とても寒いです。寒波到来。これでも東北地方に比べれは温かいでしょうね。
先日第五回目の若い難聴の集いを行いました。回を重ねるごとに賑やかになってきて昼飯を用意しようということで包子と中華スープで始めました。
食べて、喋って、手を動かして(筆談)笑顔満開。七名集まりました。
店(二階)の外の歩道まで笑い声が聞こえているそうです。
(毎回のように友人が差し入れを持ってきてくれます。顔馴染になりました)
今日は要約筆記応用講座の閉講式でした。
前回、講習の時のテープの声が5~6割聞き取れていたのに今日は殆ど聞き取れませんでした。声は入っているのに言葉が判りません。途端に不安になりました。
何を話しているのだろう?どんな話?と気持ちが雲がかかったようになります。
何で聞えないのか??理由は風邪を引いたからです。
この冬は年齢がいったのか、三回も風邪を引きました。引いては治り、また引いて治り・・の繰り返しです。
肉声は聞えていたのでマイクなどが聞き取りにくいことに気付きませんでした。
隣に座っていた要約筆記の方に「何でか今日はマイクが聞えないの。風邪だからかな?」と言いましたら閉講式の間ノートテイクをしてくれました。
なんと言う安心感だろう・・筆記を読み取りながら式の進行が手に取るようにわかります。
県難聴会会長として挨拶に立った私は次のように話しました。
「風邪を引いて人工内耳でも聞き取り難いです。
聞えないということは辛く、私以外の沢山の難聴の方の為にも要約筆記の重要性、必要性が痛感されます。
受講された方は現場で難聴者の耳代わりになって下さい」と話しました。
受講生の感想として
「とても難しいです」
「聞き取って書くだけで精一杯で難聴者の方のことまで考える余裕がありませんでした」
「人生最後まで挑戦・・と思って受講しましたが、ついていくだけで精一杯です」
など話されました。
(書いていただいてありがとうね)と筆記を読み取りながらここにいる存在感を思いました。
要約筆記者Bさんに「風邪を引いたらマイクが聞き取り難いことがわかった」と話したら「私達普通の者でも風邪を引いたら聞こえ難くなるよ。飛行機に乗ったときなど気圧の関係で聞こえ難くなるから」と話していました。
「人間の身体って生身だからね。良くも悪くも・・」とBさんとお喋りしていました。
私が風邪を引いたのは何年ぶりだろう・・・こんなに長引いたのは人工内耳装用して初めてではないかな?肉声は聞き取れるがマイクが聞き取れなくなるのは新たな発見でした。
以前補聴器の時は、声は入るが言葉が聞き取れなかったので殆ど読唇で生活していました。人工内耳を装用した今は読唇力が、かなり落ちています。
以前の五割くらい落ちています。
でも人工内耳がはるかに聞える今、補聴器時代に戻りたくありません。
というか戻れません。
人工内耳の左耳は聴神経に電極を繋いでいるし右耳は全く聞えないからです。
だからマイクの時は要約筆記の方に助けてもらおう・・・と思いました。風邪が治れば聞き取りも戻るでしょう。それまであと少し・・風邪が治るのを待とう・・
嬉しい事に受講生の中に30代の県庁マンがいました。
地域福祉課のMさんは以前、パソコン要約筆記講座も受講されて県庁の中ではちょっとした要約筆記スペシャリストです。
「こんな場合はノートテイク」「大きな場所ではスクリーン、オーバーヘッドプロジェクター」と仕事場で問われれば答えているそうです。
県庁内でも要約筆記の必要性が理解されつつあるのかな?
Mさんは、最近某福祉大会でもパソコン要約筆記で現場デビューをされています。
行政の若いMさんが要約筆記に関心を持ってくれて有難い限りです。
これからも難聴者のための理解と啓蒙のため要約筆記、人工内耳、補聴器、耳マーク・・と連携しながら進めていけたらいいなぁと思っています。
では また・・