梅雨明け宣言の後いきなり真夏日がやってきました。今までは例年より気温が低く涼しく感じていたので、暑いのは堪えますね。
先日人工内耳のことでNHKTVに出ましたが知人、友人から「見たよ」「良かったよ」と多数のメールが入りました。見ていただいてありがとうございます。
当日NHK放送局の方にも数件の問い合わせがあったそうです。
地元のNHK放映後、翌朝は九州全域でも放映されたので他県からの問い合わせもきたそうです。
それでNHK担当者から「michiさんの住所やFAX番号を教えていいですか?」とのことだったので勿論すぐに承諾しました。
実を言えばNHK放送局からは去年も取材依頼がきていました。
その時は私の子供達も一緒に出演してくれないか・・・とのことだったのでお断りしました。
末娘は「私のお母さんは耳が聞えないって考えたこともない。私にとっては普通の一般のお母さんと同じなので、聞えないお母さんから育てられたと一度も思ったことはないから取材を受ける必要性がない」と言うのです。
私は家庭では(聞えないから子供達にすまない)と口にしたことは一度もありません。むしろ普通の親より厳しく育てていましたので、子供達が「普通のお母さんと全く変わらない」と言うのは当然のことです。
このような経緯があり、今回は家族は出なくていい・・・とのことだったので取材を引き受けることにしました。
本当のことを言えば顔も出さずに難聴のことを世の中に訴える方法がないのか?と思う。
でも自分が発言した事には責任を持たなくてはなりません。
4分程の放送時間の取材は本当に大変です。
今度で5回目のテレビ出演ですが毎回取材者の大変さに同情しています。
こんなに沢山のフィルムを回すのか?
こんなに時間がかかるのか?私生活まで入り込まないと内容がいいものができません。
テレビの内容は人工内耳に関することです。佐賀では人工内耳の手術が出来る病院がないので難聴者自身が人工内耳のことを知りません。これでは選択の幅が狭められてしまいます。
人工内耳は賛否両論ありますが、医学が進歩した現代では副作用も少ないし補聴器で効果がない方の最後の手段と言われるほど難聴者にとっては希望の光なのです。
これを私だけの胸に秘めておくのは勿体ない。
「こんなにいいのがあるのよ」と知って欲しい・・・ただその気持ちで取材を受けました。
子供達も「お母さんが難聴の活動をしたいならしたほうがいいよ。知らない人に広めたいならお母さん自身が取材を受けることを決めたら?」と理解してくれたので・・・
思ったとおり人工内耳のことを初めて知った・・・という人たちが家族を通じてFAXや、尋ねてこられた人もいます。
私に会われた方は「こんなに聞えるのですか?」とビックリされています。
何でかというと付いてこられた家族の方の普通の低い声でも聞えて会話ができるからです。
「希望が見えてきました。自分は一生耳と関わりのない生活になるのかと思っていたが貴女を見て勇気が湧いてきました」と60代の方も話されていました。
「要約筆記がありますよ」と言ったら、とても喜ばれて「知らなかった。本当にいいものがあるのですね」と言われ、情報を伝えていく必要性を感じました。
人間は可能性があるならあきらめないで欲しい・・・
同じ人生なら少しでも良い方法を見つけて楽しく生きて欲しい・・・
いつもそれを原点に情報を伝えていきたいと思う。
店に来られた時に暗い表情だった方がパァーッと明るくなって帰られていく・・・・
本当に私まで嬉しいです。
今までのテレビ放映は耳マーク、要約筆記だったけれど佐賀で馴染みのない人工内耳が
一番の反響だったようです。私に出来ることを気負わずに続けていって情報発信をしたいと思っています。
では また・・・