2010.05.01
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カテゴリ: その他本関係



このページは、なんだか恋愛物ばっかだな…(笑)

アンナ・カレーニナ〈4〉 (光文社古典新訳文庫) アンナ・カレーニナ〈4〉 (光文社古典新訳文庫)
まず一言、言わせて下さい。あらすじで物語の核心に触れるような事は書かないで欲しいです!本を開く前に何気なく裏表紙のあらすじを読んでこの先の展開が分かってしまった事、か~な~り~~落ち込みました(泣)若干しょぼくれた気持ちで読み始めたのですが、そんな事すら些事に思えるほどグイグイと引き込まれてしまった。平坦で穏やかな生活よりも、燃え上がるような刹那的な愛を選んだアンナ。アンナこそ、この物語のタイトルに相応しい。凄まじい生き様でした。・・・でもリョーヴィン達の方が断然共感できる(笑)
読了日:04月21日 著者: レフ・ニコラエヴィチ トルストイ


月桃夜 月桃夜
奄美を舞台に描かれる、美しくも哀しい物語。奴隷ヤンチュとして育った兄妹フィエクサとサネンのお話にすっかりと引き込まれてしまいました。短気だけれど優しいフィエクサと、涼やかで美しいサネン。二人の関係は、温かく柔らかで、でも時折ピンと張りつめたようなギリギリの緊張感が漂う。互いを求め合うからこそ、触れられないもどかしさ。真暗闇の中で雨に濡れたサネン花の甘い香りが、ふわりと立ち上ってくるようでした。残酷で、不条理で、とても美しい。
読了日:04月18日 著者: 遠田 潤子


A・D-天使の嘘- (ゼロコミックス) (リブレコミックス) A・D-天使の嘘- (ゼロコミックス) (リブレコミックス)
キャラがどれも可愛いですねぇ♪特筆すべき点は多々あるものの、中でも気になってたまらないのがフォースと、りくのあの親密さ!(笑)何で?何でなの?ちゃんとストーリーを追っているし、邪な心で読んでいるわけでもないのに。ついついフォースの言動にドキリとしてしまう自分を、どうにかしてください・・・(笑)続きが楽しみです!
読了日:04月18日 著者: あき


心霊探偵八雲 第2巻 (あすかコミックスDX) 心霊探偵八雲 第2巻 (あすかコミックスDX)
原作でストーリーは知っているので、とりあえず漫画版では八雲の匂い立つような色気に注目(笑)美しい。ヒロインの晴香がちょっと可哀想になってしまうくらい美しいです。原作よりも無愛想な感じがしないのも良いですねぇ。表情が豊かになっているというか。奈緒ちゃんを見つめる目が優しい・・・
読了日:04月18日 著者: 作:神永 学


時の旅人クレア〈3〉―アウトランダー(3) (ヴィレッジブックス) 時の旅人クレア〈3〉―アウトランダー(3) (ヴィレッジブックス)
再読。ラリーブロッホでの束の間の幸せ。ジェイミーと、姉のジェニーがあまりにも共通点がありすぎるので(容姿の美しさも、気性の荒さも)つい笑ってしまう。静かで幸せな前半部と、拷問の血生臭さが漂ってくるような過酷な後半部。一度読んだにもかかわらずあまりの落差に呆然。「自分の痛みには耐えられる。だが、君の痛みには耐えられない。そんな強さはおれにはない」何度読んでもこのジェイミーの台詞に胸を打たれます!そしてその言葉が嘘ではない事は実証済み。ジェイミーとクレアが穏やかに暮らせる日は来るのだろうか・・・
読了日:04月17日 著者: ダイアナ ガバルドン


アンナ・カレーニナ〈3〉 (光文社古典新訳文庫) アンナ・カレーニナ〈3〉 (光文社古典新訳文庫)
何て事だ!すっかりアンナ&ヴロンスキー、キティ&リョーヴィンの立場が逆転してしまった。愛、嫉妬、不安・・・社交界で活躍していた、アンナの魅力は何処へいったのでしょう。この時代の「世間体」というのは、本人が思っている以上にその人の人生を左右するものなんだなぁ。どんどん落ちぶれていくアンナをタイトルにするとは、ある意味すごい(笑)一心にアンナを信じ心から慕っている息子セリョージャが、ただひたすらに哀れです。さて、いよいよ最終巻。
読了日:04月15日 著者: レフ・ニコラエヴィチ トルストイ


アンナ・カレーニナ〈2〉 (光文社古典新訳文庫) アンナ・カレーニナ〈2〉 (光文社古典新訳文庫)
解説の読書ガイドの中で、「アンナのエピソードは面白いが、リョーヴィンが出てくると途端に退屈になる読者もいる」みたいな事が書かれてありましたが、そんな事はありません!リョーヴィンの農業経営に対する考え方は面白いし、アンナ×ヴロンスキー達とは違って一歩一歩着実に、キティへの愛を育んでいくのが微笑ましい。農奴解放後のロシアの、結婚観についても面白く読みました。恥も外聞もなく、ヴロンスキーとの愛に身を焦がすアンナは、確かにリベラルな思考の持ち主だったんだろうな。
読了日:04月11日 著者: レフ・ニコラエヴィチ トルストイ


時の旅人クレア〈2〉―アウトランダー〈2〉 (ヴィレッジブックス) 時の旅人クレア〈2〉―アウトランダー〈2〉 (ヴィレッジブックス)
再読。18世紀にタイムスリップし、ハイランドの戦士ジェイミーと結婚することになったクレア。政略結婚とはいえ、お互いの尊敬から始まった二人の親密な関係には、読んでいるこちらがニヤリとしてしまいます。ジェイミーが愛情を持ってクレアの事を「サセナッフ」(よそ者)と呼ぶのが好き。この時代で恐ろしいのは魔女裁判。取り替え子や黒魔術が普通に信じられているような世界だから、医学の知識があるクレアは明らかに魔女。怖い、怖い。
読了日:04月11日 著者: ダイアナ ガバルドン


時の旅人クレア〈1〉―アウトランダー〈1〉 (ヴィレッジブックス) 時の旅人クレア〈1〉―アウトランダー〈1〉 (ヴィレッジブックス)
再読。やっぱりこのシリーズは最高に面白い!第二次大戦直後、夫とともに訪れたスコットランドで、突然18世紀にタイムスリップしてしまった従軍看護婦クレア。元の世界に置いてきた夫には悪いけれど、18世紀の赤毛のハイランド青年ジェイミーの魅力には抗えないですね・・・(笑)怪我をしても薬も痛み止めもなく、化膿して死に至る不衛生なこの時代で、クレアの医学の知識がとても心強い。でも、そうか・・・現代の女性の服装は、18世紀には裸同然なのね。
読了日:04月06日 著者: ダイアナ ガバルドン






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最終更新日  2010.05.01 11:05:44 コメント(4) | コメントを書く


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