B'zFan ON★THE★NET

「ACTION」


☆BGM　 黒い青春

シュウ 　 これがまた、ジャジーな、これ。　最初イントロは、ウッドベースはね。
稲葉 　 ウッドベースだね。
松本 　 えーと、ウッドベースも入ってる。
シュウ 　 いや、かっこいい。 どうしたんです？ じゃ、ジャズ寄りですか？ 最近は。
松本 　 「最近は」 って、おれ…、ほら、もともとジャズの学校とかも行ってたときあったからあ。
シュウ 　 ああそうか。
松本 　 ああい…、ああいうの、なんかこう、あるんだよね。
シュウ
松本 　 なんちゃってジャズ。
シュウ 　 なんちゃってジャズ（笑）
松本 　 うん。
シュウ 　 えー、これはどういう曲ですか？
稲葉 　 これはまあ、青春とゆわれる、いわゆるこう、こうー、なに？ かんきつ系のさわやかなこう、はじける感じ～じゃなくて、なんか。
シュウ 　 うん。
稲葉 　 隠れてコソコソやってるイメージもあるじゃないですか。
シュウ 　 アルアル。
稲葉 　 うん。　そっちのほうを、ちょとクローズアップしたような（笑）
シュウ 　 （笑）
松本 　 （笑）
シュウ 「純情ACTION」 もぉ、ね、そうですけども、今回のアルバムの中に入ってる曲の中にはですね。
松本 　 うん。
シュウ 　 若いやつも。 あ、ちゃう。 若いやつが聴いてぇ、「あ、先生に教えられること」 みたいな、なんかこうヒントになることは、キーワード、ものすごい入ってますから。 今回のアルバム。
松本 　 うんうん。
稲葉 　 うん。
シュウ
松本 　 うん。
シュウ 　 曲の中の構成、あいかわらず凝ってますよね。
稲葉 　 ああ、そうだね。
松本 　 今回は特に凝ってんじゃない？
シュウ 　 ね。
松本 　 うーん。　あのー、今までの、あんまり凝ってると思ってなかったんでぇ。
シュウ 　 （笑）　普通やったんや。
松本 　 うーん。　だから、今回その、メロディーもぉ。
シュウ 　 うん。
松本 　 なんちゅーかな、Ｄメロっていうの？
シュウ 　 うんうん。
松本 　 少し、場面転換のメロディーなんかも出てき…。
シュウ 　 どんどん出てきてる。　うん。
松本 　 きたいな、っていうのがありましたよね。
稲葉 　 作ってる。
シュウ 　 ねえ。
松本 　 うーん。
シュウ 　 「きみのことがね　好きですたぶん　ボクに点数つけないから」。
ちょうど20周年ですよ。 点数付けると、松本さんは何点ですか？ 稲葉っち。
稲葉 　 点数？
シュウ 　 はい。
稲葉 　 99ぐらいがいいんだ。
松本 　 ハハハッ
シュウ 　 キター！ これ、うまいなー、これ。
稲葉 　 うん。
松本 　 いや、点数付けないから、ずっとやってこれたんじゃん。
シュウ 　 イヤイヤ、付けたとしたら。　もう20年たちましたから。
松本 　 ああ、そうね。
シュウ 　 そろそろ振り返ってねえ。　その１％、気になるじゃないですか。
松本 　 ハハッ
稲葉 　 それが伸びしろですよ。
松本 　 （笑）
シュウ 　 のりしろ。
稲葉 　 伸びしろ、伸びしろ。
シュウ 　 伸びしろ（笑）
松本 　 伸びしろ（笑）　あー。
シュウ 　 ということは、もうちょと伸びてほしい。
稲葉 　 伸びてほしいというか。
松本 　 うーん。
稲葉 　 その、なんか99ってよくない？
松本 　 うんー。
シュウ 　 言うてる意味分からん（笑）
稲葉 　 あーー、あとちょっ……。　こういう…。
シュウ 　 アハハハッ
稲葉 　 こういう感じがいい。
シュウ 　 うん、そうね。
松本 　 （笑）
シュウ 　 たとえば。
稲葉 　 やっぱそれは、ほら、自分が、あのー、納得してない部分とか、当然、それぞれあると思うし、自分自身にね。
シュウ 　 うん。
稲葉 　 で、普段もずーっとギター持って練習してるしぃ。
シュウ 　 全然話、してくれへんしね。
松本 　 （笑）
シュウ 　 ギターばっかり抱きしめてね。
松本 　 そんなことない。
稲葉 　 うん、最近特にそうだね。
シュウ 　 ほんとにね。
稲葉 　 うん。
シュウ 　 もう、付き合ってる人って、かなんね。
稲葉 　 ハハハハッ ハハハッ
シュウ 　 「そんな、ギターばっかり抱いて」 っていうか。
稲葉 　 （笑）　「ギターと結婚してんのー？」 ってよく、あの…。
シュウ 　 そうそうそう。
稲葉 　 ね。
シュウ 　 うん。　あのー、逆に稲葉っち、何点ですか？
松本 　 うーん、ま、難しいね、そうやって数字で言うのはね。　ただ、ほら、もう、デビューの時からさあ。
シュウ 　 ウン。
松本 　 もうそのー、期待をはるかに超えてるからあ。
シュウ 　 アッハハハハハ
稲葉 　 点数付けないで、苦手だから。
松本 　 うーん。
稲葉 　 そんなに。
シュウ 　 期待をはるかに超えてる…（笑）
松本 　 うーん。　はるかに超えてもう、すごいとこに行っちゃってるからあ。
シュウ 　 うーん（笑）
松本 　 てかもう、ほら、おれたちさ、持ち場持ち場でセパレートだからあ。
シュウ 　 うんうん。
松本 　 なんて言うの？ んでー、音楽作るときは一緒だけどもさあ。
シュウ 　 ほおほお。
松本 　 それができて、ショー。　ショーっていうか、ツアーとかになると。
シュウ 　 ふんふん。
松本 　 その、持ち場持ち場で。
稲葉 　 うん。
松本 　 我関せずで、自分たちのことやってるじゃないですか。
シュウ 　 そやねえ。
松本 　 うん。　だから、あとはもう、その、自分のみぞ知るとこなんじゃないの？　その、のこ…。
稲葉 　 そうだよ。　結局、そういうふうになっちゃうんです。
松本 　 足らないところって。
稲葉 　 うん。
シュウ 　 でもB'zは、アレじゃないですか。　松本さんが作ろうと思って、出来上がったところで、もう。
稲葉 　 そうですね。
シュウ 　 この、すごい出会いは、ミラクルですけども。
松本 　 そうですねえ、うんー。
シュウ 　 何点ですか？
松本 　 ん～～～、まあ、じゃ、余力を残したところで、99点にしとこうか。
シュウ 　 アッハッ！　大人な会話になる！（笑）
松本 　 フフッ
シュウ 　 120点でもいいんですよ。
松本 　 あ、今おれ、120って言おうかなと思ったけど。
シュウ 　 言おうと思たでしょ？
松本 　 うん。
シュウ 　 ああ～（笑）
稲葉 　 ま、まあ、何点でもね。
松本 　 そうそうそうそう。
稲葉 　 （投げやりな感じで）　ハイハイ。
シュウ 　 （笑）　そして、3曲目、 「SUPER LOVE SONG」 。