●○なつ。の本棚○●

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2004年12月03日
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カテゴリ: ★★★な本
書名からもなんとなく感じたのだけど、恋愛にのめりこみすぎてしまう女性のお話。

別れた女性にしつこくつきまとわれ、職も失い、友人たちの信用もなくした男性が、同じ職場のパートのおばさん「水無月」と話をするところから物語りは始まります。


「私は結婚していたことがあるから、その女の子の気持ちも少し分かる・・・・」


そうして水無月の回想シーンに入り、この回想シーンこそがこの物語のメインです。


「諦めると決めたことを、ちゃんときれいに諦めるように。

二度と会わないと決めた人とは、本当に二度と会わないでいるように。

私が私を裏切ることがないように。

他人を愛するぐらいなら自分自身を愛するように。」


何度も繰り返し強く決心したはずなのに、同じ過ちを繰り返してしまう女性。



人を愛し苦しむ女性の気持ちの描写がとても巧みで、一気に読めてしまいます。

後半も飽きさせない展開で、最後の1ページまでとても面白かったです。





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最終更新日  2004年12月03日 23時52分14秒
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