【隅の風景】恩田陸
【内容情報】(「BOOK」データベースより)
【目次】(「BOOK」データベースより)
ロンドンで絵を買う/チェコ万華鏡/ほどよい距離、ほどよい広さー郡上八幡/不信心者の「お伊勢参り」/『冷血』と家光の墓ー日光/雨の街、風の城ー台湾ブックフェア報告/仙人は飛び、観音菩薩は微笑むー韓国雪嶽山/スペイン奇想曲/阿蘇酒池肉林/熊本石橋の謎+馬刺し憧憬〔ほか〕
やっぱり恩田さんの紀行文は面白いです~
以前、紀行エッセイ 酩酊混乱紀行「恐怖の報酬」日記
を読んだ時に、
「恩田さんは飛行機恐怖症」だという事を知ったのですが、多少は克服されたようですね!
ご近所の韓国や中国ならともかく、ヨーロッパというのはなかなか辛いハズです。。。
小説のための取材ではなく、漠然としたインスピレーションを得るための旅。
だからこそ無意識下で取り込んだイメージが、恩田さんの小説に生きてくるんでしょうねぇ
あるひとつの風景から、どこまでも妄想が大きくなっていくのがスゴイ(笑)
過去に読んだ小説や、好きな映画等、あちこちで小ネタが出てくるのが嬉しいですね。
≪オススメPoint≫ 国内外の紀行文 酒と美味いモノ 面白い!
飛行機恐怖症&高所恐怖症だけれども、一旦その国に降り立ってからは、
とにかく ビール、ビール、ビール三昧
な様子には、心の底から感服しました…(笑)
私が恩田さんにひとかたならぬシンパシーを感じるのは、実はこの「ビール」のためで
こよなくビールを愛する者にとっては、とても素通りできないのですよ!
チェコの生ビールは、何杯飲んでも後味が爽やかで温度管理も完璧らしい
私もソーセージのマリネやピクルスをつまみにチェコのビールが飲みたい! 飲みたい!
刻んだ生たまねぎが乗った豚肉の煮こごり「トラチェンカ」も食べてみたいですー。
付録で、「旅のブックガイド」というものが載せられていました
↓ 気になる本が沢山あったので、機会があったら読んでみようと思います。。。
「ビールと古本のプラハ」千野栄一
「悪魔のピクニック」タラス・グレスコー
「TOKYO STYLE」都築響一
「パレオマニア」池澤夏樹
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