このところ猛暑が続いています。ちょっと前までは夜も涼しかったので(今年は冷夏かな?)と思っていたのですが、梅雨が明けたらやはり猛暑・・・これから1ヶ月以上も続くのでしょうね。
先日主人が亡くなってから12年目の祥月命日を迎えました。毎年和尚さんにお経をあげてもらっていますが、今年は子供達、三夫婦、孫4人の家族が増えました。和尚さんも「オー―ッ賑やかですね」とビックリされていました。
主人が亡くなってから二年近くなってから始めた卓球・・・
淋しさを埋めよう・・・身体を動かした方がいい・・と思って卓球クラブの門をたたきました。
運動神経が鈍い私はなかなか上達しません。
最初は球が天井へいったり、隣のコートの人に当たったり失敗の連続でした。
サーブ、スマッシュ、試合のルール・・・知らない事ばかり・・・
あまりの下手さに注意されてばかり・・上達しないので教えてくれる方に気の毒で「すみません」と、つい口に出る・・・球もコートからオーバーばかり・・・ヒョロヒョロ転がり落ちる。
それでも最初の一年間は一回も休みませんでした。
練習は店が終わってから7時から9時まで、週二回です。
店のお客様が遅くまでおられると練習へ行く時間も遅くなります。
雨の日も合羽を着てチャリンコで20分ほど・・・
「とにかく休まずに真面目だから」と卓球クラブ会長よりラケットのラバー張替えをご褒美に頂いた事もあります。
下手でも続けていくと少しずつ、少しずつものになっているみたいです。相変わらずヒョロヒョロした球を投げてスピードもありませんがバックも何とかできるようになりました。
一番困るのは試合時の≪蚤の心臓≫です。
練習の時は、少しはバシッと打てるのですが試合になると途端に球に切れ味がなくフワーッとした球しか打てません。手が動かなくなるのです。
「私、蚤の心臓で試合は全くダメなのよ」と言うと、皆さん「嘘~嘘ばっかり」と言われます。
却って沢山の人の前で話す講和は全く平気なのです。
ドキドキもしないし、(難聴関連の講和の依頼を受けますが)誰かが乗り移って喋っているのではないか・・・と思うほどあがらずに話すので、それを知っている人は≪蚤の心臓・・≫が信じられないようです。
卓球の試合は平均して大体、月に一回ほどあります。
難聴会の用事がない限り卓球の試合も殆ど出ています。
ところが蚤の心臓なので勝ったことがない。せいぜい一回戦を突破するくらいです。
こんなに勝てないのに何故試合に行くのかというと、帰りの温泉が目的で行っているようなものです。第一に温泉、第二が県外の試合会場まで車で行くのでドライブ気分を味わえる、第三に試合が目的・・・というように不謹慎なのです。
ところで佐賀では聴覚障害者の卓球人口が極めて少ないそうです。
それで数年前から「障害者国体に出場してみたら?」と言われていました。
聴覚障害者・・というだけで卓球の種目に出場できるらしい(嘘みたいな本当の話)
今年の国体は大分大会で九州という近場だから店をあまり休まなくて良いので承諾しました。すると俄然、火が点いた??
半月ほど前の障害者卓球九州大会では初心者の部、敗者復活戦トーナメントで、あれよあれよ・・・というまに準決勝まで行ったのです。6回試合しました。いつも一回戦を漸くクリアするくらいだから私自身、ビックリでした。
そして先週、長崎での試合は(勿論初心者の部)のトーナメントで決勝戦まで行って負けました。仲間がビックリする事・・(あの下手なmichiさんがねぇ)とても喜んでくれました。
いつも指導してもらっている監督も私の試合を見ていたけれど「蚤の心臓だから見ないで下さい、あっちの方に行っててください」と頼み込んでコートから離れてもらいました。
誰かが応援してくれると緊張してダメなのです。
表彰式でも現金なことにマイクを通した私の名前が聞えました。
「二位、佐賀のmichiさん」勿論すぐ賞品を頂きに行きました。
ラッキーな事にコーヒースプーンでした。
こんなふうで何でも努力すれば報われる日がくるんだなぁと実感しています。
これからも下手な卓球を続けていきたいと思っているこの頃です。