Laub🍃

Laub🍃

2012.08.23
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カテゴリ: ●書
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しかしこれは…友情ものだけど百合センサーがちょっとはたらいてしまう…

お互いしか居ないからこその相互依存、「自分のことを大好きでいてくれる」というただ一点のみでお互いのことを気に入っているという危うい共存、だからこそ相手のためには何でもできるというその底力。

全てが夏の暑い朦朧とした全てを圧倒する空気と共に押し寄せます。


最後のシーンは夏の夜、少しひんやりして闇を味方に付けられるようなあの空気のようで。
その中で必死に走る主人公は妹を探す姉のようで、魂の片割れを探すような悲痛さで、
帰れなくても、目にする通行人が異様な姿になっていっても、立ち止まらない壊れた執念をもっていて。


こんなに必死になれる相手が居るなんて羨ましいな、なんて思ってしまいます。





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最終更新日  2016.05.05 00:44:34
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