この頃は一月中旬過ぎとも思えない程、暖かい日が続いて助かります。雪も滅多に降りそうも無くありがたいです。このまま春になるとは思いませんが、やはり暖冬のようですね。
難聴会の皆さんが楽しみにしていた新年会をT市の温泉で実施しました。
年賀状でも「新年会を楽しみにしています」との書き込みが沢山ありました。
高齢者が多いので(雨が降らないように・・寒くありませんように)との願いが通じて曇りだったけれど、まずまずの天気でした。
まるで小学生の遠足のように楽しみにされている会員さんが、ニコニコ顔で次々とやってこられました。会員13名に要約筆記者が5名。送迎バスでは難聴者の間に要約筆記者が座って、私が話すことを書いて伝えてくれます。皆さんは、文字を追って目で聞く(読む)のです。
「参加者のうちYさんとGさんは足が痛い、Oさんは血圧が高い、Sさんは家族旅行、と言ってお休みで~す」と私が言うと数分してから、筆記を見た方から「ありゃ~身体が悪いと困るね~」「折角だったのにね~」とか大きい声でワイワイガヤガヤ・・揺れるバスの中で筆記されてて、気分が悪くなられた筆記者もおられて気の毒でした。
会場に着いて、席順も聞こえない方の隣に要約筆記者が座るようにして、ちょっと聞こえにくい方は少し要約筆記者から離れる席に座ってもらいます。
難聴者に対して要約筆記者の方が少ないのでマンツーマンと言うわけにはいきませんができるだけ皆さんに情報保障ができるように配慮します。
「自己紹介と近況報告を話してください」と進めると各自思ったことを気負い無く話されます。難聴会のいいところは(聞き間違いして笑われないだろうか?話の内容がわかるだろうか?何回も聞きなおしていいだろうか?)と考えないでいいことです。
聞こえないと自分が話している音量がわからないので大きな声になりがちです。でも会では、そんな心配もしなくていい・・何回聞き返しても、大きな声を出しても笑う者はいない。自分の気持ちのまま話せるのです。だから皆さん殻を脱ぎ捨ててリラックスされています。本当にニコニコ楽しそうです。
話の中でも「私は耳鳴りがひどくて聞こえなかったけれどK耳鼻科でいろんな補聴器を試聴させてもらって、今では会話もできるようになりました」等と言われると「その耳鼻科の住所を教えて(下さい)補助は出ると?」と色々な質問が出て、本当に情報交換の場です。
二年前に入会された人は「家族の話も良く聞き取れなくて、孫も大きくなると、聞こえないからあまり話し掛けてこない」そうですが入会した後は家族から「顔が明るくなった」と言われるそうです。「この会が楽しみでね~。ずっと続けていきたい」と言ってくれると私も張り合いがあります。
他に「補聴器はうるさくて頭が痛くなるから何十年も使ってなかった」と言う方に私がK耳鼻科を紹介して、何度も試聴してピッタリ合った補聴器が見つかった人もいます。
それまでは全て筆談だったので家中メモと鉛筆を置いていたのが今ではメモも姿を消し、会話ができるとのこと。それでも「電話とテレビの聞き取りは難しいけれど一対一なら会話ができるので充分幸せです。主人が一番助かっています」とニコニコ顔で話されていました。本当に笑顔が増えられました。
人間どんなに年を取っても最後まであきらめたらいけないとつくづく思います。
食後ゲームをしました。ピンポン球をウチワで扇ぎながら早くゴールまで進めた人が勝ち・・とか、2チームに別れ、ズラ―ッと並んで背中に二文字を手書きで申し送りする・・など童心に帰ってはしゃぎました。ウタがフユになってたりネコがマネになってて爆笑です。
腹の底から笑えるっていいなぁと思います。笑い皺が増えるのはいい。
要約筆記者のおかげで話の伝達もでき大変楽しい時間を過ごせました。
皆さんお疲れ様。また、お会いしましょう・・と笑顔で会場を後にしました。
では また・・