●○なつ。の本棚○●

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2005年11月11日
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カテゴリ: ★★★な本
《憎しみは、どこまで人を惹きつけるのだろう。》


銘酒の里といわれる飛騨・高山の、東の鮎川酒造・西の天青(てんしょう)酒造。

十数年前に焼身自殺を遂げた父の恨みをはらすため、立ち上がった兄妹は・・・。



面白かった~~~~~!!!!


酒造りや花火師、ホストや女優

その分、専門的な話が多くて逆に最初は少し読みにくかったのですが、中盤物語が転がりだすと息もつけないほどの勢いで読めました!

そして、終盤はもう、涙・涙・・・。
悲劇です。
ほんとに・・・泣けました゜゜(´□`。)°゜。ワーン!!

この本は、三人称(主に二組の兄妹の視点)で書かれているので、主人公と言える人はいないように思います。
だからこそ、それぞれの人物に感情移入してしまいます。
どこにも悪人なんていないのに・・・なんでこういう悲劇が起こってしまったのか。
そう思うと泣けてしまうのです。。。

花火師のことが特に詳しく書いてあって、これは是非! 映像化してほしい と心から思います。
花火の色や形を頭の中でいろいろ想像しながら読むのですが、いかんせん想像力に乏しいので・・・。f(^^;) ポリポリ
ドラマにうってつけの脚本になると思います!

難を言えば・・・と細かいところで気になるところはありますが、それを含めても、面白かったです!!

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最終更新日  2005年11月11日 09時40分10秒
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