●○なつ。の本棚○●

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2005年06月21日
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カテゴリ: ★★★な本
ご存知大ヒットドラマのノベライズ版です。


二代将軍 徳川秀忠の第一子で、後に三代将軍となる「家光(幼名 竹千代)」。
その竹千代の乳母である「春日局(かすがのつぼね)」の半生について書かれた物。
女の園である大奥を取り仕切っていた「春日局」でしたが、その一生は決して華々しいものではありませんでした。
身分の低い春日局がどうやって大奥取締役にまで成り上がったのか。
そして春日局の生き方について、わかりやすく書かれています。

乳母として家光(幼名 竹千代)を、本物の母親以上に溺愛した春日局。
母は強し、と言いますが、竹千代のためだと思うとどんな事でもやってしまうところがすごいです。(^_^;)


それほどまでに家光のために奮闘する春日局ですが、家光自身からは疎ましく思われていて、それがなんだか現代の母親像と重なって切ないです。
いわゆる、世話焼きすぎて鬱陶しがられている状態ですね・・・・。
そんな春日局が亡くなるシーンでは、もう号泣ものでした(T-T)

現代とも通じる母と子の愛憎、そして歴史がわかりやすく学べてしまう、とっても面白い本でした(^^*
早く第二章が読みたいです~~!





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最終更新日  2005年06月22日 22時26分12秒
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