違いってワケじゃないか・・
いずれにしても・・・たっくんのご近所遊び友達は欲しいけど、
毎回これかよ・・と思うと、ビミョーだわっ
でも、「男の子の母親」やってると、そのうちこういうことにも慣れてしまって、なんとも思わなく
なるものかな?!
男兄弟なしで育った私には、ちょっとしたカルチャーショックな出来事でした・・・
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