久しぶりに一雨で少し涼しくなりました。毎日ジリジリ焼けるような熱気から開放されてちょっと一息つきましたネ。
先日のテレビは地震があって延期になり7月27日に全国放映されました。
全国でも反応があり、難聴者自身ではなく友人・・・という方からもFAXが届きました。
難聴の友達を心配しておられることが文面から伝わってきます。
人工内耳のことで本当に情報が広まっていない・・・ということを痛感しています。
「人工内耳を耳鼻科から進められたけれど果たして良いのかどうか?」
「補聴器を使っているけれど言葉が聞き取れない、人工内耳は聞き取れるのか?」
「人工内耳をしたらどれくらい聞えるのか?聞えるようになるのか?」
「人工内耳している方の話を聞きたい」
「シャンプーできるのか?」
もう既に数通FAXがきていますが、いずれもNHK放送局に私のFAX番号を聞いて問い合わせがきます。
勿論、当事者にとって藁にも縋る気持ちがひしひしと伝わってきますので必ず返信します。
疑問に思うのは受診した耳鼻科で、何故他の人工内耳装用者から話を聞けるように段取りをしてくれないのか?ということです。
私の場合人工内耳装用者に初めて会ったのが難聴会でした。三人くらい話を聞いて、その後受診した長崎の耳鼻科でも手術を決めないうちから、頼んだわけでもないけれど「人工内耳装用者にお会いして疑問に思うことを何でも聞いてみたらどうですか?」とセッティングしてくれました。
勿論私も術後、他の人工内耳手術希望者にお会いしていろんな質問に答えました。
医師は当事者ではないので本当の人工内耳のメリット、デメリットは解らないと思います。
*手術して暫くは頭皮が引っ張られるように痛いこと
*人工内耳を装用したすぐは音に慣れず、かなり疲れて早くスピーチプロセッサーを外してしまいたいこと
*一日の内長く着けて音に慣れたほうが良いけれど、最初のうちはとても一日着けておれないほど疲れてしまうこと
*私の場合は幼少の頃から聞こえ難くなったのではじめて聞いた音が沢山あって、その度に何の音か?を回りに確認していたこと
本当に慣れるまでは、いつも音に慣れずに神経を使い果して気疲れが多かったことなどを、今しみじみと思い返しています。
私の知人の二十代の人工内耳装用者は本人がなかなか人工内耳を装用しないので三年経った未だに言葉の聞き取りが上手くできません。
このようにとても個人差があるのです。
人工内耳を装用したらすぐ聞き取れる方もいますが普通は慣れるまで三ヶ月くらいかかるようです。
耳鼻科から人工内耳を進められたが装用者が回りに一人もいないので不安・・・という方が多いです。
それをどうして耳鼻科の医師にいわないのでしょうか?
自分のことなのに何で遠慮するのでしょうか?
本人も疑問点を医師に聞く勇気を持たないといけないと思う。
テレビに出たことで改めて人工内耳の情報の少なさを感じました。
私は今まで聞えなくて不自由なことが沢山あったので悩んでいる人をほって置けません。
どんな小さなことでも伝えたいと思う。
私に出来ることは何でもしたいと思う。
そして自分で納得して人工内耳装用を決めて欲しいと思います。
聞き取り難い方にとって、聞き取れる事は最大の願いなのです。
こんなに医学が進歩した現在でも人工内耳に関してまだまだ情報が広まっていない事を残念に思います。
地道に一つずつ・・・広める役割りを担っていきたいと思います。