Laub🍃

Laub🍃

2014.07.16
XML
カテゴリ: ●新書

「命題コレクション 哲学」
52人の命題とそれに至るまでのその人の生き様が過不足なく書かれています。




そこで、スピノザの項を読んだのですが



やっぱりスピノザ・・・・・・可愛い・・・・・・・・・・・・!!!


・「真理より幸せ」
スピノザは自身の苦労が哲学のきっかけになったというあたりが、
すごく人間臭いと感じます。
デカルト批判のあたりの理詰め度がすごかったので、もっとなんというか
理系男子、それも哲学版オタクみたいな印象を受けていたのですが
なんだろうこの人すごく可愛い。人間臭くてかわいい。



・スピノザは色々と難を受けまくる→
周りの人の好意でなんとか生きて頑張ることができた→


という哲学





受け身・・・・・・・!!!

すごく受け身・・・・・・・・・・!!!!





デカルト批判の言葉を見て、この人すごく厳格だなぁと思っていたのですが
なんだか結構ほやんとしているというか、ものすごく愛でたくなる人だなというか・・・・・・





しかし




・自らの働きを停止し、受容することだけを望む精神には、当然、無以外の何ものも
 齎されはしない(´;ω;`







・観念のほうのイニシアティブに期待していた『知性改善論』は未完に終わってしまう

不幸な作品『知性改善論』。これはこれですごく読んでみたい・・・・・・・!!




・退却だーーー!!!
→「転換する勇気」を学ぶ

拘り続ける勇気もあれば、転換する決意という形の勇気もある。


・精神の逞しさが口癖
・でもそれをメインに語ることはなかった


哲学者としてというより、
「人間」スピノザ、そして「真理より幸福を求めた」スピノザの姿が
生き生きと浮かんできます。

本当に日常に馴染んでいるもの、または心の支えとして全ての自分の手の届く範囲に
内在を感じる、求める、与えるものというのは案外語れない、語ろうとしないものに
なるのかもしれません。



結論:人を励ます時にも「精神の逞しさ」
人間の能力で重要なものについても「精神の逞しさ」を挙げるスピノザは
一所懸命な一生懸命な切実な感じが伝わってきます。とても可愛い。











ps


スピノザの人生についての本というのも入手したので近々読んでみたいです。
今書いているレポートが「デカルトとスピノザ」に限定されているので
当分お預けですが・・・・・・・orz






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2014.07.16 11:14:17
コメント(0) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: