エージェント6(シックス)〈下〉 (新潮文庫)
今回はアメリカを舞台に展開するかと思いきや、突如7年後のアフガニスタンへ。アヘン漬けで心身共にボロボロの状態のレオ。一体どうなっちゃってるの!?と不安と疑問だらけで読み始めた下巻。過去の空白のピースが埋まっていく度にやりきれなさと切なさが募る。レオとライーサの出会い。出会った瞬間から愛を貫いてきたレオの一途さに思わず涙が零れます。ソ連という閉塞的な国家と、時代の変遷を背景としながらも、根底にあるのは間違いなく「愛」だと思う。素晴らしい三部作でした!!次回作も楽しみにしています。
読了日:09月10日 著者: トム・ロブ スミス
DEATH NOTE (10) (ジャンプ・コミックス)
再読。でたーーー!「削除」攻撃(笑)魅上の「神!!キラ!」の表情が好きでたまらないよ。それにしても月の性格は酷いね、「ふっ女なんて簡単なもんだ」と本気で考えてるのが怖いよー。月と魅上、もっと慎重に行動すれば最高のパートナーになりそうな気がするんですが・・・。
読了日:09月12日 著者: 小畑 健
水滸伝 10 濁流の章 (集英社文庫 き 3-53)
呼延灼、格好良い!!やっと楊志に代わる魅力的な人物が出てきました。部下に慕われる大らかさと、調練で見せる厳しさ、そしてほんの少しのユーモア。何だか久々にバランスのとれた人物のような気が(笑)梁山泊にはどんどん有能な人材が集まってくる。同時に少しずつ赤い札も増えていくのは悲しいですが・・・。李逵の料理はいつ読んでも美味しそうに思える。何巻だったか、「飯を一緒に食うと心が通じ合う」というような事が書かれていて、なるほどなぁと思ったのを覚えています。
読了日:09月13日 著者: 北方 謙三
君に届け 14 (マーガレットコミックス)
借り本。あ~爽子と風早君のところは、もう読んでて訳もなく顔が緩んでしまう(笑)なんだろうね、この初々し過ぎるカップル!まー主役の二人はどうにでもなれ!と置いておいて。気になるのは千鶴とあやねちゃん。龍はどこまでも男前ですね!千鶴が徹兄ちゃんの事を好きでもずっと待っていたんだから、きっと千鶴が振り向く(というか素直になる)までこれからも辛抱強く待っている事でしょう。あやねちゃんはケントとピン、どっちとくっつくんだろうなぁ・・・。すぐに続きが読めないのがもどかしい!
読了日:09月15日 著者: 椎名 軽穂
NO.6〔ナンバーシックス〕(2) (KCx ARIA)
紫苑とネズミがますます可愛くなっていく~!1巻目でちょっぴり感じられた硬さや遠慮のようなものがなくなって、キャラ達に動きが出てきた気がします。原作を読み返していると思う位忠実に描かれているのも嬉しい。紫苑はやっぱり白髪の方が可愛いなぁ。なんだかんだと言いながら、紫苑の世話を焼いてしまうネズミが笑える。アニメよりも笑い要素がたっぷりで、これからのシリアスな展開もこのノリでいってくれると嬉しいですね!
読了日:09月17日 著者: 木乃 ひのき
NATIONAL GEOGRAPHIC (ナショナル ジオグラフィック) 日本版 2011年 09月号 [雑誌]
今回の特集で一番心に残ったのが、みなしごゾウのお話。襲うのは人間だけれども、助けるのも人間。ゾウにも豊かな感情と知性があり、人間と同じように甘えたり嫉妬したりするという。毛布を掛けられた子ゾウの写真が可愛かったな~。ブラジルの少子化問題。50年で出生率が1/3になったという驚き!世界の出生率の図を見てみると、やはりアフリカが圧倒的。貧困と出生率は比例関係にあるようですが、子供の数が増えるから生活が貧しくなるのか、それとも経済が発展しない事が結果的に出生率の増加に繋がるのか・・・どちらなんだろう。
読了日:09月17日 著者:
水滸伝 11 天地の章 (集英社文庫 き 3-54)
のぉぉーー!!ここで死んでしまうのか!!個人的には宋江よりも好感が持てる人物だったので、ここで命を落としてしまうのは本当に残念でならない。林冲と史進の掛け合いを微笑ましく見守っている姿が目に浮かぶようです。あぁ、本当に惜しい・・・。北方水滸伝、毎回ラストで一人重要人物が死んでいるような気がするので、ページ数が少なくなってくると身構えるようになりました(笑)杜興は良い味出してますねー。強い心を持つ者にはきっと一生分からない痛みや迷いを理解できる唯一の人。梁山泊の兵士皆が強い訳ではないもんね。
読了日:09月17日 著者: 北方 謙三
皐月鬼 (角川ホラー文庫)
シリーズ三部作完結。なんでしょう、この寂しい終わり方は・・・。皐月とネネは、いつまで探し続けているんだろう。再会する事はできるのかな。消化不良ではあるけれど、このシリーズの雰囲気を考えるとこういう余韻を残した終わり方も納得できます。人間の世界と妖の世界がふわりと溶け合ったような描写は今作も美しく、読んでいて優しい気持ちになれる。恒川光太郎さん同様、ホラーよりもファンタジーに近い作品。角川ホラー、新しいジャンルを作った方が良いんじゃないだろうか??(笑)
読了日:09月17日 著者: 田辺 青蛙
徹底図解 三国志―群雄割拠の時代を駆け抜けた英雄たちの物語
これ一冊読めば、三国志の大まかな内容は理解できます!全編カラーで戦場の動き等も地図で載せられているため、小説を読みながらだととても理解しやすい。主要な登場人物も美麗イラストで描かれているのが嬉しい限りですね。(実は赤兎馬にまたがった呂布が一番カッコイイのは内緒^^)それぞれの細かいエピソードまでは網羅されていないものの、流れを掴むのには最適な一冊。
読了日:09月17日 著者: 榎本 秋
2011年マイベスト本☆ 2011.12.29 コメント(14)
11月☆読書メーターまとめ(2) 2011.12.25 コメント(8)
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