さ・や・ん~sayang~

さ・や・ん~sayang~

PR

Profile

かほ(*^-^*)

かほ(*^-^*)

Keyword Search

▼キーワード検索

September 1, 2006
XML
カテゴリ: 自然


2006-8 タカサゴユリ


駐車場の脇の側溝の向こうの隅っこに
去年は小さな葉っぱだけだったタカサゴユリ。

今年も小さな葉っぱを見つけたので、草取りしても残しておきました。

あんまり日あたりもよくありませんが、ゆっくり成長して
今は、凛として咲いています。

花筒の中には、蜜や花粉を求めて集まってくる虫たちを待って
小さなきみどり色のクモが潜んでいました。

このユリは、大正時代に観賞用として導入された、台湾原産の植物ですが
小さな翼のついた種が風に乗って新しい土地へと飛んで行き、荒地でも生息できるので


本来のタカサゴユリは、花弁の外側が紫色がかっているらしいのですが
沖縄原産の真っ白な花のテッポウユリとの交雑種も見られるそうです。
我が家の真っ白なこのユリは、厳密に言うと「タカサゴユリ」ではないかもしれませんね(^^;)。

~~タカサゴユリのライフサイクルが、とってもおもしろい(*^-^*)

風に乗って飛んできた種が自分の生息場所を決めると
最初は、小さい葉だけを育てます。
一生懸命に光合成をして栄養分を作って
自分は小さな葉だけなので、あまり栄養分を消費することなく、球根にどんどん溜めていくの。

2~3年経って充分な栄養がたまったら、花をつけるようになり
どんどん広がるかと思ったら
た~くさんの花を咲かせた後には、まるで風のように消えてしまうのです。


長期間同じ場所には生育しにくいのだそうです。
病原ウィルスが殖える、などして、住めなくなる前に
たくさんの花を咲かせて、種を飛ばし、子孫を新天地へ旅立たせるんですね。

物言わぬ植物の、生き残るための知恵には、いつも驚かされます。


      ◆ タカサゴユリ ☆ まめ知識 ◆


        ■日本名:タカサゴユリ
        ■科・属名:ユリ科 ユリ属
        ■原産地:台湾








お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  September 6, 2006 03:06:36 PM
コメント(2) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: